
HomePodとHomePod miniって何が違うの?比較したい!

HomePodとHomePod miniが自分にどっちがおすすめ?

音楽を聴くのにHomePod、HomePod mini以外の選択肢もある?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Appleから発売されているスマートスピーカー『HomePodとHomePod miniの比較』をご紹介していきます。

Appleから発売される2つのHomePodシリーズを比較するとともに、どちらがどんな人におすすめなのか。
また、HomePodシリーズ以外の選択肢があるのかを一緒に見ていきましょう!
【比較】HomePod vs HomePod mini

![]() HomePod | ![]() HomePod mini | |
発売日 | 2023年2月 | 2020年11月 |
価格 | 44,800円(税込) | 14,800円(税込) |
カラー |
|
|
現行世代 | 第二世代 | 第一世代 |
サイズ | 高さ168mm × 幅 142mm | 高さ84.3mm × 幅 97.9mm |
重量 | 2.3kg | 345g |
操作方法 |
|
|
電源 | 電源コンセント接続 | 電源コンセント接続 |
ワイヤレス |
|
|
スピーカー |
|
|
ステレオペア | HomePod(第二世代)同士で2台まで | HomePod mini同士で2台まで |
映像音声の出力 | Apple TVと連携 | Apple TVと連携 |
空間オーディオ | 対応 | 非対応 |
Bluetooth | 非対応 | 非対応 |
温湿度の計測 | 対応 | 対応 |
インターコム | 対応 | 対応 |
結論:
HomePodは、最高レベルの音質で音楽や動画視聴を楽しみたいiPhoneユーザー&Apple Musicユーザーにおすすめ。
HomePod miniは、コンパクトサイズながらパワフルな音で音楽を楽しみ、スマートホーム的な使い方もしていきたい、かつコストを抑えたいiPhoneユーザーにおすすめ。

それぞれの違う4つのポイントを解説していきます!
カラー
![]() HomePod | ![]() HomePod mini | |
価格 | 44,800円(税込) | 14,800円(税込) |
カラー |
|
|
カラー展開は、HomePodが2色、HomePod miniが6色です。
ミッドナイトとスペースグレイはやや色が違くて、ミッドナイトのほうが黒っぽく、スペースグレイはグレーに近い色。
HomePod:
![]() ミッドナイト | ![]() ホワイト |
HomePod mini:
![]() スペースグレイ | ![]() ブルー | ![]() ホワイト | ![]() イエロー | ![]() オレンジ |

高級スマートスピーカーに部類されるHomePodは比較的使いやすい黒と白。
一方HomePod miniは、個性ある6色から選べますが、肝心なのはその性能とスペックです。
カラーは後からどちらにしようかなくらいなので、重要な比較ポイントに進んでいきましょう!
スピーカー(音質)
![]() HomePod | ![]() HomePod mini | |
価格 | 44,800円(税込) | 14,800円(税込) |
スピーカー |
|
|
スピーカー性能が、HomePodとHomePod miniの最大の違いであり、選ぶ人を分けるポイントでもあります。
また音質の違いから価格とサイズ感に違いが出ているといってもいいくらいなので、音質については絶対にチェックしてください。
HomePod:
4インチのウーファーに高音域を担当する5つのツイーターが搭載されているHomePod。
HomePod 2が発売される約3年前に発売された前モデル第一世代と比較すると、ウーファーは同じサイズで、ツイーターは2つ減っています。
しかし、以前より処理性能が向上されていることで、より賢く音響環境が検知でき、設置した場所から音の跳ね返りや障害物を分析して音を最適化してくれるため、スピーカー構成はグレードダウンしていますが、前モデルと比べて音質に大きな変化はありません。
HomePod miniと比較するとその音質の差は歴然で、比べるのが間違えているほど圧倒的リッチな音質で楽しめるのが特徴。
特に低音がしっかりと中音域や高音域を支えて出ているので、音の厚みを感じ、何層にもなった分厚いそれぞれ音たちが迫ってくるような迫力があります。
かといって低音が目立ち過ぎなのではなく、中音域と高音域それぞれの音がバランスよく噛み合わさった音にチューニングされているので聴きやすくもリッチな音となっています。
HomePodがおすすめの人・使い方
- 音楽を聴くためだけの空間、時間を楽しみたい
- 迫力、臨場感、立体感ある音で音楽と踊りたい
- 映画館のような体験を家でも楽しみたい
HomePod mini:
HomePodとは変わり、HomePod miniは音質重視ではなく、手に入れやすいタイプのモデルです。
そのためサイズ感はコンパクトで、カラー展開も6色あるのでインテリアとしても設置しやすい。
音質面は、そのコンパクトなサイズ感からは考えられないほどのパワーを感じつつも、それぞれの音がしっかりと輪郭を持っているためパワフルさとクリアさがいい塩梅で楽しめるスピーカーです。
HomePod miniがおすすめの人・使い方
- iPhoneより良い音で音楽を聴きたいが、値段は抑えたい
- 作業用BGMや仕事用BGM、勉強BGM、家事BGMなど、ながら聴きで音楽を聴く
- 勉強机、仕事机、比較的小さめな部屋など狭い範囲で音楽を聴く
空間オーディオ
![]() HomePod | ![]() HomePod mini | |
発売日 | 2023年2月 | 2020年11月 |
価格 | 44,800円(税込) | 14,800円(税込) |
空間オーディオ | 対応 | 非対応 |
空間オーディオは、音楽サブスクの「Apple Music」や対応した動画サブスクで楽しめるリアリティを追求したオーディオ体験ができる音です。
以下の動画でDolby Atmosによる空間オーディオを実際に体感できます。
HomePod:
HomePodの真骨頂はこの空間オーディオにあります。
前モデル第一世代から進化しているのはHomePodの処理能力で、そのためスピーカーの数が減っても同等の高音質が実現できているともいえます。
さらに、空間オーディオの再現性や表現力も向上されており、ボーカルは自分の正面にいながら、楽器は左右後方から包まれるように聴こえるという立体感や空間のある音楽体験が味わえるのです。
また動画を再生したのときの空間オーディオも魅力的で、実際に自分が映画の中に入り込んだかのような体感がHomePodならできます。
好きなアーティストや楽曲を聴いているだけで心躍ると思いますが、それをさらにいい音質で、グワっと音に覆われる体験ができるリアルな体感で、一度聴いたら抜け出せなくなってしまいます。そんな体験がHomePodでは楽しめます。
HomePod mini:
HomePod miniは空間オーディオに非対応のため、言ってしまえば普通のスピーカーです。
HomePod miniがある方向から音が飛んでくる、HomePod miniが音楽を奏でている、そんな聴き心地なので、音楽視聴の体験としてのリッチ感は薄いです。
価格
![]() HomePod | ![]() HomePod mini | |
価格 | 44,800円(税込) | 14,800円(税込) |
上記3点の大きな違いがあるため、HomePodとHomePod miniには約3倍の値段差があり、それぞれ人を選ぶスマートスピーカーになっています。
自分におすすめはどっち?
HomePodがおすすめの人の特徴:
- 音楽だけを楽しむ時間と空間を味わうのが好きな人
- 自宅で音楽を聴く時間が長い人
- 動画視聴をApple TV 4Kでする人
HomePodは、高級スマートスピーカーのひとつで、気軽に買えるほど安い買い物ではありません。
その分、自宅に設置したあとの音響レベルは格段にアップするので、音楽を自宅で聴く時間が長い人や音楽だけをじっくりと聴いて浸りたい人には、HomePodの音質と空間オーディオは満足度高いです。
一方で注意したいのは、初期設定にiPhoneまたはiPadが必須なこと、そして空間オーディオで音楽を聴くにはApple Musicのサブスク登録が必要です。
Appleブランドで固まっている人は、音質体験だけでなく、その使い心地やデザイン性にも満足できるスピーカーとなっているので、Appleで固めるメリットは、デメリットよりも大きいでしょう。
HomePodが気になる人は、以下からレビュー記事をチェックしてみてください!
HomePod miniがおすすめの人の特徴:
- コスパ良く、iPhoneと相性の良いスピーカーで音楽を聴きたい人
- 複数台のHomePod miniで連携したい人
HomePod miniは、音質特化ではなく、手に入れやすい価格とコンパクトなサイズ感、それに見合わないパワフルな音が特徴です。
ガッツリではなくても、いい音でiPhoneと相性よく使えるスピーカーで音楽を聴きたい人は、満足度高く使えます。
また、音楽だけでなく、Siriを使ったスマート家電の操作やインターコム機能でiPhoneから音声を送信して家族とのコミュニケーションに活用したりと、生活のクオリティ向上も期待できるので、幅広く活用していけます。
HomePod miniが気になる人は、以下のレビュー記事をどうぞ!
Appleのスマートスピーカー以外の選択肢
AppleのHomePod、HomePod mini以外のスマートスピーカーで注目したいのは、Amazonの『Echo』シリーズです。
- HomePodのような高級スマートスピーカー:
Echo Studio - HomePod miniのような音楽とスマート家電の両刀で行けるスマートスピーカー:
Echo - コスパだけにステータスを振ったスマートスピーカー:
Echo Dot、Echo Dot with Clock
![]() Echo Dot | ![]() Echo Dot with Clock | ![]() Echo | ![]() Echo Studio |
特徴をAppleのスマートスピーカーと比較すると、以下2つの違いが見つかります。
- iPhoneやiPadなどの縛りがない(どのスマホでも使える)
- コスパ重視(Appleのような細かい作り込みではない)
iPhoneやiPadなどの縛りがない(どのスマホでも使える)
Amazonのスマートスピーカーは、iPhoneでもAndroidでも使えますし、初期設定に必要なデバイスはどちらでもOK。
Appleのようにユーザーを囲い込むようなデバイス制限はないので、機種変更や下取りなどスマホの選択肢は自由でいられます。
しかし、Appleだからこその連携性や機能性もあるので、縛られることはデメリットだけではなく、AmazonのEchoシリーズはその点がAppleより弱いです。
コスパ重視(Appleのような細かい作り込みではない)
2つ目の違いは、Appleは『品質』を重視していますが、Amazonは『コスパ』に重視されている傾向があります。
音質のレベル感でいうと誤差でしかありませんが、「操作する」や「接続する」「この機能を使う」などの体験に差があり、Amazonはやや物足りないところがあったりします。
というとAmazonが使い物にならないみたいに聞こえますがそうではなく、AppleはApple同士で縛ることで悪い言い方をするとユーザーを囲い込んでいますが、いい面から見ると安定的な接続や直感的でわかりやすい操作感、Apple同士だからこそ使える細かい機能など使用体験にもこだわっています。
Appleの連携性が良すぎて、Amazonのスマートスピーカーがやや不安定な感じだと錯覚してしまう。悪くはないんだけど、上には上がいて劣っていると感じてしまう、そんな感じ。
AmazonのEchoシリーズも必要最低限の機能やAmazonらしいお買い物、Alexaなどの機能もあるのでデメリットばかりではないですが、Apple同士の連携性は最強です。

自由な選択肢とコスパを求めるならAmazonのスマートスピーカー『Echo』シリーズがおすすめです!
HomePodと比較したい『Echo Studio』
HomePod miniと比較したい『Echo』
コスパ最高スマートスピーカー『Echo Dot』
- Echo Dot(第5世代)
👉 最新の価格をチェックする - Echo Dot with Clock(第5世代)
👉 最新の価格をチェックする