
コンセントの差し込みだけで電源操作する家電を遠隔で操作できないかな?

スマートプラグってどんな使い方ができるの?

スマートホーム化するにあたって向き?不向き?
そんな思いを持っているかたのために、
この記事では、コンセントと家電のプラグの間に挟むことで、通常の家電でもスマート家電のように遠隔操作ができる『ミニスマートWi-Fiプラグ tapo』をご紹介します!

家にある家電をスマートホーム化の為に買い替えなくても、遠隔で操作が可能になるガジェットですが、実際に使ってみて注意点もあったので一緒にご紹介していきます!
ミニスマートWi-Fiプラグ
筆者の評価:3.0 / 5.0
ミニスマートWi-Fiプラグのスペック表 | |
発売日 | 2020年 |
価格 | ¥2,480 |
サイズ | 横60mm×縦38mm×幅33mm |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n) |
電圧 | AC,100-125 V,50/60 Hz |
最大負荷 | 1,000W,10A |
付属品 | tapo P105×2個 |
- 汎用性
- 3
- 設置場所
- 3
- コスパ
- 4
- スマートホーム化
- 3
- 安全性
- 4
使ってよかった
- コンセントのみで電源を操作する家電をスマホから遠隔で操作できる
- スマートスピーカーと連携し、声で電源のON/OFFが可能
- タイマーやスケジュール機能があり、好みの時間で電源の操作ができる
使って残念だった
- コンセントの電源をON/OFFする機能しかなく、ボタンで動く家電の操作はできない
- 家電の細かな調節ができない
- 極性プラグなため延長コードや電源タップには設置できず使用場所が絞られる
レビュー総評
家にある家電をスマート家電のように、スマホで遠隔操作できるが電源を付ける機能しかないため、使い勝手は良くなく上級者向けのデバイスです。
扇風機や電気ストーブといった火災や感電などの原因となるおそれがある家電には禁止され、使える家電が限られており汎用性は高くありません。
ですが、一つ約1,000円でもともと家にある家電をスマート家電風にでき買い替える必要もなく、リーズナブルにスマートホーム化できておすすめです!
この記事の目次
ミニスマートWi-Fiプラグを見ていく

tapoは、手のひらにのるコンパクトなデザインで、重量は51gと卵より軽い商品です。

上面には、tapoと薄くロゴが入っているシンプルなデザインです。
底面には、注意事項や製品の仕様が記載されています。
- 電気ストーブ
- 電熱器具
- 扇風機
などの遠隔操作により、火災や感電の危険性がある家電には使えないので注意が必要です。
また、10A以下で使用し、結露を避ける必要もあります!

側面には、電源ボタンがあり1度押すと電源が切り替わり5秒以上長押しで本体の初期化ができます。

電源プラグは、気づきにくいですが「N」と文字が掘られている方が少し縦長で、コンセントに差し込む向きが決まっています。

また、壁にもともと付いているコンセントなら問題なく設置できますが、延長コードや電源タップなどを介して利用する際、プラグの大きさが合わずに使えない場合があるのでご注意ください。
使い方
ステップ1:スマホや、タブレットでアプリをダウンロード

ステップ2:コンセントにWi-Fiプラグを差し込み電源を入れる

ステップ3:アプリを起動し本体と連携する


ステップ4:プラグにWi-Fiを連携する

一度、Wi-Fiを設定しておけばプラグを移動する際、再度Wi-Fiを繋ぎ直す必要はありません。
ステップ5:スマホから遠隔操作が可能になる


設置場所の注意点

Wi-Fiプラグの縦の長さが38mmと大きいため、コンセントの上下で同時に設置ができませんでした。

小さめのプラグなら干渉せずに上下で使えます。

しかし、コンセント上段にWi-Fiプラグを設置すると、小さめのプラグでも干渉し下段が使えない場合があります。

また、本体の幅が33mmあり家電のプラグとコンセントの間に挟むため、コンセントから10cmほどのスペースを取ります。せまい隙間に設置する際は、購入前に計測しておくとよいでしょう。
機能
Wi-Fiプラグは、以下の機能を使えます。
- スマホから家電の電源ON/OFF
- スケジュールやタイマー、おでかけ機能
- 音声AIアシスタント搭載のデバイスと連携し、声で電源のON/OFF
1つ目の機能は、スマホから家電の電源ON/OFF機能です。家にある家電をスマート家電風にスマホやタブレットから遠隔で操作ができる機能です。


我が家では、ダイヤル式の家電にも使っています。
ダイヤルをあらかじめ回しておき、使いたい時に電源のON/OFFをスマホで遠隔操作しています。
ですが、あくまでも電源のON/OFFだけで細かい操作はできないのが注意点です。
また、ストーブや扇風機、電熱器具など火災の原因になる家電には原則禁止されているため、使える家電が限られてしまいます。
2つ目は、スケジュールやタイマー、おでかけ機能で、好みの時間で電源の操作ができます。

スケジュールは、あらかじめスマホで設定した時間帯に電源を操作してくれる機能です。

例えば、ライトと併用し「平日だけ23:00に電源をオフにする」や「毎日6:00に電源をオンにする」など、毎日のルーティンに合わせて電源の操作が自動で作動できます。

わが家では寝室でライトと併用しています。
わが家のライトは、リモコンやボタンもありますがタイマー機能がないため、
寝る前にリモコンで消すか消し忘れて寝てしまうことが頻繁にあり悩んでいました。
ですが、Wi-Fiプラグを導入してからはタイマーやスケジュールで、電源のコントロールをし消し忘れの悩みがなくなりました!
おでかけモードでは、あらかじめスマホで設定した時間帯にデバイスがランダムで電源をON/OFFにする機能です。

例えば、ライトと併用し「平日の18:00~23:00」や「土日の16:00~翌日2:00」などに設定しておくと、仕事や旅行で家に誰もいない時間帯でもランダムで電源を付けてくれるため防犯対策になります。

実際に試して見た結果、体感3~10分で電源が付いたり、2~5分で消えたり、高頻度でランダムに電源が切り換わり防犯対策はバッチリです!
最後は、音声AIアシスタントが搭載されているデバイスと連携し、声で電源の操作ができる機能です。
例えば、「OK、Google、ライトを点けて」や「アレクサ、1時間後にライトを消して」と言うだけで、スマート家電ではない家電でも声で電源の操作が可能になります。
対応しているAIは、以下の通りです。
- Alexa
- Googleアシスタント
「Apple Siri」や「CLOVA」には対応していません。

我が家では、Alexaと連携して一般的な家電をスマート家電のように声で操作しています。
家中をスマート家電で揃えようとするとかなりコストがかかってしまいますが、
Wi-Fiプラグは1つ、約1,000円とリーズナブルな価格帯でスマート家電を買わずに家にある家電を声で操作できるので、スマートホームに興味がある方にぜひおすすめです!
買うべき人・おすすめの人
- ダイヤル式やコンセントの抜き差しで家電を操作する人
- スマートホーム化を考えている人
ダイヤル式やコンセントの抜き差しで家電を操作する人

毎日、コンセントを抜き差しで家電を操作するのが面倒だよ~。。。
そんな方にWi-Fiプラグをおすすめします!
Wi-Fiプラグは、家電の電源をスマホやタブレット、スマートスピーカーなどから遠隔で操作ができる商品です。
例えば、コンセントに挿すだけで電源が入ってしまう家電でもボタンやリモコンのように、電源を遠隔でコントロールできるので、使うたびに家電を出し入れする必要がなくなります。

我が家では、寝室にあるライトを毎日寝る直前に消す必要があったのですが、Wi-Fiプラグを導入してからは、タイマー機能や音声で電源をコントロールし、ストレスがない生活をおくれてます。
また、スケジュールやタイマー機能を使用し、電源の消し忘れもなく電気代の節約もできておすすめです!
スマートホーム化を考えている人

家中をスマート家電で揃えたいけど1つ、1つのスマート家電がかなりのコストで悩んでる。。。
そんな方に、Wi-Fiプラグをおすすめします!
Wi-Fiプラグは、すでに家にある家電でもスマホやタブレット、スマートスピーカーなどから遠隔で家電の電源をコントロールできる商品。
1つのスマート家電を揃えるのに、数千円~1万円以上する中、Wi-Fiプラグは1つ約1,000円とお財布に優しい値段でスマート家電風にできるのでとてもおすすめです!

我が家では、スマート家電とWi-Fiプラグを併用して使っています。
スマート家電は1つ、1つ揃えるのにコストがかかり悩んでいました。
そこで、もっとコスパ良く抑えられないかなと思いWi-Fiプラグを試してみました。出来る機能は、電源のON/OFFしかないのですが買い替える必要なく、コスパが良く満足しています。
必要ない人・検討したほうがいい人
- リモコンやボタンで家電を操作する人
- 始めてスマート家電を買う人
リモコンやボタンで家電を操作する人
Wi-Fiプラグは、家電の電源を遠隔で付けたり消したりする機能しかないため、リモコン付きの家電やボタンで電源を操作する家電を持っている方には不向きの商品です。
また、火災や感電などの危険性がある家電に使用するのを禁止されているため、使える家電が限られています。

我が家でも、2個入のWi-Fiプラグを購入したのですが、現在ではライトに1つ使用しているだけで汎用性は高くないです。
ですが、使用できる家電があればスマート家電のように家にある家電を操作できるので家にある方は、試しに購入してみてもアリの商品です!
始めてスマート家電を買う人

Wi-Fiプラグを実際に使ってみて率直な感想は、かなり上級者向けのデバイスです。
できる機能がスマホやタブレットから遠隔で電源のON/OFFしかできないため、温度調節や細かい設定ができず汎用性は低く満足度も足りないです。
初めてスマート家電を買う人には、物足りなさやスマートホームの良さが伝わらないと感じます。
なのでまずは、声で家電の細かな設定ができるSwitchBotシリーズや、音声AIアシスタントが搭載されているスマートスピーカーなど初心者でも入りやすいデバイスを試してみてからでも遅くはないです!
ミニスマートWi-Fiプラグと一緒に使いたいデバイス
SwitchBotハブミニ

Wi-Fiプラグを買う方には、一緒にSwitchBotハブミニをおすすめします!
SwitchBotハブミニは、リモコン付きの家電をスマホにまとめ操作できるデバイスです。
また、スマートスピーカーと併用して使うと、声で家電の操作もできます。
リモコンがある家電にはSwitchBotハブミニを、リモコンがない家電にはWi-Fiプラグを使うと憧れのスマートホーム化が完成します!
Echo Show 5
Wi-Fiプラグを声で操作したい場合、スマホから「OK、Google」や「AmazonAlexa」のアプリやを開いてからスマホに向かって喋りかける必要があり、家の中で常にスマホを持ち歩くひつようがあります!

そんな面倒なことできないよ!
そこでおすすめなのがEcho Show 5です。
Echo Show 5は、ディスプレイ付きのスマート家電で音声AIアシスタント「Alexa」が搭載されています。
Wi-FiプラグとEcho Show 5を連携し、声の届く場所にEcho Show 5を設置すると常にスマホを持ち歩く必要がなく「アレクサ、Wi-Fiプラグの電源付けて」やWi-Fiプラグの名前をライトに変え、「アレクサ、ライト消して」というだけでWi-Fiプラグの電源を声で操作できます。
Echo Show 5は、スマートディスプレイの中でも比較的安く、1万円以下で手に入るため、お買い得です!