
インターネットが繋がってないテレビで動画サブスクって観られる?Fire TV Stickってなに?

購入前にFire TV Stickの使用感やコスパが気になる!

動画サブスクを観る以外にFire TV Stickにはどんな機能があるの?
そんな思いを持っているかたのために、
この記事では、テレビやモニターに差し込み動画コンテンツが視聴できる、Amazonのスマートデバイス『Fire TV Stickのレビュー』をご紹介します。

Amazon Prime VideoやYoutubeなどをスマホやタブレットからではなく、自宅のテレビで視聴できるデバイスですが、実際に使ってみて注意点もあったので一緒に解説します!
Fire TV Stick
筆者の評価:4.0 / 5.0
Fire TV Stick本体のスペック表 | |
現行モデル | 第3世代 |
価格 | ¥4,980 |
サイズ | 縦86mm×横30mm×幅13mm |
重量 | 32g |
入出力端子 | HDMI出力、Micro-USB(電源用) |
出力 | 1080p、720p、最大60fps |
ストレージ | 8GB |
Fire TV Stickリモコンのスペック表 | |
サイズ | 縦142mm×横38mm×幅16mm |
重量 | 43.4g |
電池 | 単4×2 |
コントロール方式 | Bluetooth接続、赤外線(IR)送信 |
- 使い勝手
- 4
- コスパ
- 4
- 対応コンテンツ
- 5
- 設置場所
- 3
- 画質
- 3
使ってよかった
- テレビやモニターに接続し、Wi-Fiを繋げるだけで動画サブスクが楽しめる
- Prime VideoやNETFLIXなど対応動画サブスクが豊富
- Amazon MusicやSpotifyなどの音楽サブスクをテレビで聴ける
- リモコンに音声AIアシスタント「アレクサ」が搭載されており、声で観たい動画を検索・再生できる
使って残念だった
- HDMI連動機能がないテレビやモニターだと、付属のリモコンで電源のON/OFFや音量が調節できない
- 文字入力で検索するのに時間が掛かる
レビュー総評
Prime VideoやNetflixなどの動画サブスクをテレビやモニターで楽しめるデバイスで、映画やドラマ、アニメが好きな方におすすめ。
動画サブスクは豊富にあり、リモコンに搭載されているアレクサに観たい作品を話しかけるだけで、すぐ観れてとても便利。
しかし、動画サブスクは基本有料なため、Fire TV Stickを購入する前に確認や登録が必須。
スマホやタブレットでこじんまりと映像を観るよりも、約5,000円で自宅のテレビで動画サブスクの映像を迫力や臨場感もって観たり、家族と一緒に観られるため、Fire TV Stickは満足度高く、コスパも最強のアイテムです!
この記事の目次
Fire TV Stickを見ていく

Fire TV Stickの同梱物は以下の通りです。
- Fire TV Stick 本体
- リモコン(第3世代)
- USB電源ケーブル
- HDMI延長ケーブル
- 電源アダプタ
- 単4電池


本体は手のひらにのるコンパクトサイズで、USBメモリを大きくした感じのデザイン。
正面にはAmazonのロゴが薄く入っており、裏面は注意事項や製品の使用が記載されています。


側面にある穴は、コンセントから電源を繋ぐUSBケーブルの差し込み口です。
先端には、テレビの繋ぐHDMI。

Fire TV Stickのリモコンは、片手ですべてのボタンが押せるぐらいコンパクトです。
質感は、サラサラした触り心地でボタンはゴム製。

黒丸の所は矢印のボタンが備わっており、決定ボタンは黒丸の中を押すとできます。

裏面は、下にスライドさせると電池を交換できます。

付属品に単4電池が入っているのは嬉しい!
価格と購入方法
Fire TV Stickは、AmazonブランドのスマートデバイスのためAmazonで購入するのが最もお得です。
以下の画像は、過去のFire TV Stickの価格履歴です。

得に定期的に開催されているセールになると定価4,980円(税込)から約2,000円ほど安くなるので、セールは狙い目。
安く購入できて損はないですが、定価でも5千円でお釣りがくるので、購入したあとFire TV Stickを使っていく満足度やコスパを考えると十分5千円以上の価値があります。
逆にセールを待っていても、次いつセールが開催されるか、Fire TV Stickが対象かはわからないので、タイミングがあったり、セール情報が出ているなら待ってもいいかもしれませんが、定価で購入しても十分過ぎるほど利用価値はあるのでおすすめです!
使い方
ステップ1:コンセントに電源アダプタを差し込む

ステップ2:テレビやモニターのHDMIに本体を差し込む

ステップ3:初期設定

本体とテレビを繋ぎ終わったら、画面に従い本体とリモコンの初期設定をします。
Fire TV Stickは、初期設定でAmazonアカウントが必要なためお持ちでない方は、これを機会に無料で作れるので登録すると良いでしょう。

我が家のテレビでは、リモコンをセットアップしても電源のON/OFFや音量調節ができなかったのですが、Fire TV Stickの設定画面から再度セットアップをしたら使えるようになりました。
ステップ4:好きな映画やドラマ、アニメを観よう!

自分が使っている動画サブスクや興味があるアプリを、Fire TV Stickでダウンロードします。
動画アプリの他に、音楽アプリや写真、料理、子供向けなど様々なジャンルのアプリがあります!

Fire TV Stickのリモコンでテレビの電源をON/OFFにしたり、音量調節できるのが使ってみて良かったポイントです。
しかし、日本語対応のアプリはスマホと比べると少ない印象。あくまでも動画サブスクがメインのデバイスだと忘れないように!
設置場所の注意点

コンセントからテレビに繋げるUSB電源ケーブルの長さが約150cmなため、テレビに届かない場合があるので注意が必要。

Fire TV Stickを購入する前に長さを測っておくか、延長コードや電源タップを用意いておくとスムーズに設置できおすすめです!
テレビにFire TV Stickを差し込む際、HDMIが接続しにくい場所や設置できない時は、付属のHDMI延長コードを使用します。

我が家のテレビは、壁際にピッタリと設置しており数センチしか隙間がなく、Fire TV Stick本体の長さが約10cmあり設置ができませんでした。
しかし、付属の延長コードはしなりがあり、本体の方向を自由に変えられるため、数センチの隙間でも本体をテレビに接続できます。
使って良かった機能
- テレビやモニターの大画面で動画サブスクを楽しめる
- Amazon MusicやSpotifyで音楽を聴ける
- ゲームやコミック、写真などテレビに対応したアプリが使える
- アレクサの機能を使い、観たい動画を声で検索できる
その他にもスマホやタブレットをテレビにミラーリングできる機能があります。

Andoroid製品では、無料アプリでできるが、Apple製品では有料アプリなのが残念なポイント。
大画面で動画サブスク
Prime VideoやNetflix、ABEMA、ディズニープラスなど、対応している動画サブスクは豊富にあり、テレビやモニターの大画面で視聴できるのが一番の魅力です。

スマホやタブレットなど小さい画面で映画やドラマ、アニメを観ていて迫力が欲しい方におすすめです!
また、大画面で家族と一緒に視聴できるのも良いポイント!
Fire TV Stickを購入する他に、各動画サブスクのアカウント登録やプラン加入が必要になります。
対応している動画サブスクは、以下の記事で紹介します。
音楽をテレビで聴ける

動画サブスクだけではなく、音楽サブスクにも対応しています。
- Amazon Prime Music
- Amazon Music Unlimited
- Spotify
対応している音楽サブスクは少なめですが、動画視聴の設備をそのまま音楽再生に活用できるのは、Fire TV Stickの魅力の一つです。

我が家ではAmazon Musicを使っており、テレビの画面に歌詞が流れるのでカラオケ気分で楽しんでいます!Spotifyでは流れません。
動画サブスクとは違って、Amazon MusicとSpotifyには無料プランがあり、Fire TV Stickを購入して無料アカウントを作成するだけで音楽がフルで聴き放題です。
無料のため選択した曲ではなく、選択した曲に似た曲がシャッフル再生され、広告が表示されるのでデメリットはあります。
しかし、無料で音楽が聴ける点はメリットしかないので、まずはお試しで使ってみることをおすすめします。
ゲームやコミック、写真などのアプリに対応

動画や音楽の他にゲームやコミック、写真など様々なアプリをFire TV Stickで使用できます。

ゲームでは、Fire TV Stickリモコンのワンボタンで遊べるタイトルやBluetooth経由でゲームのコントローラーを接続し楽しめます。

僕は、暇つぶしの時にサクッとできるゲームをしています。
また、操作がリモコンなので小さいお子さんと一緒にできるのもおすすめ!

写真では、スマホとFire TV Stick両方でアプリ(Amazon Photos)をインストールし、撮った写真をスマホからアプリに送ると、Fire TV Stickが接続されているテレビでも同じ写真が見られます。

我が家では、動画を観ていない時はTVをフォトフレームとしています。
家族やペットなど好きな写真をスライドショーにして楽しめるのでおすすめ!
👉スマホの写真や動画をFire TV Stickで表示する方法 !約2,000枚をテレビで楽しめる!
リモコンに話しかけて観たい動画を検索

Fire TV Stickのリモコンには、Amazonが提供する音声AIアシスタント「アレクサ」が搭載されています。
Prime VideoやNetflixなどの動画サブスク本体には、アレクサが搭載されていないので音声操作ができませんが、Fire TV Stickでは動画の検索やスキップ、早送りなどを声で操作が可能になるのも魅力の一つです。
例えば、「アレクサ、チェンソーマン見せて」や「アレクサ、早送り」などの操作が可能。

音声検索をする際は、リモコンに付いているマイクボタンを押しながら話しかける必要があります。
その後、対応している動画サブスクを選んで視聴。
少し面倒だと感じますが毎回、文字入力し検索するのと比較しても、とても効率的でストレスなく動画を楽しめます!
アレクサを使ったリクエストは以下の記事で解説しています。
買うべき人・おすすめの人
- 動画サブスクをスマホで観ている人
- 自宅にPCやモニターが余っている人
映画やドラマをスマホで観ていて物足りない人

スマホでいつも動画サブスクを観ているけど迫力が足りないな…
そんな方に、Fire TV Stickはおすすめです。

僕もFire TV Stickを導入する前は、スマホの小さい画面で視聴していたのですが、迫力がなく物足りないまま視聴していました。
実際、動画は楽しめていたので良かったですが、動画を観るなら大画面で迫力のある映像が観たいと思い、Fire TV Stickを導入。
使ってみた感想は、なんでもっと早く買わなかったんだと後悔しました。せっかく動画サブスクに加入しているのに、スマホで観るだけではもったいないです!
Fire TV Stickは、映画やドラマ、アニメが好きで迫力がある映像を観たい方に強くおすすめします。
自宅にPCやモニターが余っている人

ゲーム用のモニターが余ってるけど再利用できないかな…
自宅にWi-Fi環境があり、HDMIが付いているモニターが余っていたらFire TV Stickを使えるチャンス!

僕は、映画やアニメが好きでPrime Videoをスマホで観ていたのですが、大画面で迫力のある映像が見たいと思い、ゲーム用で買い余っていたモニターにFire TV Stickを繋げてみました。
やはり迫力がある映像の場合、大画面で観る方が満足度は高く試す価値はあります!
また、Prime VideoやNetflixなどで動画しか観ない方は、チューナー付きテレビ(NHK加入も)を数十万円で買うより、HDMIモニターを数万円(NHK必要なし!)とFire TV Stickを買ったほうが圧倒的にコスパ最強です。
必要ない人・検討したほうがいい人
- 動画サブスクを利用していない人
- 4K映像を観たい人
動画サブスクを利用していない人

動画サブスクは有料だし、テレビ派!
そんな方には、必要ないデバイスです。
Fire TV Stickは、動画サブスクをテレビで視聴するためのデバイスなので、Amazon PrimeやNetflixなど有料の動画サブスクに加入する前提になります。
しかし、動画サブスクの中には初回登録で無料トライアルが使えるので、期間中に試してみるのもアリです。

例えば、Fire TV Stickを約5,000円で買い、動画サブスクの初回登録で無料トライアルをします。
映画1作1,000円と考え、無料期間中に5本観れば元が取れると考えればお買い得なデバイスです!
YoutubeやAmazon Music、Amazon Photosなど無料で使えるアプリもあるので、その後の使い道にも困りません。
4K映像を観たい人
Fire TV Stickは、4K映像に非対応のため自宅のテレビが4Kテレビでも視聴できません。
もし、4K映像を観たい方は、Amazonから同じく発売されているFire TV Stick 4K Max / Fire TV Cubeをおすすめします。

きれいな作品や迫力のある映像を観たい方は比較と検討がおすすめ!
Fire tv stick | Fire tv stick 4K Max | Fire TV Cube | |
値段(税込) | 4,980円 | 6,980円 | 19,980円 |
対応動画サブスク |
| ||
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
4K対応 | × | ○ | ○ |
ハンズフリー | × | × | ○ |
さらに比較したい方は、下の記事で紹介します!
👉Fire TV StickとFire TV Cubeの9つの違いを徹底比較!あなたにオススメはどっち?
Fire TV Stickと一緒に使いたいデバイス
Amazon Echo

Fire TV Stickと一緒に使いたいデバイスは、同じAmazonのスマートスピーカー「Echo」です。
Echoは、Fire TV Stickのアレクサだけを抜き取ったスピーカーで、メインとなる機能はアレクサに機能をリクエストする音声での指示。
しかし、Fire TV Stickと連携することで、テレビのスピーカーではなく、Echoから動画サブスクや音楽サブスクの音を出せるので、テレビによってはより臨場感や迫力のある音が楽しめるのです!
また、Fire TV Stickのリモコンなしで、いきなり声でアレクサを起動できるようになります。
![]() Echo Dot | ![]() Echo | ![]() Echo Studio | |
価格 | 低 | 中 | 高 |
サイズ | 小 | 中 | 大 |
音質 | 低 | 中 | 高 |
Fire TV Stickとの連携 | 可 | 可 | 可 |
Echoの他には、下位機種のEcho Dot、上位機種のEcho Studioがありますが、Echo Dotはテレビのスピーカーとほぼ変わりない体験なので満足度は高くなく、逆にEcho Studioは4Kや空間オーディオなど品質が高すぎてFire TV Stickには頭でっかちです。
Fire TV StickとEchoを連携させて、映画やドラマ、アニメをよりリッチな楽しみ方にするのもおすすめ!(2台のEchoまで連携可能で、より空間を感じられる体験になるが、Echoならまずは1台からでも十分楽しめます)。
Fire TV Stickには、上位モデルが他にもあります。
比較をして検討したい人は、こちらからどうぞ!
👉 Fire TV StickとFire TV Cubeの8つの違いを徹底比較!あなたにオススメはどっち?
Fire TV Proリモコン

Fire TV Proリモコンは、Fire TV Stickとは別売りのFire TV専用リモコンです。
付属リモコンには付いていない「カスタムボタン」機能があり、そこに好きなアプリを自分好みにカスタムできます。

僕の場合、カスタムボタンに「Hulu」や「Youtube」を登録して使っています。
登録したアプリは、一発で起動できるため、探す手間が省けてとても楽で便利です!