
Appleの小型スピーカー「Homepod mini」ってどうなの?評価は?

HomePod miniの音質はどんな感じ?高音は?低音は?音割れはある?

実際に使ったHomePod miniのレビューを見たい!私に買う価値はある?ない?
そんな思いを持っているかたのために、
この記事では、Appleのスマートスピーカー『HomePod miniのレビュー』をご紹介します!

Appleが販売している下位ランクのスマートスピーカーですが、その音質と利用価値のレベル高く、ハマる人にはガッチリはまるおすすめスマスピ!しかし注意点もあるので一緒にHomePod miniを見ていきましょう!
Apple HomePod mini
筆者の評価:4.0 / 5.0

Apple HomePod mini | |
発売日 | 2020年11月 |
価格 | 14,800円(税込) |
カラー |
|
サイズ | 高さ84.3mm × 幅 97.9mm |
重量 | 345g |
操作方法 |
|
電源 | 電源コンセント接続 |
ワイヤレス接続 |
|
スピーカー |
|
ステレオペア | HomePod mini同士で2台まで |
空間オーディオ | 非対応 |
Bluetooth | 非対応 |
温湿度の計測 | 対応 |
- 音質
- 4
- 低音
- 3
- コスパ
- 3
- 汎用性
- 3
- 利便性
- 4
使ってよかった
- コンパクトで設置しやすいボディ
- コンパクトながら迫力のあるクリアな高音が楽しめる
- 2台あるとより音に包まれている感が楽しる
- 音楽の引き継ぎなどiPhoneやApple TV 4Kとの相性が良すぎる
使って残念だった
- iPhoneやiPadが必須なこと
- 空間オーディオ非対応
- Bluetooth非対応
レビュー総評
HomePod miniは、Appleから出ているスマートスピーカーだけあってその品質は一級品。
本体ボディの質感、設定や接続、操作までの使用体験、迫力がありながら音が割れないクリアな高音は、Apple製品だからこその高品質な体験が味わえる。
iPhoneやiPadユーザーで、自宅でスマートスピーカーを使って音楽を聴いたり、家族とコミュニケーションを取ったり、家電をスマートに操作したいならその質感に裏切られることはないでしょう。
一方で、iPhoneやiPadが必須で、Androidへの機種変をするとしてもiPhoneは下取りには出せず持っておく必要がある。Apple製品で縛られるのはそこから抜け出せないというデメリットもある。
Apple製品で固めるデメリットはありながらも、固めることの利便性や機能性のメリットのほうが大きいため、HomePod miniを購入したあとの満足度は高いでしょう。
上位機種の『HomePod』のレビューはこちらから。
この記事の目次
HomePod miniを見ていく

今回はスペースグレーのHomePod miniをご紹介。カラー展開は全5色あります。
![]() スペースグレイ | ![]() ブルー | ![]() ホワイト | ![]() イエロー | ![]() オレンジ |

HomePod miniに付属しているのは電源アダプター。
電源に接続して使用するためケーブルの長さには制限があります。充電式ではないので注意しましょう。

HomePod mini本体はメッシュ素材で、インテリアとしてもそこそこおしゃれな置物として使用できます。
カラー展開も5色あるので、好みやインテリアに合わせて選べるので、その楽しみもあっていい感じ。

HomePod miniのケーブルは、付属しているのではなく、常に本体に接続されています。
ケーブルをなくす心配がなく、接続する手間も省けるのでよかったです。
また、ケーブル接続をするタイプだと、本体からケーブルが飛び出てしまい設置するときにケーブルが邪魔になることがありますが、HomePod miniはケーブルを根本から曲げられるので本体サイズのまんま設置が可能です。
延長コードで伸ばすことは可能ですが、ケーブルの長さは約130cmあるので、配線も考えると純正で届く範囲に設置するのがおすすめ。

本体の電源ケーブルは、USB Type-Cのケーブル。
ライトニングケーブルではないので注意しましょう。付属の電源アダプタで使用可能。

ケーブルは、本体のメッシュ素材に似た手触りで硬い布っぽい感じ。
断線の心配がないくらい硬めのしっかりした素材です。細かいところですが、Appleのクオリティを感じられます。

HomePod mini本体はメッシュ生地で統一されており、つなぎ目がないのもシンプルでおしゃれです。

本体上部はスクリーンになっており、タッチして以下3つの操作を行います。
- 音量を下げる
- 停止 /再生
- 音量を上げる
音楽を再生する場合は、iPhoneやiPadから操作し、Siriを使うときは声で呼びかけて操作します。

高さ84.3mm、幅97.9mm、重量345gのコンパクトなサイズ感。
小さな子どもでも手に取れるほど小型ながら放たれる音には迫力があり、最初に音を聴いたときは驚きました。
また、小さいにも関わらず音量を上げても音が割れにくいのも特徴的です。

iPhoneと比較したほうがHomePod miniの大きさがわかりやすいでしょうか。
テーブルの上やベッドサイドテーブル、テレビ台、本棚、キッチンまわりなど設置場所は選びやすいですが、ケーブル必須なのは注意です。

付属の電源アダプタを接続すれば使用はすぐに可能。あとはiPhoneやiPadからWi-Fiなどの設定をすればOKです。
HomePod miniのスペースグレイを購入したので、電源アダプタもよければスペースグレイになっていたらさらによかった。
HomePod miniの価格と購入方法

HomePod miniは、Apple公式サイトから購入ができ、14,800円(税込)で購入が可能。ペイデイの後払いで4,933円(税込)の3回払いも可能です。
その他購入ができるのは、以下のWebサイトや家電量販店です。
- 楽天市場(やや高い)
- ビックカメラ(ポイント貯まる)
- ヤマダ電機(ポイント貯まる)
- ヨドバシカメラ(ポイント貯まる)
Amazonやヤフーショッピングでは販売されておりません。
ポイントを考えると家電量販店が1,000円ほどお得になると思いますが、Apple公式で購入するとApple Musicの6ヶ月無料体験が付いてきます。
月額1,080なので、6ヶ月分は6,480円分お得になると考えると、Apple公式で購入するのもありでしょう。特にHomePod miniは音楽を聴いてなんぼなので、Apple Musicが無料で使えるのも大良いです。
Apple Musicについては次の記事をチェックしてください。
👉 Apple Musicの料金を徹底解説!6つのプラン・月額・年額の違いとは?
HomePod miniのスペック、機能
![]() Apple HomePod mini | |
発売日 | 2020年11月 |
価格 | 14,800円(税込) |
カラー |
|
サイズ | 高さ84.3mm × 幅 97.9mm |
重量 | 345g |
操作方法 |
|
電源 | コンセント接続 |
ワイヤレス接続 |
|
スピーカー |
|
ステレオペア | HomePod mini同士で2台まで |
空間オーディオ | 非対応 |
Bluetooth | 非対応 |
温湿度の計測 | 対応 |
音質

HomePod miniの音質を一言でいうと、「小さなボディながら放たれる音には迫力があり、クリアな高音が楽しめる」です。
手のひらサイズとは思えないほど、1台のHomePod miniから放たれる音量はインパクトがあり、思っている以上に広めの部屋(10畳~15畳)でも十分音楽を楽しめます。音量を上げても音の割れが気にならないのもポイント。
また、約1.5万円のスマートスピーカーから再生さえる高音のレベルはとても高いと評価できます。
小さいながらくっきりした芯のある音で、高音を輪郭よく表現できるので、音質はさすがAppleクオリティといえます。
同サイズのAmazon Echo Dotと比べると圧倒的にHomePod miniのほうが音質が良く、高音も低音も出具合は勝っています。
同価格帯のAmazon EchoやGoogle Nest Audioと比べても高音のきれいさや心地よさのレベルは高いです。
一方、低音の深みや重みはやや感じにくいです。低音が出ないわけではなく、音楽を聴くうえで最低限の低音はしっかりと出ていますが、ウーファーを搭載しているスマートスピーカーと比べると低音の重みや深みを感じにくさはあります。
コンパクトさを追求すると搭載できるスピーカーが小さくなったり、数が減るので、コンパクトさと音質はトレードオフなところがあり、どちらも追求するのは難しい選択。
そう考えると、HomePod miniはコンパクトなサイズ感ながら、しっかりと芯のある音ときれいな高音が特徴なので、ズンズンした低音を求めないならHomePod miniの音質はとてもおすすめできます。
ステレオペア

HomePod miniを2台用意すると、ステレオペアが構築可能。
ステレオペアに設定することで、より自分が音に包まれている感覚になれ、音楽をより迫力あるものへとレベルアップできます。
さらに、1台ではやや弱かった低音も2台あることで強化できるので、さらに音質を極めるなら2台のHomePod miniを用意するのがおすすめ!

Appleのスマートホーム管理画面から簡単にステレオペアが構築でき、構築後は2台のHomePod miniのアイコンが出てわかりやすいです。
音楽の再生

HomePod miniで音楽を聴くには、4つの選択肢があります。
- Apple Music
- iTunesで購入した音楽
- iCloudミュージックライブラリの音楽
- その他AirPlayに対応した音楽サブスク
Apple Music
Apple Music
Apple Musicは、Appleが作った音楽聴き放題サービス。
月額または年額のプランに加入することで、Apple Musicが配信する世界中の音楽を聴き放題できます。
HomePod miniでApple Musicの音楽を再生するには、iPhoneやiPadから操作したり、Siriに「音楽を再生して」などリクエストすればOKです。

iPhone、HomePod mini、Apple MusicとAppleで揃えることで、最もスムーズで、バグが少なく、世界中の音楽を楽しめるため、HomePod miniで音楽を聴くならApple Musicが最もおすすめです!
Apple Musicについては次の記事が解説しています。
👉 Apple Musicの料金を徹底解説!6つのプラン・月額・年額の違いとは?
iTunesで購入した音楽

iPhoneやiPad、MacなどのAppleデバイスには、iTunes Storeから音楽の購入が可能。
購入した音楽は、「ミュージック」のアプリに自動的に同期されるため、そこからHomePod miniに連携して再生ができます。
Apple Musicとは違って1曲単位やアルバム単位で曲を購入でき、購入した音楽のみ聴けます。
一方で、聴ける音楽は購入した曲のみなので、購入曲が多くなるとコストもかさむので音楽サブスクを使ったほうがコスパがよくなることもあります。
iCloudミュージックライブラリの音楽
iCloudミュージックライブラリとは、Appleが提供するCDやMP3などの音楽をアップロードすることができ、iCloudミュージックライブラリに保存しておけるサービスです。
同じApple IDアカウントでログインしたデバイスからなら、アップロードしたデバイス以外のデバイスでも再生が可能。
iCloudミュージックライブラリは、Apple Music加入者またはiTunes Match加入者が利用可能で、iPhoneやiPadの「ミュージック」アプリからHomePod miniに音楽を飛ばせます。
iTunes Matchは、iCloudミュージックライブラリを使うためだけのプランであり、Apple Musicは音楽聴き放題サービスも込なので、Apple Musicで音楽を聴き放題しながら、CDやMP3の音源があるならその都度アップロードして使うのがおすすめです!
iCloudミュージックライブラリについては次の記事で解説しています。
👉 iCloudミュージックとは?Apple MusicとiTunes Matchの3つの違い
その他AirPlayに対応した音楽サブスク
iPhoneを使っていても、Apple Musicではない他の音楽サブスクを使っている人もいるでしょうし、Apple Music以外の音楽サブスクを使いたいと考えている人もいるでしょう。
HomePod miniは、AirPlayでiPhoneやiPadから音楽を飛ばして接続も可能。
そのため、AirPlayに対応したSpotifyやAmazon Music、Youtube Music、AWAなどのApple Music以外の音楽サブスクでもHomePod miniで音楽が聴けます。
音楽サブスクを迷っている方は、以下のおすすめランキングをどうぞ
また、無料でHomePod miniから音楽を聴きたい人は、以下の無料音楽アプリもチェックしてください。
👉 本当に使える無料音楽アプリはこの3つだけ!iPhone・Android
かざして音楽を引き継ぐ

帰宅中にイヤホンで音楽を聴いているとします。
そのまま帰宅して音楽を停止。はもったいない!
もっと音楽を生活に溶け込ませて楽しめる方法がHomePod miniにはあります。それがiPhoneから音楽の引き継ぎです。
iPhoneをHomePod miniに近づけるだけで、iPhoneで再生中の音楽をHomePod miniに引き継げてそのまま音楽をスピーカーから流せます。
帰宅中に楽しんでいた音楽を、そのまま面倒な操作なしで聴けるので、より音楽を生活のなかに取り入れていけてとても気に入っています。
音楽再生をiPhoneでコントロール

HomePod miniで音楽を再生したら、iPhoneのコントロールセンターから音量や再生する音楽を操作できます。
iPhoneですべて操作できるので便利。

音楽の切り替えたり、iPhoneで再生している音楽をHomePod miniに移したり、HomePod miniで再生している音楽をiPhoneに移したりなど、操作はiPhone一つでOKです。
これがとっても便利で、わざわざSiriにお願いしたり、HomePod miniを操作する必要がなく、iPhone一つで済むのはいい感じです。
Siriとスマートホーム

「スマートスピーカー」といわれるHomePod miniは、ついつい「スピーカー」という名前から音楽を聴くものと考えてしまいます。
しかし、本領発揮は音質や音楽再生だけではありません。
Siriにやってほしいこと、調べてほしいことを声でリクエストすれば、Siriが音声で教えてくれます。
iPhoneを使っているならSiriの存在は知っているかと思いますが、そのできることは多種多様です。
- 音楽の再生
- ポッドキャストの再生
- 計算や単位変換
- リマインダーの追加や確認
- マップで所要時間の検索
- iPhoneを探すで音を鳴らしてもらう
- メッセージの送信や確認
- スマート家電の操作
- タイマーやアラームの設定
- 用語の検索
- レシピの検索
- ニュースと天気予報
- 情報の検索
などが可能。
正直、HomePod miniを持っていないあなたが今Siriのできることや機能について便利さを感じるのは難しいです。
それは、実際に体感していないのもそうですが、細かすぎる動作が多く、そこまで不便に感じていないものも多いからです。
けれど、実際にHomePod miniを自宅に設置して使ってみると、その細かい動作や普通にやっていた行為をSiriにお願いすることの便利さが日に日にしみています。
HomePod miniの機能ではなく、Siriの機能になるので、自宅にHomePod miniを設置するかは、Siriの機能にも注目してください!
インターコム
インターコムとは、音声メッセージです。
例えば、iPhoneから子ども部屋にあるHomePod miniに「ごはんができたよ」と音声を届けられます。
以下のように、iPhoneの「ホーム」アプリからインターコムを起動して音声を送信します。

すると、iPhoneから送信した音声がHomePod miniで再生されます。

インターコムは通話ではなく、音声を届けるので一方的に届けられるのがとっても便利。わざわざ通話をかけるのも面倒ですし、通話に出てくれないと話せません。
HomePod miniが複数台あれば、リビングのHomePod miniから寝室のHomePod miniになども可能。その際はSiriに「ご飯ができたよと寝室に伝えて」と声で指示すればOK。
筆者の家族はみなiPhoneを使っており、2台のHomePod miniをリビングと自分の部屋に設置しました。
「ごはんができたよ」や「帰りに買っていくものある?」、「お風呂沸かしておいて」など、一言ですがこれがその場でiPhoneやHomePod miniからできるようになったのが便利でした。
またアナウンスやお願いをするだけでなく、何気ない会話もインターコム経由でしたりするので、より家族とのコミュニケーションが縮まった気がします。
Apple TV 4Kとの連携

HomePod miniを持つのであれば、『Apple TV 4K』で映画鑑賞をするのが断トツでおすすめ。
それは、圧倒的に連携性が良いことです。

Apple TV 4Kの設定画面から動画や音楽の音を出したいスピーカーを簡単に、わかりやすく操作でき、サクサク連携ができます。
ここまで操作性に優れ、安定的な動作で使えるのはAppleで揃える最大のメリットでしょう。
また、iPhoneから音楽を切り替えたり、AirPodsに接続したりと、Apple同士で音を引き継いだり、音量を設定したりと細かいところですが便利すぎます。

せっかくiPhoneを持っているなら、せっかくHomePod miniを購入するなら、絶対にApple TV 4Kは気にいるはずです!
本体は重厚感や高級感のあるデザインで、実際に手を動かして使っていてもAppleらしいシンプルな心地よい体験ができるので、HomePod miniとApple TV 4Kの組み合わせは本当におすすめです!
注意点としては、HomePod mini単体でもステレオペアでもApple TV 4Kの『デフォルトオーディオ』として設定はできません。
これはApple TV 4Kがスリープ状態になったら再度連携し直す必要があることを意味します。
上位スピーカーの『HomePod』常に音を出すデフォルトオーディオとして連携が可能です。
温湿度の計測

HomePod miniには、「HDC2010」という温度・湿度センサーが搭載されており、設置した場所の温湿度を計測してくれます。
計測したデータはiPhoneの「ホーム」アプリから確認可能。

また、HomePod miniと連携すれば、例えば温度が22度を低下したら暖房を点ける、みたいなスマート家電の操作ができます。

スマートスピーカーは『音楽を聴くもの』とだけ考えていると、HomePod miniの良さを持て余してしまいます。
温湿度の計測からスマート家電の自動化までできるアイテムなので、今後を見越してHomePod miniの導入はおすすめです!
注意点
HomePod miniを使ううえで、購入する前にチェックしておきたい注意点は3つあります。
- iPhoneやiPadが必須
- 空間オーディオは非対応
- Siri対応のスマート家電はこれからに期待
iPhoneやiPadが必須
HomePod miniの初期設定をするには、対応したiPhoneまたはiPadが必須。
そのため、例えばiPhoneからAndroidに機種変更するときはiPhoneを下取りに出してしまうとHomePod miniが使えなくなります。
HomePod miniとiPhone・iPadはセットで使うものなので、この先もApple製品で統一していく人は問題ないですが、AndroidなどAppleに縛られないアイテムにする可能性がある人は注意しましょう。
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Plus
iPhone 14
iPhone 13 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro
iPhone 11
iPhone XS Max
iPhone XS
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8 Plus
iPhone 8
iPhone 7 Plus
iPhone 7
iPhone 6s Plus
iPhone 6s
iPhone SE(第3世代)
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第1世代)
11インチiPad Pro
10.5インチiPad Pro
9.7インチiPad Pro
iPad(第10世代)
iPad(第9世代)
iPad(第8世代)
iPad(第7世代)
iPad(第6世代)
iPad(第5世代)
iPad Air(第5世代)
iPad Air(第4世代)
iPad Air(第3世代)
iPad Air 2
iPad mini(第6世代)
iPad mini(第5世代)
iPad mini 4
空間オーディオは非対応
Apple Musicには空間オーディオという、自分の周りでアーティストが演奏・歌唱しているようなリアリティのある音源を楽しめる音質があります(Amazon Music Unlimitedにもあり)。
この空間オーディオは、HomePod miniには対応していません。
空間オーディオが使えるApple HomePodの場合、HomePodを設置したところから音が出ているのではなく、部屋全体に音が充満し、音に包まれている感覚、どこから音が出ているか感知できないくらいの広がりが楽しめます。
一方HomePod miniは、空間オーディオ非対応のため、HomePod miniを設置した方向から音楽が出ている感覚で、あくまで「スピーカーから音楽を聴いている」といった印象の普通な感じです。
空間オーディオが使えることでよりリアリティのある音楽体験ができますが、HomePod miniのコンパクトさと音質を考えると、空間オーディオに対応していなくても十分音楽体験は楽しめます。
👉 Apple Musicの空間オーディオとは?やり方や対応イヤホンを解説!
Siri対応のスマート家電はこれからに期待
HomePod miniは、Siriの音声AIアシスタントが搭載。
Siriは、音楽再生や知りたいことの検索などができますが、最大の便利ポイントは家電の遠隔操作です。
- ライトのON/OFF
- 玄関の鍵の開け閉める
- 温湿度の計測からエアコンの起動
など、スマートに家電を操作できるのが音声AIアシスタントの特徴。
しかし、Siriは、AmazonやGoogleのスマートホームに比べるとやや遅れている印象があり、日本国内でも対応しているスマート家電はやや少ない印象があります。
また、Siriを搭載したスマート家電もHomePodとHomePod miniしかなく、AmazonやGoogleに比べると選択肢も限られます。
スマートホームはまだまだ発展途上なのでこれからのAppleに期待ですが、現状やや遅れている点は注意です。
👉 Alexaが使えるAmazon・Echoデバイス20選を比較!選び方とは?
👉 Googleアシスタントを使う7つの方法とは?Googleデバイスも紹介!
どんな人におすすめ?
HomePod miniは、以下に該当する人にはおすすめのスマートスピーカーです。
- iPhoneユーザー
- 音楽を積極的に聴くし、好き
- 低音はそこまで強くないほうがいい
- 自宅に複数のHomePod miniを設置して家族のコミュニケーションに活用したい
HomePod miniは、約1.5万円で購入できるコンパクトスマートスピーカーです。
Appleの品質の高さが詰まっており、音楽再生はもちろん、インターコムや音楽の引き継ぎ、Siriへのリクエストなどはより生活を便利にし、音楽をより生活に溶け込ませて楽しめるアイテムとして使えます。

ガッツリじゃなくていいからきれいな音で音楽を聴きたい!

Apple製品で生活をよりオートメーション化して便利にしたい!

音楽を聴いたり、流したりするのが好き!
という方は、Apple製品の中でも手に入れやすい「HomePod mini」がおすすめです!
比較したいデバイス
Amazon Echo
Amazonから発売されており、HomePod miniと同価格帯の「Echo」。
HomePod miniと比較すると、以下の3つのポイントがあります。
- HomePod miniよりも低音の響きは良い
- Alexaに対応しているスマート家電は豊富
- iPhoneでもAndroidでも、デバイスに制限なく使える
HomePod miniは14,800円(税込)、Amazon Echoは11,980円(税込)と考えると、Amazon Echoのほうがコスパは良く、スマート家電への対応やデバイスに制限がないことから使いやすいのが特徴です。
一方で、HomePod miniよりも約3倍の重量と1.5倍のサイズ感は存在感があり、設置する場所がやや限定されるのは注意です。
コスパ、低音、スマート家電の対応を考えると、Amazon Echoのチェックもおすすめ!
HomePod
HomePod miniの上位互換にあたるのが、Appleの高級スマートスピーカー『HomePod』。
HomePod miniとは違って音の体験にステータスを振ったスピーカーで、もちろんSiriを使った音声操作や指示、スマート家電などの操作は同じようにつかえますが、真骨頂は『音』です。
空間オーディオにHomePod miniは対応していませんが、HomePodは対応しているため、Apple Musicや動画サブスクで観る動画の音声はよりリアルに近づき、その場にアーティストがいるような、映画の世界に入り込んだかのような体験がHomePodではできます。
「とりあえず音楽が聴ければ…」ならHomePod miniで十分ですが、自宅の音環境レベルを向上させたいならHomePodをチェックしてみてください!