
AmazonのEcho(第4世代)ってなにができるの?他のEchoとの違いも知りたい!

どんなメリット・デメリットがあってEcho(第4世代)を買う価値がある?

自分でもEcho(第4世代)使えるのか?どんな用途があるの?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Amazonから発売されている中堅クラスのスマートスピーカー『Echo(第4世代)ができること』を解説します!

Echo(第4世代)は、音質はそこそこ良く、値段は高すぎず、Amazonが発売している中で最もバランスが取れたスマートスピーカーです!
どんなことができて、どんな用途として使えるのか、一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
Echo(第4世代)ができること
- 上質なサウンドで音が楽しめる
- 音楽視聴
- Alexaにやってほしい雑用や機能を指示する
- Amazon Fire TVシリーズのスピーカーとして音を出す
上質なサウンドで音が楽しめる
Amazonのスマートスピーカーの音質と料金で序列をつけるなら、以下のようになります。
序列 | Amazonスマスピ | 音質 | 値段 |
1位 | ![]() Echo Studio | 上 | 29,980円 |
2位 | ![]() Echo(第4世代) | 中 | 11,980円 |
3位 | ![]() Echo Dot(第4世代) | 下* | 5,980円 |
![]() Echo Dot(第4世代) with Clock | 下* | 6,980円 | |
4位 | ![]() Echo Dot(第3世代) | 下* | 4,980円 |
*正確には同じ音質だが、音の体感は違うため順位が違う
上記表の通り、Echo(第4世代)は、中堅クラスの位置づけで、そこそこ良い音質と抑えられた価格が特徴です。
悪く言ってしまうと「中途半端」ですが、値段だけでEcho(第4世代)を見れば、価格以上の音質クオリティを感じます。

Echo Dotシリーズにはないような、低音の響きや重みをずっしり感じ、音のパワフルさもパワーアップしているので、鮮明なくっきりした音で大きな部屋や大きな音で音楽を楽しめます!
かといって、Echo Studioとは2倍以上の値段が抑えられているので、「自宅で音楽を良い音で聴きたいなー」程度の感覚で考えている人におすすめです!
以下の画像を見るとわかりますが、サイズ感も大中小と3段階あります。
スピーカーのサイズは、音質やパワフルさなどにも直結し、Echo(第4世代)はまさにいいところどりをしているスマートスピーカーです!
音楽視聴
Echo(第4世代)を最も多く使う用途であり、購入の最大の決め手となるのが「音楽視聴」です。
音楽を聴くには、以下の3つの方法あります。。
- 音楽サブスクを使う
- Bluetoothで接続する
- 有線で接続する
音楽サブスクを使う

音楽サブスクは、定額制の音楽聴き放題サービスで、Echo(第4世代)では以下の音楽サブスクが使えます(その他EchoシリーズやEcho Showシリーズなども同じ)。
- Amazon Prime Music
- Amazon Music Unlimited
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- うたパス
- dヒッツ

音楽サブスクを利用していない人は、『Amazon Music Unlimited』がおすすめ!
同じAmazonで揃えることにメリットがあり、Amazonサイトですべてを一元管理でき、曲のお気に入りやアーティストフォローなどAmazon Music Unlimitedでしか使えない機能もあります。
Echo(第4世代)で音楽視聴を考えているならAmazon Music Unlimitedがおすすめで、まずは初回の無料体験で試してみるのがおすすめです!
👉 Amazon Music 9つの料金プラン!UnlimitedとPrimeはいくら?
音楽サブスクを使う方法でも無料で音楽を聴くこともできます。それがAmazon Music UnlimitedとSpotifyにある無料プランを使うこと。
Echo Dot(第4世代)と無料アカウントだけ作成しておけば、すぐに音楽が聴き始められます。
👉 Spotify Freeはずっと無料!9個の制限や有料プランとの違いとは?
👉 Amazon Music Freeとは?始め方から使い方まで解説!

しかし、無料プランで音楽を聴くときには注意点があります。
それは、好きな音楽は再生できず、リクエストしたアーティストや曲、アルバムから似た音楽がランダムで再生されることです。
制限なく、ストレスフリーでEcho(第4世代)から音楽を楽しみたいなら、Amazon Music Unlimitedがおすすめです!
👉 Amazon Musicを無料登録!UnlimitedとPrimeの始め方や無料期間とは?
Bluetooth接続して使う

Echo(第4世代)とBluetooth接続をすれば、音をEcho(第4世代)から流せます。
また、Echo(第4世代)なら、一度スマホと接続してしまえば次からはAlexaに「スマホに接続して」と声で指示するです。スマホを操作してBluetooth接続の手間が省けてとても楽!

注意点としては、音楽サブスクでなら声で指示して操作できる「次の曲にスキップ」や「この曲お気に入りして」、「この曲ってだれの曲?」などが使えません。
音楽がサブ的な使い方であるなら良いですが、BluetoothスピーカーとしてEcho(第4世代)を購入するのはおすすめしません。
Echo(第4世代)は、音楽視聴だけでなく、以下のような使い方(特にAlexaを使った指示)がメインになってくるので、必ずこの機能はチェックしてください。
👉 Echo(第4世代)のAlexaでできること(この記事内でジャンプします)
有線で接続する

3.5mmの外部スピーカー接続ポートがEcho(第4世代)にあります。
音楽サブスクやBluetoothではなく、有線で外部スピーカーとして使えますが、これもメインとなる機能ではないので、Alexaを使った機能をチェックしましょう。
👉 Echo(第4世代)のAlexaでできること(この記事内でジャンプします)
Alexaにやってほしい雑用や機能を指示する

Echo(第4世代)だけでなく、Amazonのスマートスピーカーのすべてで使える機能に、音声AIアシスタント「Alexa」を使った機能があります。
Alexaに支持できること、操作できる機能は以下の通りでし。
- 音楽サブスクで音楽を再生
- Amazon Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- うたパス
- dヒッツ
- 便利機能
- タイマー
- アラーム
- ToDoリストへの追加、確認
- 予定の追加、確認 など
- 知りたいことを検索する
- 天気予報
- ニュース
- 株価
- 翻訳
- 意味や概念の検索
- レシピ など
- スマート家電の操作
- Alexa対応のスマート家電を声で操作する
- 通話する
- 自宅にある他のAlexa搭載デバイスで通話ができる
- 別居する家族や友達のAlexa搭載デバイスと通話ができる
- Fire TVシリーズと連携
- テレビから出る音をEcho Dot(第4世代)から出す
- ステレオ再生
- 2台のEcho Dot(第4世代)を連携すればより迫力と臨場感が増した音楽体験ができる
- スキルを追加してできることを拡張する
- スマホアプリのようなイメージで、スキル追加でできることは増える

「スマホができることとは?」と聞くと、「アプリの数だけ答えがある」と言えると思います。
Alexaにもスマホのアプリのような「スキル」が追加できるので、スキルの数だけAlexaはできることを拡張できるのです!
以下の記事で、Alexaについて解説しています。
Amazon Fire TVシリーズのスピーカーとして音を出す
Echo(第4世代)は、Amazon Fire TV StickやFire TV Cubeと連携ができます。
連携することで、Fire TVシリーズで再生する動画サブスクや音楽サブスクの音声をEcho(第4世代)から出すことができるのです。テレビのスピーカーからではなく。
連携は、最大2台のEcho(第4世代)が可能です。

Echo Dotシリーズでも可能ですが、音質のクオリティから2台用意したとしてもテレビのスピーカーのほうが音がいい、ということが起きてしまいます。
しかし、Echo(第4世代)の音質クオリティなら2台用意して連携すれば、テレビのスピーカー以上の音声体験が楽しめておすすめです!
以下は、各Echoシリーズの連携とおすすめの台数を、筆者が実際に使ってみて感じたことです。
Amazonスマスピ | 連携 | 連携するなら |
![]() Echo Studio | おすすめ | 1台でも十分だが、2台あればホームシアターの完成 |
![]() Echo(第4世代) | おすすめ | 2台あるとテレビのレベルが格段にアップしておすすめ |
![]() Echo Dot(第4世代) | テレビによる | 2台ないとテレビのスピーカーより微妙になるかも |
![]() Echo Dot(第4世代) with Clock | テレビによる | |
![]() Echo Dot(第3世代) | おすすめしない | 2台あったとしても、テレビのスピーカーのほうがよい |
Echo DotやEcho Studioとの違い
Echo(第4世代)をEchoシリーズと比較した表が以下のとおりです(黄色い下線がポイントなる違い)。
![]() Echo Studio | ![]() Echo(第4世代) | ![]() Echo Dot(第4世代) with Clock | ![]() Echo Dot(第4世代) | ![]() Echo Dot(第3世代) | |
価格 | 29,980円 | 11,980円 | 6,980円 | 5,980円 | 4,980円 |
特徴 | 空間オーディオで上品で没入感のある最高品質の音質 | 球体から出るハイクオリティな広がる音+低音のパワーアップ | 球体から出る広がる音+時計表示 | 球体から出る広がる音 | コンパクトなサイズ |
Alexa | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
音楽視聴 |
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家電操作 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
サイズ | 206 x 175 x 175 mm | 144 x 144 x 133 mm | 100 x 100 x 89 mm | 100 x 100 x 89 mm | 43 x 99 x 99 mm |
重量 | 3.5kg | 940g | 328g | 328g | 300g |
Echo(第4世代)の最大の特徴は、Echo Dotシリーズよりもパワーアップしたクオリティとパワフルさのある音質であり、Echo Studioより半額以下で購入できることです。
Echoシリーズでは中間的な立ち位置で、コストを抑えつつもそこそこいい音質で音楽を聴きたい人におすすめできます。

自宅を映画館のようにガッツリホームシアターみたいにしたい人にはやや物足りなさがありますが、普通に音楽を聴いたり、動画を観る音声であるならむしろEcho(第4世代)がおすすめ!
実際に使ってみて、Echo(第4世代)が一番はじめて音を出したときの感動が大きかったです!
特に比較すべきは、Echo Dot(第4世代)でしょう。

サイズ感は1.5倍くらい、重量は3倍ほどあるEcho(第4世代)。
設置するとEcho Dot(第4世代)より存在感こそありますが、発するサウンドはEcho Dot(第4世代)の数倍は迫力とクオリティを感じられます。



コストを重視するならEcho Dot(第4世代)のほうが満足度は高く、
音質を重視するならEcho(第4世代)のほうが満足度は高く楽しめます!
Echo(第4世代)の使い道|私はこう使う
- 仕事中や読書、作業中に音楽を流す
- 寝室のテレビでFire TV StickとEcho(第4世代)を連携
- 部屋間での通話、別居する家族と通話
仕事中や読書、作業中に音楽を流す

自宅では、昇降デスクに設置したモニター下にEcho(第4世代)を置いており、仕事をしたり、作業をしたり、読書をするときはYoutubeや音楽サブスクで音楽を再生しています。
Youtubeでは、lofi hip hopの作業用BGMを再生。
音楽サブスクでは、Amazon Music UnlimitedからAlexaに適当に流してもらっています。
ながら聴きではありますが、音質が気になるくらい劣化していると集中できませんし、良すぎてもながら聴きなのでコスパが悪くなってしまいます。
また、筆者の自宅では、Echo Studio2台をリビングのFire TV Cubeと連携しているため、音楽をガッツリ聴いて楽しむときはリビングです。
家族がいるためなかなか一人になれないときもあるので、サブ的なスピーカーとしてEcho(第4世代)は使っており、サブとして使うにはもったいないくらい音のクオリティは高いので、一人時間も音楽を聴いて楽しめています。

自宅で音楽を聴くメインスピーカーとして十分活躍してくれる音質なので、「料金を抑えつつも音の良いスピーカー」を探しているならEcho(第4世代)がぴったり!
寝室のテレビでFire TV StickとEcho(第4世代)を連携

Echo(第4世代)は、輪郭のはっきりした音やパワフルなサウンド、しっかりと重みのある低音が出るハイクオリティなスピーカーです。
音楽や動画を楽しむには十分のクオリティですが、その上にはEcho Studioという約3倍する値段のスピーカーもあります。
当然、音質や音圧、音場、音域、音階など、すべてのクオリティが高いですが、逆に高すぎてデメリットに感じるときもあります。
それは、そこまで使う回数が少なく、クオリティもそこまで求めない場所で使うときで、筆者の場合は寝室のテレビでした。
週末の夜だけNetflixやAmazon Prime Videoで映画を観るときに使っているのですが、賃貸なのでEcho Studioのように低音がすごすぎても近所迷惑になってしまったり、寝る前には少しやかましいです。
そう考えるとEcho(第4世代)の音はすごく最適で、さらに料金も約3倍も抑えられるので、筆者は寝室にEcho(第4世代)を設置するのが最適でした!

使う環境や時間帯、楽しみたい気分によって、上位のEcho StudioよりもEcho(第4世代)のクオリティが最適な人もいます。
費用面とパフォーマンス面でバランスを取って音楽や映画を楽しみたい人は、Echo(第4世代)おすすめです!
部屋間での通話、別居する家族と通話

筆者の自宅には、リビングにはEcho Show 15とEcho Show 10、寝室や自室にはEcho(第4世代)など、すべての部屋にAlexa搭載のEchoデバイスが設置されています。
こうすることで「Alexa、リビングに通話して」とリクエストすれば、例えば寝室のEcho(第4世代)からリビングのEcho Show 10に通話がかけられるのです。
家族間でのコミュニケーションがストレスなく、簡単にできるようになり、設置してからむしろ家族間でのコミュニケーションが増えた気がします。
また、離れて住む祖父母の家にEcho Show 8を設置しており、自宅のAlexaに「おばあちゃんの家に通話をして」と声をかければ通話をかけてくれます。
気軽にコミュニケーションができるようになったので祖父母も喜んでいますし、祖父母の家にあるEcho Show 8にかかってくる電話は、うちの家からだけなのでオレオレ詐欺などの心配も解消されました。

Alexa搭載デバイスならどれでも使える機能なので、Echo(第4世代)を買う理由にはありませんが、こうした機能も一緒に使えることはとてもコスパがよくおすすめです!