


SwitchBotボット
筆者の評価:3.5 / 5.0
SwitchBotボットのスペック表 | |
発売年 | 2017年 |
価格 | ¥4,180 |
本体サイズ | 横4.4cm×縦3.7cm×奥行2.4cm |
重量 | 約42g |
電源 | CR2リチウム電池×1個 |
対応OS | Android、iOS、watchOS |
誘導角度 | 135° |
- 使いやすさ
- 3
- 対応AI
- 3
- 設置場所
- 3
- コスパ
- 3
- スマートホーム化
- 3
使ってよかった
- 照明のボタンや家電のスイッチなどをスマホで遠隔操作できる
- タイマー機能で自分の好きな時間に家電を作動できる
- 両面テープが強力なため設置後の落下の心配がない
使って残念だった
- スマホのBluetoothが届く範囲しか操作できない(SwitchBotボットのみの場合)
- スイッチやボタンを手動で押しにくくなることがある
- 作動させるのに数秒のタイムラグがあり、10秒ほど待つことがある
レビュー総評
これまで手動で操作していた自宅設備や家電を遠隔で操作できるようにするSwitchBotボットは、とっても地味だが、実際に導入してみると自宅のスマート化が一気に進んだ気になる。
約4,000円で購入できるため利用価値や満足度はとても高く、おすすめです!
この記事の目次
SwitchBotボットを見ていく

SwitchBotボットは、指先だけで収まるコンパクトなサイズです。

正面は操作するボタンはなく、薄くSwitchBotとロゴが入っているシンプルなデザインです。色は黒と白があります。

裏面には、両面テープがついた状態で梱包されています。
上面は、家電のスイッチやボタンを物理的に押してくれる装置があり、作動させると前後に動きます!
付属品には、本体を設置する際にボタンやスイッチとの段差をなくしてくれる台と予備の両面テープ、スイッチモード専用のパーツが入っています。
スイッチモード専用パーツをSwitchBotボットに、引っ掛けて使うとボタンを押す以外に、引っ張り上げてくれるため、上の写真のような左右で押すスイッチでも電源のON/OFFが可能になります。

価格と購入方法
SwitchBotボットは、公式サイト、Amazon、楽天市場で購入ができます。
公式サイトは定価4,180円ですが、Amazonだと5%ほど割引がきくため購入するならAmazonがおすすめ。

使い勝手
SwitchBotボットは、家にあるボタンやスイッチ式の家電に設置し、スマホのBluetoothと接続して遠隔操作をします。
我が家の照明は、全てリモコンがないボタン式で部屋を移動する際、部屋ごとに毎回付けたり消したりしていました。日常生活をする中で、1日10回以上は照明や家電などのボタンを押し消ししてめんどくさく、もっと効率の良い方法はないかなと思いSwitchBotボットを導入しました。

Bluetooth接続のため、遠隔操作や音声での操作が出来ず機能が限られて汎用性が低いと感じた。
Switch Botボットは、押す機能の他に以下3つの機能があります。
- スイッチモード
- カスタムモード
- スケジュール機能

スイッチモードは、押す機能と物理的に引っ張り上げる機能の2種類が別で操作できます。
我が家のスイッチは固く切り替えるのに多少の力を使い、スイッチモードで引っ張り上げられるかのと思ったのですがしっかり機能してくれました。
スケジュール機能では、SwitchBotボットを作動させたい時間にセットしておくと自動でON/OFFが使えます。
例えば、仕事から家に帰る時間を逆算してセットしておけば、帰ってすぐにお風呂が入れたり、ご飯を炊けたりします。
ですが、注意する必要もありSwitchBotボットだけだと、Bluetoothで操作するため外出先からの遠隔操作が出来ずスケジュールの取り消しや変更が出来ません。
遠隔操作をしたい場合は、SwitchBotハブミニも購入する必要があります。
対応AI
前置きとして、AIには対応しているのですが、SwitchBotボット単体だとAIに接続できず、外出先から遠隔操作や音声の操作が出来ません。
SwitchBotハブミニも揃えてようやくAIを使えるようになります。
音声操作や外出先から操作する場合に、スマホやスマートスピーカーに搭載されているAIアシスタントを使います。
- Alexa
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- CLOVE
などのAIアシスタントが対応しています。

SwitchBotボット単体だと、スマホでの操作だけで範囲が家の中に絞られるため、スマートホーム化には少し物足りなさを感じます。
設置場所
SwitchBotボットは、押す機能が売りなためボタンの近くに設置します。
設置方法は、元から両面テープが付いているので、他に必要なものはありません。また、電池式で設置場所が限られないのがSwitchBotボットの良いところです。
我が家の一室は、上の写真のようなスイッチ式で下に多少のスペースがあるためSwitchBotボットを貼り付けるだけですぐに使えました。
ですが、スイッチが複数ありスペースが確保出来ずボットの高さが足りない場合は、付属の台を取り付けることで高さが増し設置するスペースが確保できます!
また、防水ではないので、お風呂の中にしか沸かすボタンがない方は、注意が必要です。
SwitchBotボットのコスパ
SwitchBotボットの値段は、41,80円となります。

と思う方もいると思います。
僕も最初は同じ意見でした。ボタン1つ押すのに約5,000円は、少し高いんじゃないかと思ったのですが、実際に使ってみて満足する価値はあると意見が変わったのです。
機能面は、押すことしかできないのですが、アイデア次第では、照明やコーヒーメーカー、パソコンなどありとあらゆるボタンやスイッチをスマホで操作できるのは、画期的な商品だと思います。
約5,000円でボタンを押しに行く時間と労力を補えて、満足度はとても高くおすすめです!
今すぐ購入したいおすすめの人
- メインの照明がボタンやスイッチの人
- 仕事で帰宅するのが遅くなる人
メインの照明がボタンやスイッチの人
メインの照明がボタンやスイッチしかなく、リモコンがない方にSwitchBotボットをおすすめします!

電気の消し忘れや手がふさがってスイッチが押せず、消しに戻る必要もあり面倒だなと感じてしまいます。
僕みたいな悩みを抱えている方には、一度SwitchBotボットを試してみる価値アリ!
SwitchBotボットは、リモコンのようにスマホで操作しボタンを物理的に押してくれるため、今まで抱えていた悩みがなくなり快適な生活が送れます。
仕事で帰宅するのが遅い人
一人暮らしで仕事から帰ってきてもお風呂が沸いてなかったり、ご飯が炊けてなかったり、毎日家に帰ってから自分でやる方にぜひおすすめします!
SwitchBotボットは、自動でスイッチを押してくれる機能があります。
例えば、お風呂にすぐ入りたくても沸いてなくボタンを押し30分近く待つ必要がなくなります。
他にもコーヒーメーカーの前に設置し、朝起きる時間とコーヒー飲む時間帯を逆算してスケジュールを設定しておけば、すぐにコーヒーが飲めて時間を有効に使えます!
検討・必要ない人
- スマートデバイスを始めて買う人
- すでに別のスマートリモコン、スマートハブを持っている人
スマートデバイスを始めて買う人

そんな方にはまず、SwitchBotボットではなく他のスマートデバイスがおすすめ!
SwitchBotボットは確かにスマートデバイスなのですが、出来ることがボタンを押してくれる機能しかないので、スマートホーム化の最初のデバイスでは物足りなさを感じます。
また、SwitchBotボット単体だとAIに対応していないので、「アレクサ、〇〇して!」や「Hey、Siri〇〇して!」など声での操作が出来ません。

例えば、「アレクサ、テレビを付けて!」や「Hey Siri、エアコン付けて!」など声だけで家電の操作をし、快適かつ便利で憧れる生活が初心者でも簡単にできちゃいます。
すでに別のスマートリモコン、スマートハブを持っている人
アイ・オー・データやNatureなどのスマートリモコンをすでに自宅で使用している場合は、SwitchBotボットでは使えないので注意が必要です。
SwitchBotボットでは、同ブランドのSwitchBotハブミニと連携すると、外出先での遠隔操作やSiri、Googleアシスタント、Alexaなどの音声AIアシスタントで操作できるようになります。
一緒に使いたい関連デバイス
SwitchBotハブミニ

SwitchBotボットを買う方は、一緒にSwitchBotハブミニを買うのをおすすめします!
ボットとハブミニを連携するとようやく外出先からの遠隔操作や音声で操作ができるので、SwitchBotボットを購入する際は、一緒に買うと出来る機能が増え更に汎用性が高くなります。
しかも、両方買っても一万円を切る値段なのでお財布にも優しいです!
👉SwitchBotハブミニを写真でレビュー!家電リモコンとおさらばできるが注意点もあり
Echo Show 5

SwitchBotボットを音声で操作する場合、毎回スマホに向かって喋りかける必要があり、家の中でスマホを常に持ち歩く必要もあります。

そんな方におすすめなのがEcho Show 5です。
Echo Show 5は、ディスプレイ付きのスマート家電で、AIアシスタントAlexaが搭載されています。
先ほど紹介したハブミニとSwitchBotボットの2つをEcho Show 5に連携し、話し掛けるとEcho Show 5からハブミニを介してボットを作動させてくれます。
声が届く場所にEcho Show 5を設置すると常にスマホを持ち歩く必要がなくなり、手が離せない状況でもボタンの操作ができます!
Echo Show 5は、スマートディスプレイの中でも比較的安く、一万円以下で手に入るため、お買い得です!