
「Alexa、Alexa」ってよく聞くけど、Alexaってなに?

Alexaができることを知りたい!使えるアプリは?

Alexaはどんな時に使うものなの?自分にはオススメ?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Amazonの音声AIアシスタント『Alexa』について小学生でもわかるレベルでご紹介していきます。

Alexaは、生活をより便利にするためのアシスタント、いわゆる「秘書」が自分専用で付いてくれるイメージです。Alexaについて一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
Alexa(アレクサ)とは?
Alexa(アレクサ)
Alexa(アレクサ)とは、アメリカの大手通販サイト「Amazon」が開発・リリースしている音声AIアシスタントのことです。
iPhoneを使っている人は「Siri(シリ)」が、Androidを使っている人は「Googleアシスタント」が、アイアンマン好きなら「ジャービス」がイメージ湧きやすいでしょうか。
音声AIなので姿形はなく、様々なデバイスの音声AIアシスタントとして搭載されています。そのため、Alexaが搭載されているデバイスであれば、どれでもAlexaが使えるというわけ。
では、Alexaが使えるとはどういうことなのか。Alexaは音声AIのため人間と会話をしたり、人間が要求したことを理解して応えてくれる。これが「Alexaを使う」ということで、まさに秘書が付くようなイメージです。
- Alexaは、Amazonが作った音声AIアシスタント
- 様々なデバイスにAlexaが搭載されていて、デバイスがあればAlexaを使える
- Alexaを使う=人間が音声でAlexaにやってほしいことを指示できる
Alexaができること
Alexaに指示できること、対応してくれることは、大きく以下の6つです。
- 音楽、動画などエンターテイメントを楽しむ
- タイマーやToDoリストなど便利機能を使う
- 知りたいことを聞く
- 家電を声で操作する
- 通話、ビデオ電話をする
- その他、好きなスキルを追加する
音楽、動画などエンターテイメントを楽しむ
Alexaを使う最も大きな理由は、音楽や動画の再生でしょう。

Alexa、音楽をかけて
とリクエストすれば、Alexaが自動的に音楽を再生してくれます。

Alexa、Youtubeで雄大な自然の動画見せて
とリクエストすれば、AlexaがYoutubeアプリを起動して動画を検索してくれます。
スマホやタブレットを操作することなく、声だけで瞬間的にリクエストができるので、とっても楽に音楽や動画にアクセスができます。
音楽聴き放題アプリ
Alexaでの操作に対応している音楽聴き放題アプリは、以下の7つです。
- Amazon Prime Music
- Amazon Music Unlimited
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたパス

Alexaは「Amazon」の音声AIアシスタント。Amazon Musicは、「Amazon」の音楽アプリ。
同じAmazonのため相性が良く、他の音楽アプリでは使えない機能が使えるのでおすすめです!

もし、Googleの『Youtube Music』を使っているなら、Googleアシスタントではなく、Siriのほうが使い勝手が良いのでおすすめです!
👉 Googleアシスタントとは?できること&使うまでのステップ

もし、Appleの『Apple Music』を使っているなら、Googleアシスタントではなく、Siriのほうが使い勝手が良いのでおすすめです!
動画見放題アプリ
Alexaから操作できる動画見放題アプリは、以下の4つです。
- Amazon Prime Video
- Netflix
- Youtube
- パラビ
Youtubeの場合は、動画の再生まではできず、指定した動画をYoutubeで検索するまでになります。
例えば、「Alexa、ヒカキンの動画をYoutubeで観せて」とリクエストすると、Youtubeで「ヒカキン」と検索した画面が表示されます。

ドラマを観ていて、次のエピソードを観るならAlexaから音声で指定できて便利です。
しかし、正直なところ、動画を観るときって検索して調べたり、あらすじを確認したりしてから観始めると思います。そのため、Alexaでいきない再生することは少なく、音楽よりも使用頻度は高くないです。
タイマーやToDoリストなど便利機能を使う
Alexaを実際に使ってみて、最も地味だが一番使うのが便利機能をAlexaにお願いすることです。
便利機能は、以下のようなリクエストができます。
指示できるリクエスト | 内容 |
15分のタイマーを設定して | 指定した時間のタイマーを設定する |
朝6時に起こして | 指定した時刻にアラームを設定する |
今日の天気は? | 天気予報を教えてもらう |
今日のニュースは? | ニュースを教えてもらう |
ToDoリストに「ドッグフードを買う」を追加して | ToDoリストにタスクを追加する |
今日のToDoは? | ToDoリストを確認する |
明日「美容院に行く」予定を追加して | カレンダーに予定を追加する |
今日の予定は? | カレンダーの予定を確認する |
ここでポイントなのは、一問一答のように1つのリクエストで1つの指示だけでなく、1つのリクエストで複数の指示を設定できることです。これを「定型アクション」といいます。
例えば、

Alexa、おはよう
と声をかけると、
- カーテンを開ける(対応デバイス必要)
- 今日の予定を読み上げる
- 今日の天気予報を教える
- お気に入りの音楽を再生して、1時間後に止める
みたいな設定ができるのです。
なので、1つの機能をリクエストするだけでなく、それらを組み合わせて指示できるので、より生活がスマートで便利になり、Alexaを自宅に導入する大きなメリットとなります。
知りたいことを聞く
ちょっとした情報を知りたい時にサクッとAlexaに教えてもらうことができます。
- 「12,000円の30%引きは?」などの計算
- 「今日の日付は?」などの日付に関すること
- 「豚って英語でなんていうの?」などの言語に関すること
- 「ピーナッツのカロリーは?」などの食料に関すること
- 「マネジメントの意味は?」などの意味検索
などなど、挙げればキリがないほど、検索できることはたくさんです。

もし、どんな検索ができるのか気になる人は、スマホの「Alexa」アプリを無料でインストールすれば使えるので、Alexa搭載デバイスを購入する前に試してみるのがおすすめです!
家電を声で操作する
Alexaは、「Alexa自身ができること」だけでなく、Alexaに対応した家電を操作でき、Alexa自身ができること以上のポテンシャルを持っているのです。

Alexaが搭載されたデバイスとAlexaに対応したデバイスを連携すれば準備はOK。あとは、Alexaに家電を操作するリクエストをすれば、自動的に連携した家電が操作されます。
操作できる家電の一例。
- 電気のON / OFF
- エアコンのON / OFF
- カーテンの開け閉め
- ボタンを押す
- テレビのON / OFF
などなど、対応した家電はたくさんあり、使い道は幅広くあります。

僕が実際に使っているのは、車で帰宅中にAlexaからお風呂を沸かしたり、室温が27度以上になると自動的にエアコンを点けるように設定したり、朝起きたらカーテンが自動で開くようにしたりしています。
「タイマーやToDoリストなど便利機能を使う」で解説した定型アクションを使えば、さらに少ないリクエストで生活を自動化することもできちゃいます。
例えば「Alexa、おはよう」だけで、カーテンを開けて、お湯を沸かして、天気予報を読み上げて、音楽を再生してみたいな近未来的な生活ができるのです。
また、Alexaを自宅だけでなく、車やスマホでも使えるようにすれば、外出中でも自宅の家電操作ができます。
通話、ビデオ電話をする
Alexaが搭載されたデバイス同士で通話やビデオ通話ができます。
例えば、寝室から

リビングに通話かけて
とリクエストすれば、寝室にあるAlexa搭載デバイスからリビングにあるのAlexa搭載デバイスに通話がかけられます。
また、同じ自宅だけでなく、遠く離れた家同士でも通話やビデオ通話も可能です。

おばあちゃんにビデオ通話かけて
とリクエストすれば、自宅にあるAlexa搭載デバイスとおばあちゃんの家に設置したAlexa搭載デバイスでビデオ通話ができます。
自宅では大きな声を出さずに別の部屋にいる人と話せ、遠くに住む家族と気軽に通話ができるので、複数台Alexa搭載デバイスを用意するのもおすすめです。
その他、好きなスキルを追加する
ここまで5つのAlexaができる機能を紹介しましたが、実はまだまだAlexaができることはたくさんあります。
それは、スマホにアプリをインストールしてできることを増やすように、Alexaに「スキル」を追加してできることを増やせるからです。
例えば、
- ピカチュウとお話したり、
- 絵本を読んでくれたり、
- なぞなぞを解いたり
- 運勢をチェックしたり、
- カラオケをしたり、
- トレーニングのコーチ などなど

スマホはタッチ操作の中で、アプリをインストールしてできることを増やしていくように、Alexaは音声操作の中で、スキルを使っていくことになります。
Alexaでスマートに生活するまでのステップ
ステップ1:音声AIアシスタントを決める
Alexaの他にも、Appleの「Siri」、Googleの「Googleアシスタント」、LINEの「CLOVA」などの音声AIアシスタントがあり、まずは、どの音声AIアシスタントを使うのか決める必要があります。
その理由は、別の音声AIアシスタント同士が連携できないため、最大限のスマートさを発揮するには、一つに絞る必要があるからです。
👉 スマートホーム構築最初のステップ!音声AIアシスタントの選び方とは?

2022年10月に『Matter』という規格がリリースされ、ひとつのアプリでAmazon、Apple、Googleからスマート家電が操作できるように!
ステップ2:搭載・対応デバイスを購入する
Alexaが自分にとって良い選択であるなら、次にAlexaを用意する必要があります。
これは「Alexaだけ」を購入できるのではなく、Alexaが搭載されたデバイスと対応したデバイスを購入するということです。
搭載デバイスと対応デバイスの2種類がある
👉 2023年版|Alexaが使える20種類のAmazonデバイスとは?
ステップ3:Alexaを使う
Alexaが搭載されたデバイスを用意できたら、後はAlexaにやってほしい指示を声でします。

Alexa、おすすめの音楽ををかけて
初期設定もあるので忘れずに設定しておきましょう!