


そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、遠隔やスケジュールでカーテンを操作できる『SwitchBotカーテンの実機レビュー』をご紹介します。

SwitchBotカーテン
筆者の評価:3.0 / 5.0
SwitchBotカーテンのスペック表 | |
発売日 | 2021年 |
価格 | 9,980円(税込) |
本体サイズ | 縦5.1cm x 横4.2 x 高さ11cm |
重量 | 400g |
電源 | 充電式 |
対応カーテン | 1台で片開き |
対応カーテンレール |
|
工事 | 不要 |
遠隔操作・自動操作 | 対応 |
光センサー | 内蔵 |
- 設置
- 4
- バッテリー
- 4
- コスパ
- 3
- 安定動作
- 2
- 使い勝手
- 2
使ってよかった
- 日差しを感知してカーテンを自動開閉してくれるため、太陽の明るさで起きられる
- 留守でもカーテンを遠隔で閉めて防犯対策
使って残念だった
- 両開きのカーテンは2台必要で、コスパが良いとは言い難い
- 両開きだと左右で速度が違ったり、うまく開閉しなかったりと動作がやや不安定
- 設置するカーテンレールの素材によっては不快な音がする
レビュー総評
カーテンをスマホで遠隔開閉したり、日差しに合わせて自動的に開閉してくれるSwitchBotカーテンは、とても使い勝手の良さそうなスマート家電。
しかし、実際に使ってみると、両開きだとやや動作が不安定だったり、カーテンレールの素材によっては動作音がうるさくて不快感に感じることもあった。
万人におすすめはできないため、自宅環境やカーテンの開閉頻度などをよく考えてから購入することをおすすめする。
この記事の目次
写真で見ていく

SwitchBotカーテンは、SwitchBotシリーズから販売されているカーテンを自動開閉できるアイテムです。

1台購入すると1台のSwitchBotカーテンが手に入り、1台で片開きのカーテンに対応します。そのため両開きのカーテンで使うなら2台のSwitchBotカーテンが必要。

付属品は、SwitchBotカーテンをカーテンレールに装着するための付属品と充電ケーブルです。

対応するカーテンレールは以下の3タイプです。
- U型/角型
- I型
- ポールタイプ

カーテンレールに合わせて付属品で設置可能なので、まずは自宅のカーテンレールのタイプをチェックしてください!

すでに持っているUSB Type-Cでも充電は可能。
SwitchBotカーテンは充電式で、1回のフル充電で約8ヶ月間使えます。

手のひらサイズだが、バッテリー内臓のためやや重ためです。

対応しているカーテンレールであれば、工事なしで装着できます。
しかし、カーテンレール本体が外れかかっていたり、壊れているなら装着前に直したほうがいいでしょう。もしかしたら重みでカーテンレールが落下するかもしれません。

本体上部には大きな車輪と左右に小さな車輪が2個ずつあり、カーテンレールの下部に押し当てて車輪が回ってカーテンを動かします。

カーテンレールに装着するため、左右の小さい車輪と本体部分は分解ができます。

上記画像はU型/角型の装着になりますが、どの対応カーテンレールでも工事なしで簡単に装着が可能です。

上から見るとこんな感じ。

SwitchBotカーテンがむき出しだと外観が悪いので、カーテンフックをかけてSwitchBotカーテンを隠します。

若干上のほうだけSwitchBotカーテンの頭が見えていますが、カーテンの上のほうを見る人は誰もいないのでこのくらいは問題ないでしょう。
これで設置完了です。

実際にスマホで操作してみると、SwitchBotカーテンが作動してカーテンを自動的に開閉してくれます。
スマホ操作だけでなく、スケジュールで開閉を予約したり、日光などの照度レベルに合わせて自動開閉の設定もできます。
価格と購入方法
SwitchBotカーテンは、SwitchBot公式サイトやAmazon、楽天市場のオンラインで購入が可能です。定価は9,980円(税込)。
以下の画像は、現時点(2022年10月)AmazonでのSwitchBotカーテンの過去1年間の価格履歴です。

2022年8月に値上がりがあり、9,980円(税込み)に。
しかし、Amazonでは定期的にセールで安くなっているので、まずはAmazonをチェックしてみることをおすすめします。
楽天市場では一部ショップで、値上がり前の値段で購入できますが、ショップによっては評価が悪かったり、値段が高いものがあるのでよくチェックしてから購入をしましょう。
公式サイトでは定価のままなので、Amazonまたは楽天市場をおすすめします。
設置方法
ステップ1:カーテンフックを外す

SwitchBotカーテンは、フックとフックの間に設置することになります。
上記画像は、両開きのため、左側カーテンの中央から1個目のフックを外し、2個目との間にSwitchBotカーテンを設置します。
ステップ2:本体側を装着

SwitchBotカーテンの両側にある小さい車輪は、片方だけ取り外します。
そして、本体側の小さい車輪をカーテンレールに差し込んで引っ掛けるようにし、『SwitchBot』のロゴが正面を向くようにすればOKです。
ステップ3:片側の車輪を設置する

逆側の小さい車輪を同じ要領でカーテンレールに設置します。
ステップ4:SwitchBotを合体

本体と分解されていたパーツを合体させれば設置完了です。
ステップ5:カーテンフックを戻す

最後に、外していたカーテンフックを装着して、カーテンでSwitchBotカーテンが隠れるようになれば設置完了。
両開きなら反対側のカーテンも同じように設置します。

カーテンで隠れてしまうので、普通に生活をしていればSwitchBotカーテンが目立つことありません。
必要ない・よく検討したほうがよい人
- カーテンを手動開閉で間に合っている人
- カーテンレールがアルミ・ステンレスの人
カーテンを手動開閉で間に合っている人

当たり前のことですが、カーテンを開けたり閉めたりするのが手動でぜんぜん大丈夫な人は必要ありません。
SwitchBotカーテンの醍醐味は、スケジュールで予約操作したり、照度レベルに合わせ自動操作させることです。
スケジュールは、例えば「平日6:00に開ける」みたいな繰り返し動作が可能で、手動で「カーテンを開ける・閉める」という行為がなくなります。
照度レベルは、「明るくなったら開ける・暗くなったら閉める」という設定が可能で、夏や冬、晴れや雨などの外部の明るさに応じてカーテンの開閉を調整できます。

しかし、注意したいのは、長く使っているとどうしても不具合で動作されなかったり、反応が悪かったりして、結局手動で閉めるみたいなことがあることです。
「自動で動く」と思っているときに動かなかったときのストレスは大きいです。
また、「自動でカーテンが動く」と思っているのに動いていなかったときはすごく残念な気持ちになります。
手動でカーテンを少し動かすとSwitchBotカーテンが反応して動いてくれる「タッチ&ゴー」という機能もありますが、うまく動くことがあり、またスマホアプリで再設定をしないといけなくなったりします。
上記の理由から筆者は使わなくなってしまいました。
カーテンレールがアルミ・ステンレスの人

筆者がSwitchBotカーテンを使わなくなった最大の理由は、音が不快だからです。
「音が不快」とは、SwitchBotカーテンの動作音ではなく(動作音は「ウィーン」という音で小音モードもあって不満はない)、カーテンレールとこすれる音です。

筆者の自宅のカーテンレール、アルミ(ステンレス?)のような素材です。

「不快の音」とは、SwitchBotカーテンが作動しているとき、カーテンレールと小さい車輪がこすれる音のことで、異常に大きく、金属をひっかいたような嫌な音です。
カーテンレールへの装着はまったく問題ないですが、素材の問題で動作するたびに嫌な気分になっていました。
カーテンレールの内部が削れている?かもしれないくらいSwitchBotカーテンを外すとカスがたくさん出てきます。

SwitchBotカーテンは、カーテンレールに沿って車輪が走行するため、カーテンレールの素材は必ずチェックすることをおすすめします!
木やプラスチックであれば音は問題ないでしょうが、アルミやステンレスの場合は注意してください。
購入すべき人とは?
- 太陽の明かりで朝起きたい、暗くなったら閉めたい人
- カーテンを遠隔で操作する必要がある人
太陽の明かりで朝起きたい、暗くなったら閉めたい人

SwitchBotカーテンには光センサーが搭載されており、日々の照度を測定してデータをためてくれます。
そのデータから例えば「照度レベル4より高いとカーテンを開ける」や「照度レベル2より低いとカーテン閉める」という設定が可能。
まずは、SwitchBotカーテンを設置して照度データを蓄積していき、ある程度溜まったら朝の時間帯に合わせて設置すれば、太陽の光でカーテンが開き、太陽の明るさで起床できます。

筆者もこの日照レベルを設定して起きていましたが、アラームで起きるより自然な寝起きでとても気持ちの良い朝を送っていました!
やはり太陽の光で起きる以上に気持ちのいい朝はありませんね!
また暗くなったら自動的に閉めることもできるので、夏や冬、晴れや雨など時間では調整が難しい自動開閉も可能です。
カーテンを遠隔で操作する必要がある人
カーテンを遠隔操作する必要性は以下のシーンが考えられます。
- 外出中にペットのためにカーテンを開閉して日差しを調整したい
- 防犯のため遠隔でカーテンを開け閉めしたい
- スケジュールや日照レベルの開閉がうまくできなかったからスマホで開閉したい
- 家事や育児で手が離せない

とても地味な理由ですが、スマホでカーテンの開閉具合を把握でき、遠隔操作もできるため利便性は高く活用できます!
スマホとBluetooth接続圏外の場合、遠隔操作はできないため、別途『SwitchBotハブミニ』のアイテムを用意する必要があります。
SwitchBotカーテンと一緒に使いたいアイテム
SwitchBotハブミニ



そこで『SwitchBotハブミニ』を用意して連携すれば、最大の欠点であるBluetooth圏内の制限が解除され、どこからでもスマホで遠隔操作が可能になります。
また、AlexaやSiriなどの音声AIアシスタントに声で指示して、ハンズフリーでカーテン操作もできるように。
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