


そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、遠隔操作や自動操作で部屋の湿度をスマートに管理できる『SwitchBot加湿器の実機レビュー』をご紹介します。

SwitchBot加湿器
筆者の評価:4.0 / 5.0
SwitchBot加湿器のスペック表 | |
発売日 | 2019年 |
価格 | 5,980円 |
本体サイズ | 奥行き20cm x 幅36.6cm x 高さ20 cm |
重量 | 1.08kg |
電源 | ケーブル |
アロマ | 対応 |
水量 | 3.5L |
部屋の広さ | 15畳 |
起動方法 | 超音波式 |
加湿段階 |
|
加湿機能 |
|
遠隔操作・自動操作 | 対応 |
- 加湿性能
- 4
- 使い勝手
- 4
- コスパ
- 3
- 安全性
- 4
- 清潔性
- 3
使ってよかった
- 加湿だけでなく、アロマオイルに対応
- 弱・中・強の3段階のレベルを自由に設定できる
- 遠隔操作や自動動作で乾燥を未然に防げる
- 超音波式で静かな動作と周辺の家具や床が濡れにくいミスト
使って残念だった
- 加湿器の蓋の中を掃除しにくい
レビュー総評
SwitchBot加湿器は、加湿器としてあってほしい機能はもちろんのこと、スマート家電の機能がプラスされているため使い勝手がベリーグッド。
スマホから遠隔操作したり、音声AIアシスタントで予約起動したり、部屋の湿度に合わせて自動起動したりと、快適な部屋環境を自動で保てる。
SwitchBotシリーズのスマート家電を揃えても2万円ほどのため、満足度や快適度を考えると、この加湿器でスマートホーム化はとてもおすすめ!
この記事の目次
写真で見ていく

SwitchBot加湿器は、15畳(24.30㎡)の部屋の広さに対応した中型サイズの加湿器です。
15畳の広さというと、一般的なマンションによく採用されているリビングぐらいの大きさのため、どの部屋でも使いやすいサイズ感。

膝上くらいまで高く、部屋に置いた時に存在感が大きな加湿器もありますが、SwitchBot加湿器はそこまでの大きくはなく、かといって卓上としてはやや大きめなサイズです。
シンプルなデザインで、ホワイトカラーの部分はツルツルした清潔感ある素材。水残量が見やすいのも特徴的。
加湿器のレベルは4段階。
- 弱
- 中
- 強
- オート
オートは、スマホから湿度を設定でき、部屋がその湿度になるように加湿してくれるモードです。
また、弱・中・強の3段階は、スマホアプリで加湿加減を0~100で調整して設定ができます。





アロマオイルを入れるトレーがあるので、加湿と同時に好みの香りを部屋に漂わせることもできます。


ミストを出す方向は360度自由に調整が可能。
調整はできますが、ミストは上に向かって吹き出し、勢いがなくなると空中でフワッと拡散するので、方向調整は気持ち程度です。

加湿器を安心して長く使っていくには、定期的な清掃はとても大事です。
SwitchBot加湿器は、水口が広くなっているため手を突っ込んで簡単に掃除ができ、タンクと本体もシンプルな作りになっているので清潔感を保ちやすくなっていました。

SwitchBot加湿器がただの加湿器ではないのはここから。
スマホとBluetoothで接続することで、アプリから遠隔で加湿器の操作が可能です。
例えば、別の部屋から加湿をオンにしたり、椅子から立つことなく加湿をオフにしたりなど、加湿器本体にふれる必要がなくなります。

SwitchBot加湿器のみだと、スマホで遠隔操作ができるのは「Bluetooth接続の範囲のみ」となります。
この「Bluetooth接続の範囲のみ」からさらに遠隔操作の範囲を広げるには、同シリーズの『SwitchBotハブミニ』が必要です。

Bluetooth範囲外での遠隔操作や音声AIアシスタントに声で操作できるようにする拡張アイテムです(約4,500円)。

音声AIアシスタントに声で操作するには、別売りのSwitchBotハブミニが必要になりますが、加湿器もスマホも触ることなく、加湿器の操作ができるので、利便性はグンと高まります!

わざわざSwitchBot加湿器を購入するのであれば、SwitchBotハブミニは一緒に使いたい必須のデバイスです!
SwitchBotハブミニを写真でレビュー!家電リモコンとおさらばできるが注意点もあり

SwitchBot加湿器は超音波式の加湿方法で、よくあるスチーム式の加湿器と比べると、とても静かな動作音で、電気代を安く抑えることができます。
また、超音波式のデメリットとして、加湿器周辺の家具や床が濡れることがありますが、SwitchBot加湿器は、自動で加湿レベルを調整してくれたり、本体から大きく上へ噴射されるので空中でミストがなじみ、そこまで「濡れ」は気になりませんでした。

2,000円ほどで買える小型な卓上加湿器を使っていたこともあり、テーブルがびしょびしょになっていたので、超音波式なのに「濡れ」が気にならないのはとても良かったです!

加湿器としての性能やプラスでできる機能はとっても満足で、利用価値の高い加湿器ですが、1点ほど残念なところが。
それは、タンクの蓋が分解できないため、蓋の中身を掃除できないことです。

ミストが出てくる通り道を合わせる形でタンクに蓋をします。

水がミストになって下から上に上がってきて、蓋の中を通って拡散されるのですが、その蓋を分解できないため掃除がとてもしにくいです。

タンクや加湿器本体は掃除しやすい構造になっていますが、蓋だけは掃除しにくいのが残念!
カビや水垢を対策するためにも、定期的に蓋の中身に水を入れてガシャガシャ振って洗い、乾燥させることをおすすめします。
価格と購入方法
SwitchBot加湿器は公式サイトやAmazon、楽天市場で購入ができ、最安値はAmazonです。

おすすめはの購入場所はAmazonで、公式サイトと同等か安く購入ができます!
値段は5,980円となっており、Amazonでは定期的にセールで5%ほど安くなるタイミングがあるので、まずはAmazonでのチェックをおすすめします。
以下のグラフは、現時点(2022年10月時点)より過去1年間のSwitchBot加湿器の価格履歴です。

公式サイトの『5,980円』より高くなることはなく、定期的なセールで安くなっていることがわかります。
一方で楽天市場は、公式やAmazonより1,000円ほど高くなるため、Amazonでの購入がおすすめです!
使い方
ステップ1:電源接続

ステップ2:フィルターセット


フィルターは、半年に1回ほどのペースで交換が推奨されており、フィルターのみで購入も可能(約800円)。
ステップ3:水を入れる

ステップ4:加湿スタート

ステップ5:加湿する

次から加湿器を使うときは、水の補充をして加湿をスタートするだけ。
SwitchBot加湿器には、スマホから2つの設定が可能です。
- 遅延実行
- スケジュール
遅延実行は、設定した時間が経過したらモードを操作してくれる機能です。

例えば、「1時間後に加湿器をオフにする」や「2時間後にオートで加湿器を点ける」などの設定がスマホでできます。
スケジュールは、設定した時間帯にモードを操作してくれる機能です。

例えば、「今日の23:00にオートで起動する」や「毎日22:00に弱で起動を繰り返す」など、毎日のルーティーンに合わせて加湿器のオン・オフが自動で作動できます。
SwitchBotシリーズの家電と揃えて自動化
この章で紹介する使い方は、SwitchBot加湿器とは別にアイテムが必要になります。

しかし、SwitchBotシリーズの加湿器を購入するのであれば、絶対にチェックしておきたいおすすめの使い方です!
遠隔操作&音声AIアシスタントで操作ができる


加湿器と『SwitchBotハブミニ』を連携すれば、Bluetoothの範囲外でもスマホから遠隔操作ができたり、AlexaやSiriなどの音声AIアシスタントで声で操作の指示ができます。
例えば、スケジュール予約をAlexaに指示したものが以下の画像です。


Alexa、2時間後に加湿器をオンにして

加湿器を2時間後にオンにします。
2時間後にAlexaが加湿器を点けてくれるので、指示したときは加湿器は点きません。
ハブミニがあるだけで、ただの加湿器がスマート家電に早変わりし、利便性や使い勝手が大きく向上するので、SwitchBot加湿器と一緒にハブミニの購入は必須と言っても過言ではありません。
逆に、ハブミニがないとほぼ『ただの加湿器』なので宝の持ち腐れとなってしまいます。
SwitchBotハブミニを写真でレビュー!家電リモコンとおさらばできるが注意点もあり
部屋の湿度を計測して自動で加湿器をオンに



加湿器、ハブミニと合わせて『SwitchBot温湿度計』も連携をすると、さらなる自動化が完成します。

温湿度計で部屋の湿度を常に計測し、設定した湿度を下回ると自動的に加湿器がオンになる、という完成しきったスマートハウスを作り出すことができるのです!

これら3つを購入しても2万円以下で揃えられるので、自動的に湿度の不快感を解消してくれて満足度はとっても高くおすすめ!
さらに、温度に合わせてエアコンも自動でオン・オフできちゃいます!
SwitchBot温湿度計プラスを写真でレビュー!同シリーズと併用すれば価値あり!
購入すべき人とは?
- この冬、湿度の不快感を感じたくない人
- 湿度をこまめに管理したい部屋で使いたい人
この冬、湿度の不快感を感じたくない人


SwitchBot加湿器の最大の特徴は、スマホや音声AIアシスタントで遠隔操作や自動作動ができることです。

あー、乾燥してきたから加湿器つけよう
みたいに不快感を感じる前に加湿をして対策ができるので、乾燥から体を守ってくれます。

15畳(24.30㎡)の一般的なマンションのリビングで採用されている部屋の大きさに対応した加湿性能なので設置もしやすく、自動で湿度をコントロールできるこの冬おすすめの加湿器です!
湿度をこまめに管理したい部屋で使いたい人
快適で安心した生活を送るには、湿度管理はとても重要な環境の一つです。
特に、小さい子どもやペット、植物、家具、ワインなど湿度管理をこまめにする必要があったり、敏感にチェックしないといけないシーンもあります。
以下は、湿度管理が必要とされる対象と最適な湿度をまとめた表です。
対象 | 一般的に良いとされる湿度 |
小さい子ども | 50~60% |
犬 | 40~60% |
猫 | 50~70% |
インコ | 40~50% |
うさぎ | 40~60% |
ハムスター | 40~60% |
リクガメ | 50~60% |
観葉植物 | 50~60% |
革製家具 | 40~50% |
木材家具 | 40~60% |
本 | 40~60% |
服 | 40~50% |
ワイン | 70~80% |
ウイスキー | 60~70% |
最適な湿度を超えたり、下回ったりすると、生き物であれば不快に感じ、物や飲食物であれば駄目になってしまうこともあります。
しかし、湿度をこまめに管理するとなると、なかなか骨が折れますよね。

そこで重宝するのが、SwitchBot加湿器とハブミニ、温湿度計を組み合わせた使い方です。



設定した湿度を下回ったら加湿器を、部屋温度を超えたら冷房を、下回ったら暖房を自動的に点けられる近未来的な自宅にできるアイテムです!
すべて購入しても2万円以下なので、温度や湿度に敏感な部屋で使いたいならこの3つの組み合わせはとってもおすすめ!
SwitchBot加湿器と一緒に使いたいアイテム
SwitchBotハブミニ

ハブミニがあれば、Bluetooth圏外でもスマホから遠隔で加湿器を操作したり、音声AIアシスタントで声で操作の指示をしたりと、使い勝手が大きく広がります。
また、ハブミニ本来の機能である、赤外線リモコンの家電をスマホで一元管理・操作は、自宅の家電をスマート化できる機能です。
さらに、同シリーズのスマート家電を加湿器のように遠隔操作や音声AIアシスタント対応にする機能もあるため、SwitchBot加湿器を購入するのであれば、ハブミニを大元にSwitchBotシリーズで自宅をスマート化していくのがおすすめ!
SwitchBotハブミニを写真でレビュー!家電リモコンとおさらばできるが注意点もあり
SwitchBot温湿度計

SwitchBot加湿器を部屋の湿度から自動的に起動させるために必要なのが『SwitchBot温湿度計』。
また、エアコンと連携すれば部屋温度から自動的に冷房や暖房をオン・オフもしてくれます。
温湿度計単体ではただの計測器でしかないですが、ハブミニや加湿器と組み合わせることで、自宅の家電を自動化し、いつも快適な環境を作り出せる地味ながらも優秀なアイテム!
SwitchBot加湿器の使い勝手をさらに高めるアイテムなので一緒に購入をおすすめします!
SwitchBot温湿度計プラスを写真でレビュー!同シリーズと併用すれば価値あり!