
自宅の鍵を自動で開け閉めできないかな?

SwitchBot ロックって実際に使ってどんな感じ?

鍵の閉め忘れを頻繁にするから解決できないかな?
そんな思いを持っている方のために、
この記事では、スマホアプリSwitchBotから家の鍵を遠隔操作し施錠・解錠する『SwitchBot ロック』をご紹介します。

自宅の鍵をスマホから操作できるデバイスですが実際に使ってみて
できないことや注意点もあったので一緒に解説します。
SwitchBotロック
筆者の評価:3.0 / 5.0
SwitchBotロックのスペック表 | |
発売日 | 2021年10月 |
価格 | 1,1980円(税込) |
サイズ | 横59mm × 縦111.6mm × 幅73.2mm |
重量 | 253g(電池含む) |
対応OS | iOS、Android |
電池 | CR123電池 ×2(付属) |
使用環境 | 屋内のみ |
通信方式 | Blutooth |
- 使いやすさ
- 3
- 重量
- 2
- 設置場所
- 3
- コスパ
- 3
- 防犯対策
- 4
使ってよかった
- 自宅の鍵をBlutooth経由でスマホから操作
- 通知機能で施錠・解錠がスマホに届く
- 工事不要の取り付け設置
- オートロック機能で閉め忘れ防止
使って残念だった
- 外出先から操作する場合、SwitchBotハブミニが必要
- 縦の長さが変えられず設置できない鍵がある
レビュー総評
スマホアプリの操作だけで解錠・施錠ができるので鍵を落とす心配がなく防犯対策におすすめ。
またオートロック機能を使用し、鍵を閉めたか確認しに戻る必要や面倒がなくてとても便利。
ですがスマホの充電や本体の電池がないと鍵を開けられなくなって閉め出される可能性には注意。
ロック単体だとBlutooth圏内しか操作できないが、SwitchBotハブミニを併用すれば遠隔操作が可能になり更に防犯面が高くなっておすすめだ。
この記事の目次
SwitchBotロックを見ていく
SwitchBotロックの同梱物は以下の通り11個あります。
- SwitchBotロック本体(電池付き)
- プラスドライバー
- 予備両面テープ
- 予備ネジ
- SwitchBotタグ
- サムターンアダプター
- 磁石
- クリーニングティッシュ
- ラベルシール
- 取扱説明書


本体は手のひらサイズで、重量は253gと持った感じずっしりした印象。
鍵を回すサムターン部分は約4cmあり、小さな手の子どもからお年寄りまで回しやすいデザインです。


上面は、SwitchBotと薄くロゴが入っており、上にスライドさせて蓋が外せます。

上面の蓋を取ると電池交換が可能。
電池は、リチウム電池で約6ヶ月間使用できます。

付属に電池が入っているのは、嬉しい!
注意したいのは、電池が切れると操作できず家に入れなくなるので、早めに予備を買うのをおすすめします。


側面には、ドアに取り付ける際に使う本体の幅を調節できる土台アダプターがあります。
鍵の形状や凹凸具合に合わせて設置するためにあり、両サイドに2本づつネジが付いていて付属のドライバーで着脱可能。
1段階の幅は2mmで、全8段階で最小約70mm、最大約110mmに調節可能。

裏面上部には、ドアに貼り付ける両面テープ。
下部には、家に備わっている鍵を回すサムターンアダプターの付け替え部分です。


サムターンアダプターは、S、M、Lの3種類付属され、自宅の鍵に合わせて取り付けます。
アダプターの幅はそれぞれ、Sは5mm、Mは9mm、Lは13mm。

わが家では、少し余裕を持ってMサイズを使っていましたが、何回か使っている間に回し終わらず中途半端な所で止まっていたので、少し窮屈なSサイズに交換しました。
正直な所、SとMの間のサイズが欲しい。。。

開け閉めの状況がわかるセンサーの替わりになり、本体近くのドア枠に設置する磁石があります。
使い方
ステップ1:アプリをダウンロード

ステップ2:サムターンアダプターを内鍵に合わせサイズを選ぶ

ステップ3:ドアに設置
ドアと本体の幅を土台アダプターで調節。
この時、先ほど選んだサムターンアダプターを本体に取り付けてから調節して下さい。

わが家では、7個目の穴でセット。
ドアから内側の鍵まで約4cm以上あると設置できないので、購入前に測っておくと失敗しません。


注意点として、本体の幅は土台アダプターで調節できますが、縦の長さ調節ができないため、サムターンアダプターが内鍵にうまく噛み合わず途中で引っ掛かってしまう可能性があります。


わが家は、縦の長さが足りず数回に1回途中で止まりました。
ちなみに土台アダプター底部からサムターンまで約5cm。
解決方法としては、土台アダプターの底部を数cm切断するしかないのですが、金属製なため難しい。。。
購入前に設置できるスペースがあるか確認が必須!

次に、裏面のシールを剥がし本体を設置。

注意点として、シールを貼ってから2分以上押し付けて下さい。
僕が設置した時は、押し付けが足りずに地面に落としました。
重量もそこそこあり故障の原因にもなるので気をつけましょう。

その後、本体と30mm以内のドア枠に磁石を取り付け設置完了。
ステップ4:アプリと連携し、スマホで操作

アプリを開きBlutooth経由でスマホと連携し初期設定。
SwitchBotロック単体だとWi-Fi接続ではなく、操作範囲がBlutooth圏内に限定されます。

遠隔操作や音声での操作をしたい場合、SwitchBotハブミニと併用で距離制限がなくなります。
僕はハブミニと一緒に使っているので、外出先からでも閉め忘れ確認や鍵を持ち歩かない家族(祖母)が連絡をくれたら遠隔操作し開けるようにして使っています。
以上でセットアップ完了。
使って良かった機能
- 自動施錠で鍵を閉める動作がいらない(オートロック)
- SwitchBotタグと併用し、スマホでワンタッチ解錠
- SwitchBotハブミニと併用し、外出先から遠隔操作と音声操作
- 通知機能でスマホから施錠・解錠の確認

その他に履歴機能やアラート機能、2つのロックを同時操作するツインロックモードなどの機能が使えて、汎用性が高くGoodポイント!
自宅をオートロックにできる

アプリから事前に自動施錠をオンにすると、ドアが閉まったタイミングで鍵を閉めてくれるため、手が塞がっていても簡単に施錠可能。
また、外出先で鍵の閉め忘れを心配する必要がなくなります。

僕は、祖母と暮らしておりよく鍵の締め忘れがあったので、この機能はすごく助かっていて、お年寄りや子どもと暮らしている方にもおすすめです。
ゴミ捨てなどでスマホも鍵も持たず家を出てしまうと開けれなくなるので十分な注意が必要。

自動施錠には2種類機能があり、ドアが閉じてから施錠する機能と、ドアの開閉に関係なく鍵を開けてから自動で閉まる機能です。

両機能とも0秒~60分の間隔で設定可能。
わが家では、防犯面と閉め出される心配を考慮して1分で使用しています。
スマホで解錠する

玄関の前で毎回アプリを起動して鍵を開けるのは面倒になってきます。
そこで使用するのがSwitchBotタグ(NFCタグ)。

例えば、ロックとタグを連携して外扉にタグを貼っておきます。帰宅したらスマホをかざし画面をワンタッチするだけで解錠が可能に。

毎回アプリを起動する必要がなくとても便利。
僕はiPhoneを使用していますが、タグにかざした後スマホのロックを解錠する必要があり少し面倒もありました。AndroidならタッチだけでOK。
アプリを毎回起動するよりはすぐに解錠でき良かったです。
また、SwitchBotタグが対応できるスマホは以下の通り。
対応OS | 対応バージョン |
iPhone(iPhone XRおよびiPhone XR以降の機種) | iOS |
Android(NFC機能付き) | Android |
外出先から遠隔操作と音声操作

SwitchBotロックは、ハブミニ(別売り)とも併用して使えます。
ハブミニと併用すれば、外出先から鍵の状態をスマホで確認できるほか遠隔で解錠・施錠が可能。

家族が鍵を忘れてしまった時や外出中に友達が来た時に使える便利な機能です。


通知の設定や履歴など細かく状態がチェックできるため、家族の帰宅確認や防犯面などに対してロックを最大限に活用できます。

ハブミニがあればウィジェット機能やスマートスピーカーから声で施錠・解錠の操作も可能。
例えば、就寝前に鍵を閉めたか確認するのが面倒な時「アレクサ、鍵閉めて」というだけで起き上がる必要なく施錠できます。
対応の音声AIアシスタントは、以下の通り。
- Amazon Alexa
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- LINE CLOVA
- IFTTT
- SmartThings
買うべき人・おすすめの人
- 鍵を失くしたり探す人
- 子供や祖父母に鍵を持たせるのが心配な人
鍵をよく失くしたり探す人

家の鍵って小さいからよくなくして困ってる。。。
そんな方に、SwitchBotロックがおすすめ。
一番の魅力は何といってもスマホ1台で自宅の鍵を操作できることで、毎日鍵を持ち歩かなくてもよくなるので探したり落とす心配がありません。
また、鍵を誰かに拾われることもなく防犯面でもとても優れています。

無駄な心配がなくスマホだけで気軽に出歩けて安心!
スマホで解錠して家に入るので充電だけは忘れずに!
子どもや祖父母に鍵を持たせるのが心配な人

子どもに鍵を持たせるのは心配。。。
そんな方に、SwitchBotロックがおすすめ。
SwitchBotロックは、ホーム共有機能があるためアプリから家族や恋人、友人などと鍵の共有ができます。
複数の端末から操作に対応していてとても便利。

僕は、祖母と暮らしており鍵を落としてこないか心配だったのですが、導入してからは鍵を持ち歩かなくなり一安心。
また、子どもとアプリを共有するのが心配の方は、遠隔で鍵を開けてあげる方法もありです(ハブミニが必要)。
必要ない人・検討したほうがいい人
- 充電管理ができない人
- 鍵が対応していない人
充電管理ができない人

充電管理が面倒くさい。。。
そんな方には、必要ないデバイスでしょう。
SwitchBotロック本体は、電池式なので電池切れで家に入れなくなる可能性があり、結果物理キーの解錠でロックの意味がなくなります。
また、スマホ操作で家の鍵を開けるため充電がないと閉め出される可能性があります。
スマホ充電の為に急速充電器があると便利です。以下でAnker USB急速充電器ピカチュウモデルを紹介しています。
鍵が対応していない人
上記のような鍵にSwitchBotロックは、対応していないため購入前に確認が必要です。
また、鍵でだけではなく鍵周辺のスペースやサイズも重要なので、以下のSwitchBot公式サイトから確認して下さい。
SwitchBotロックと一緒に使いたいデバイス
SwitchBotハブミニ

ロック単体だと接続範囲がBlutooth圏内でしか操作・確認できず、遠隔操作や通知機能、ウィジェット機能、音声コントロールなどの機能ができません。
そこで、必要なのがハブミニ。
ハブミニは、SwitchBotシリーズでスマートホーム化をするには必須デバイスで、先程ロックでできなかった機能ができる他、Blutooth接続のSwitchBotデバイスをすべて遠隔操作ができるとても優れた商品です。
約5,000円でコスパは良く、防犯面の強化と汎用性を考えても間違いなく満足できるデバイスです。
音声AIアシスタント搭載デバイス

SwitchBotロックは、音声AIアシスタントに対応。
例えば、寝る前に玄関を確認しに行く必要がなく「アレクサ、鍵閉めて」とスマートスピーカーに話しかけるだけで簡単に防犯対策が可能に。
ですが先程、紹介したハブミニも一緒に使わないと声での操作ができないので注意が必要です。

僕は、Echo Show 5と一緒に併用しています。
Echo Show 5は、ディスプレイ付きなので画面タッチでも操作ができてGood!