
「Googleアシスタント」とは「OK、Google」ってよく聞くけど、これってなに?

Googleアシスタントができることや使えるアプリを知りたい!

Googleアシスタントってどんな人が使うの?私には使えるの?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Googleの音声アシスタント『Googleアシスタント』についてご紹介していきます。

他人事だと思っていた「OK、Google」というフレーズは、もしかしたらこれから自分の生活をより楽で便利にしてくれるツールかもしれません。一緒にGoogleアシスタントについて見ていきましょう!
この記事の目次
Googleアシスタントとは?
Googleアシスタント
Googleアシスタントは、検索やマップ、Android、カレンダーなどのサービスを提供しているGoogleが開発した音声AIアシスタントです。
iPhoneを使っている人は「Siri(シリ)」が、アイアンマン好きなら「ジャービス」というとイメージが湧くでしょうか。音声でAIと話せるイメージです。

AIなので実態はなく、目に見えないものです。そして、様々なデバイスに「Googleアシスタント」という音声AIアシスタントが搭載されているので、そのデバイスに話しかけて指示をしたり、会話をしたりできます。
では、「Googleアシスタントに指示をする」とは、一体どういうことなのか。
簡単に言うと、家電を操作したり、スマホアプリを操作したり、音声で検索をしたりなど様々なことができるので、これからご紹介していきます。
- Googleアシスタントは、Googleが作った音声AIアシスタント
- 様々なデバイスにGoogleアシスタントが搭載されている
- Googleアシスタントを使う=人間が声でやってほしいことを指示できる
Googleアシスタントができること

Googleアシスタントに指示できることややってくれること、できることは、大きく以下の6つです。
- タイマーやToDoリスト、カレンダーなど便利機能を使う
- 家電を声で操作する
- 音楽、動画などエンターテイメントを楽しむ
- 知りたいことを検索する
- 通話、ビデオ電話をする
- その他、好きなアプリを追加する
タイマーやToDoリスト、カレンダーなど便利機能を使う
Googleアシスタントの地味だが便利な機能の一つが、便利機能を使うことです。秘書のように働いてくれます。
Googleアシスタントで使える便利機能は、主に以下です。
リクエストの例 | 内容 |
5分のタイマーを設定して | 指定した時間のタイマーを設定する |
朝7時に起こして | 指定した時刻にアラームを設定する |
明日の天気は? | 天気予報を教えてもらう |
最新のニュースは? | ニュースを教えてもらう |
ToDoリストに「光熱費の支払い」を追加して | ToDoリストにタスクを追加する |
今日のやることリストは? | ToDoリストを確認する |
明日の15:00から1時間「打ち合わせ」の予定を追加して | カレンダーに予定を追加する |
今日の予定は? | カレンダーの予定を確認する |
お母さんに電話して | 電話帳に登録されている人に電話をかける |
3秒後に写真を撮って | 写真を撮影する |
ここには書ききれないほど指示できるリクエストはたくさんあり、「スマホで使える純正機能はほぼすべて指示できる」くらいのイメージです。
そして、ここでさらに知っておいてほしいのが、1つの指示に対して応えてくれるわけではなく、1つの指示で複数のことをしてくれることです。これを「ルーティン」といいます。
例えば、

OK、Google、おやすみ
と声をかけると、
- カーテンを閉める(対応デバイス必要)
- ライトを消す(対応デバイス必要)
- 明日7時にアラームを設定
- 明日の予定を読み上げる
- お気に入りの音楽を再生して、1時間後に止める
のリクエストすべてに応えてくれるのです。
いつも決まった行動や生活をまとめて自動化することで、時間の節約や忘れ防止になります。
家電を声で操作する
Googleアシスタントを使う上で、最も使いこなしたい機能が家電操作です。
さきほど紹介した「タイマーやToDoリスト、カレンダーなどの便利機能」は、Googleアシスタントだけで使えるものですが、これはGoogleアシスタントに対応した家電を用意することで家電の操作や自動化、ルーティン設定ができます。

家電を操作するには、Googleアシスタントを搭載したデバイスと対応したデバイスの2種類が必要になります。

「搭載したデバイス」は、スマホアプリでもOKなので、家電を対応させればスマホから操作したり、指示できちゃいます!
操作できる家電の一例。
- 電気のON / OFF
- エアコンのON / OFF
- カーテンの開け / 閉め
- 家電のボタンやスイッチを押す、ON / OFF
- テレビのON / OFF
などなど、使い道は幅広くあります。
また、Googleアシスタントに対応した家電でなくても、リモコンを対応させたり、電源プラグで対応させたりもできるので、今持っている家電をGoogleアシスタントに対応させる選択肢もあります。
「タイマーやToDoリスト、カレンダーなど便利機能を使う」で解説したルーティンも家電操作に割り当てられます。
例えば「OK、Google、おやすみ」と言うだけで、カーテンを閉め、ライトを消し、明日の予定を読み上げ、明日の天気予報を読み上げて、1時間のタイマーをかけて音楽を再生する、みたいなことも可能です。
音楽、動画などエンターテイメントを楽しむ
Googleアシスタントで最も使う頻度の高い機能が音楽や動画など、エンタメを楽しむことです。
例えば、

OK、Google、音楽をかけて
とリクエストすれば、設定した音楽アプリから指定した音楽を再生してくれます。

OK、Google、Youtubeでおもしろい動画観せて
とリクエストすれば、スマホやテレビ、画面付きスマートデバイスなどでYoutube動画を検索して再生してくれます。
Googleアシスタントが搭載されているデバイスは、スピーカーやディスプレイが多いため、音楽や動画との相性が良く、自宅でより手軽に、手早くエンタメを楽しめるのです!
音楽聴き放題アプリ
Googleアシスタントに対応している音楽聴き放題アプリは、以下の7つです。
- Youtube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたパス
- LINE MUSIC

もし、Amazonの『Amazon Prime Music』や『Amazon Music Unlimited』を使っているなら、Googleアシスタントではなく、Alexaのほうが使い勝手が良いのでおすすめです!

もし、Appleの『Apple Music』を使っているなら、Googleアシスタントではなく、Siriのほうが使い勝手が良いのでおすすめです!
👉 Siri(シリ)とは?できること5選&使うまでの完全ガイド
動画見放題アプリ
Googleアシスタントから操作できる動画見放題アプリは、以下の6つです。
- Netflix
- Youtube
- ディズニープラス
- dTV
- Hulu
- U-NEXT
Googleアシスタントに指示できる動画関連のリクエストは、以下の表の通りです。
指示できるリクエスト例 | 内容 |
「〇〇」を再生して | 指定した動画アプリで作品を再生する |
次のエピソード | 次のエピソードを再生する |
前のエピソード | 前のエピソードを再生する |
10分早送り | 指定した時間早送りする |
テレビで再生して | 指定したデバイスで作品を再生する |
止めて | 視聴を停止する |
再開して | 停止したところから再生する |
知りたいことを検索する
スマホでGoogle検索を使うように、Googleアシスタントに指示することで声で検索ができます。
例えば、
- 12,000円の25%引きは?
- 7月28日の曜日は?
- 牛って英語でなんて言うの?
- 唐揚げのカロリーは?
- 「PC」ってなんの略?
- 近くのイタリアンは?
- ここから東京駅までの行き方は?
- カルボナーラの作り方は?
- ルーブル美術館にはどんな絵画がある?
などなど、挙げればキリがないほど色んな検索ができます。

もし、今すぐGoogleアシスタントで検索できることを知りたい人は、「Google」アプリから無料で試せるので、実際にデバイスを購入する前に使ってみてください!
通話、ビデオ電話をする

Googleアシスタントが搭載されたデバイス同士なら、自宅の別々の部屋や別の家で通話、ビデオ通話が可能です。
例えば、リビングから

子ども部屋に通話かけて
と指示すれば、リビングから子ども部屋に通話がかけられ、会話ができます。
また、遠く離れた家同士での通話やビデオ通話も可能で、

おじいちゃんの家にビデオ通話かけて
と指示すれば、自宅にあるGoogleアシスタント搭載デバイスと離れた家にあるGoogleアシスタント搭載デバイスでビデオ通話ができます。
さらに、外出中にスマホから自宅の様子をカメラでチェックする使い方もできるので、通話だけでなくセキュリティ対策としても活躍してくれます。
その他、好きなアプリを追加する
Googleアシスタントは、Googleサービスだけでなく、スマホにインストールされている対応アプリを操作することも可能です。


普段スマホで使っているアプリを、Googleアシスタントに声で指示することができるので、そのうちスマホすらいらなくなる時代になるかもしれません。
Googleアシスタントに対応しているアプリは、Google公式サイトからチェックできます。
Googleアシスタントを使うまでのステップ
ステップ1:音声AIアシスタントを決める
Googleアシスタント以外にも、Appleの「Siri」、Amazonの「Alexa」、LINEの「CLOVA」などの音声AIアシスタントがあります。
まずは、どの音声AIアシスタントを使うのか決める必要があります。
その理由は、別の音声AIアシスタント同士が連携できないため、搭載デバイスや対応デバイスを一つの音声AIアシスタントに絞る必要があるからです。
👉 スマートホーム構築最初のステップ!音声AIアシスタントの選び方とは?

2022年10月に『Matter』という規格がリリースされ、ひとつのアプリでAmazon、Apple、Googleからスマート家電が操作できるように!
ステップ2:搭載・対応デバイスを購入する
Googleアシスタントが自分にとって良い選択であるなら、次にGoogleアシスタントを用意する必要があります。
用意するといっても「Googleアシスタントだけ」を購入できるのではなく、Googleアシスタントが搭載されたデバイスや対応したデバイスを購入します。

『搭載』は指示をする大元となるデバイスで、『対応』は操作されるデバイスのこと。
👉 2023年版|Googleアシスタントを使う7つの方法とは?Googleデバイスも紹介!
ステップ3:Googleアシスタンtのを使う
デバイスが用意できたら、後はGoogleアシスタントにやってほしい指示をリクエストするだけです!

OK、Google、お気に入りした音楽を再生して