
AppleのHomePod miniってなにができる?

自分がHomePod miniを使う価値ってある?購入するとどんなメリットがある?デメリットは?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Appleの低価格スマートスピーカー『HomePod miniができること』を解説します!

音楽を聴いたり、音声AIアシスタントを使ったり、家電操作だけがスマートスピーカーではありません。HomePod miniにはこれからのAppleのスマートホームに期待したい機能が詰まっているので一緒に見ていきましょう!
👉 HomePod miniをレビュー!音質や機能、3つの注意点とは?
この記事の目次
Apple HomePod miniができること7選
- コンパクトなサイズ
- 5つのカラーでインテリアにも合わせやすい
- コンパクトながら迫力あるきれいな高音
- 温度、湿度の計測
- Siriを使った音声操作
- 音声検索
- 家電の音声操作
- インターコム
- 音楽再生(音楽サブスクと音楽引き継ぎ)
- Apple TV 4Kのスピーカー
それぞれ実際に使ってみた感想や写真と一緒に解説していきます。
コンパクトなサイズ

HomePod miniは、高さ84.3mm、幅97.9mmの球体ボディで、345gのりんご一個分の重量です。
そのコンパクトさから設置できる場所の選択肢が多く、リビングや寝室、子ども部屋、洋室、仕事部屋など柔軟に置けるでしょう。

電源ケーブルへの接続がマストなので、ケーブルの長さや配線には注意しましょう。
ケーブルは本体から飛び出ているため接続する必要はなく、しっかりとした頑丈なケーブル素材なので曲げても断線などの心配なく使えていい感じです。
また、ケーブルが本体から飛び出ないのもHomePod miniが使いやすいポイントです。
以下は、Amazon Echo Dotの写真で、ケーブルを接続すると本体から飛び出ているのがわかります。

これだとせっかくコンパクトなサイズなのに、ケーブルのせいで実際に置いてみるとケーブルが邪魔になることがあります。
HomePod miniは、ぐいっとケーブルを曲げられるようになっており、ケーブル本体も頑丈な素材なので心配なく設置できてよかったです。
5つのカラー展開
![]() スペースグレイ | ![]() ブルー | ![]() ホワイト | ![]() イエロー | ![]() オレンジ |
HomePod miniには全5色のカラーがあり、自宅のインテリアに合わせておしゃれに選ぶことができます。

筆者は、カラー展開される前にHomePod miniを購入したため、スペースグレイしかありませんでした…ブルーとかおしゃれでよさそう。
コンパクトながら迫力あるきれいな高音

HomePod miniは小型ながら、その音質と音量のレベルはとても高いです。
スピーカーは、音量を上げるとどうしても音が割れてしまうことがありますが、HomePod miniは音量を上げても芯のある音を届けてくれます。
そして、音質は高音が重視されており、クリアで聴きやすい質感の音質が楽しめます。
HomePod miniに約1.5円のお金を払うというのは、このコンパクトさと高音のレベルにあるといっても過言ではないでしょう。
一方、小さなサイズなので搭載できるスピーカーには限りがあり、低音はやや弱めです。
弱めとはいっても低音をずんずん楽しみたい人には物足りないくらいで、低音をそこまで求めない人には音楽を聴くには十分な低音であるでしょう。
下手に1万円を切るようなスマートスピーカーを購入するよりも、HomePod miniの音質は、とても満足度高くておすすめできます。
温度、湿度の計測

HomePod miniには、温度・湿度センサー「HDC2010」が搭載されています。
そのため、HomePod miniを設置した部屋の温度と湿度をiPhoneの「ホーム」アプリから確認が可能。
ホームアプリの上部にある「気候」をタップすると、以下のように温度と湿度のデータが表示されます。

湿度は±2%、温度は±0.2°Cの性能になっているため、ほぼ正確な計測が可能です。


また、ホームアプリの「オートメーション」を設定することで、例えば温度が22度を下回ったら暖房をつける。湿度が40%を定価したら加湿をする、といった自動化も構築可能。
これには、HomePod mini以外に対応したスマート家電が必要になりますが、温度や湿度で家電を自動化できるのは、乾燥防止や寒さ・暑さ対策になるのでおすすめ!
Siriを使った音声操作
HomePod miniには、Appleの音声AIアシスタント「Siri」が搭載。iPhoneを使っているならイメージしやすいでしょう。
そのSiriに声でリクエストすることで、様々な操作が可能。スマートスピーカーという名から音楽を聴くだけになってしまいがちですが、HomePod miniを購入するならSiriの活用はマストです!
その中でも活用したいのが以下の3つを解説します。
- 音声検索
- 家電の音声操作
- インターコム
それ以外のSiriができることは以下のの記事をチェックしてください。
音声検索
音声検索は、以下のように知りたい情報や検索したいことをSiriにお願いします。
- 再生中の音楽の歌手、曲名
- 計算や単位変換
- 道のりや所要時間の検索
- 翻訳
- 意味の検索
- レシピの検索
- 株価
- ニュース
- 天気予報
など、iPhoneでわざわざ検索するのが面倒だが、情報としては多くない検索がSiriは得意です。
HomePod miniがあれば、その部屋ではもうiPhoneいらずで情報にアクセスでき、ただの部屋が世界につながった一部屋に進化します。
Siriがきになる人は、iPhoneのSiriにこう言ってみてください。
『ヘイSiri、なにができる?』と。
家電の音声操作
Siriに対応したスマート家電を購入すれば、HomePod miniのSiriにリクエストして家電操作が可能です。
- ライトのON/OFF
- 鍵の開け閉め
- スイッチのON/OFF
など、手動ではなく、遠隔や音声で操作ができるので、HomePod miniを購入するなら、Siriに対応したスマート家電を購入して、自宅のいち部分を少しずつ自動化・遠隔化していくのがおすすめです!
一方でSiriに対応したスマート家電はまだ少なかったりするので、スマート家電目当てでスマートスピーカーを購入するのであれば、AmazonのAlexaをチェックするのもおすすめです。
👉 Amazon Alexaとは?6つのできることと始め方3ステップ
インターコム
インターコムは、iPhoneからHomePod miniやHomePod miniからHomePod miniなど、音声を送信できる機能です。
例えば、iPhoneの「ホーム」アプリからインターコムで「ご飯ができたよ」と送信します。

すると、送信先のHomePod miniにその音声が送信されてSiriが読み上げてくれるのです。
これがインターコムの機能。

通話だと相手が出てくれないと話せないですが、インターコムなら一方的に音声を送信できるので、家族に話しかけるような感覚で使えます。
また、外出先から自宅のHomePod miniにインターコムしたり、リビングから子ども部屋にしたりと、家族や自宅との距離感やさらに縮めることになります。
HomePod miniがあることで家族とのコミュニケーション手段を増やすことができ、よりスムーズに会話ができるので、子どもや両親、祖父母など複数人で住んでいる方におすすめです。
音楽再生
HomePod miniは「スマートなスピーカー」なので、もちろん音楽の再生も可能。
HomePod miniで音楽を聴くには以下3つの選択肢があります。
- 音楽サブスクをAirPlayする
- iTunesで購入した曲
- iCloudミュージックライブラリに保存した曲
音楽サブスクは、Apple MusicやSpotify、Amazon MusicなどをiPhoneで再生し、それをHomePod miniに飛ばすことが可能。
iTunesで購入した曲は、iPhoneやiPadの「ミュージック」のアプリに保存されるため、ミュージックアプリからHomePod miniにAirPlayで再生できます。
iCloudミュージックライブラリは、CDやMP3などの音楽をアップロードした音楽を再生できる機能で、こちらも「ミュージック」のアプリから再生可能です。
最もおすすめ方法は、Apple Musicの音楽サブスクを使うことです。
Apple Musicは、HomePod miniと同じAppleが作った音楽聴き放題サービスで、月額または年額のプランに加入して使用します。
すべての音楽を聴き放題でき、iPhoneにダウンロードすればオフライン再生も可能。
Siriには以下のように音楽をリクエストできます。
- おすすめの音楽をかけて
- 米津玄師をかけて
- 米津玄師のLemonをかけて
- お気に入りの曲をかけて
- 元気が出る音楽をかけて
など、曲やプレイリスト、気分などを指定して、自分の今聴きたい音楽をすぐにHomePod miniから再生可能です。
Apple Musicについては次の記事をチェックしてください。
👉 Apple Musicの料金を徹底解説!6つのプラン・月額・年額の違いとは?
また、iPhoneとHomePod miniのシームレスな音楽体験はとても心地がよいです。

HomePod miniの上にiPhoneをかざすだけで、iPhoneで再生している音楽を引き継がせることができます。
帰宅中に聴いていた音楽をそのまま帰宅後にHomePod miniで流したりなどの活用ができ、より生活に音楽を取り込んでいくことができます。
AmazonやGoogleのスマートスピーカーは、iPhoneでもAndroidでも使える汎用性がありますが、このような細かい機能はありません。
AppleのiPhoneとHomePod miniで組み合わせるからこそ、かゆいところに手が届く機能を実現できています。
iPhoneユーザーならHomePod miniをまずチェックするのがおすすめです!
Apple TV 4Kのスピーカー

HomePod miniは、Appleのスマートスピーカー。
そして、Apple TV 4Kは、Appleのストリーミングメディアです。
これらのアイテムを連携することで、Apple TV 4Kで再生する映画や音楽の音声をHomePod miniから再生することが可能!

Apple TV 4Kの設定画面からHomePod miniを選択すれば、音をHomePod miniから出力。

さらに、HomePod miniが2台ある場合はステレオペアを設定でき、Apple TV 4Kの音を2台のHomePod miniから出すことも可能。
1台のHomePod miniでは物足りなかった低音の強化やより音に包み込まて、リッチな映画鑑賞が可能になります。
👉 2022年版Apple TV 4Kをレビュー!モデルの違いやおすすめの人とは?

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