
Fire TV Cubeでビデオ通話をしたい!離れて暮らす家族と話したり、外出先からスマホで自宅とビデオ通話したい!

大画面で、大人数で、自宅でZOOMを使ってビデオ通話したい!
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『Fire TV Cubeを使ってビデオ通話する方法』を解説していきます。

Fire TV Cubeは、テレビで動画サブスクを観る機能がメインですが、Webカメラを接続すればビデオ通話も可能です!一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
ビデオ通話ができるFire TVデバイス
AmazonがリリースするFire TVシリーズですが、ビデオ通話に対応しているのは、Fire TV Cube(第3世代)です。
Fire TV StickやFire TV Stick 4K Maxでは対応していないので注意しましょう。
👉 2022年モデルFire TV Cube(第3世代)をレビュー!第2世代との違いやおすすめの人を解説!
使えるビデオ通話
Fire TV Cubeができるビデオ通話は以下の2パターンです。
- Alexa搭載デバイス同士でのビデオ通話
- ZOOMなど別アプリを使用したビデオ通話
Alexa搭載デバイス同士でのビデオ通話

Fire TV Cubeでビデオ通話ができるのは、Alexaを搭載した以下のようなデバイスです。
- スマホ(Alexaアプリを使用)
- Echo Showシリーズ
- Fire TV Cube
例えば、以下のようなデバイスと使い方が可能です。
- 外出先からスマホのAlexaアプリを使って、Fire TV Cubeとビデオ通話をする。
- 自宅のFire TV Cubeから、離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんの家にあるFire TV Cubeにビデオ通話をかける。
- 寝室のEcho Show 5からリビングのFire TV Cubeにかける。
ZOOMなど別アプリを使用したビデオ通話

Alexa搭載デバイスでなくても、ZOOMなどの別アプリを使用すれば、Fire TV Cubeを使ってビデオ通話が可能です。

ZOOMなら自宅でビデオ会議をしたり、大人数で打ち合わせをしたりするときにも使えて便利です!
またFire TV Cubeをモニターに接続すれば、パソコン画面とデュアルモニターを構築することもできます!
👉 Fire TV Stickはモニターで使える?テレビとの違い&おすすめモニターも解説!
必要なもの
Fire TV Cubeを使ってビデオ通話をするには、以下3つのアイテムが必要です。
- Fire TV Cube
- テレビまたはモニター
- Webカメラ
Fire TV Cube
Fire TVシリーズの中で最高位モデルのFire TV Cube。
テレビやモニターで動画サブスクを観ることがメイン機能ですが、Webカメラを使ったビデオ通話やEchoデバイスとの連携でテレビ番組やゲーム音を出力できるようにするなど、プラスアルファの機能が充実したモデルです。

ビデオ通話をするなら、Fire TV Cube以外のモデルではできないため、Fire TV Cubeを購入しましょう!
👉 2022年モデルFire TV Cube(第3世代)をレビュー!第2世代との違いやおすすめの人を解説!
テレビまたはモニター
Fire TV Cubeを接続して映像を観るためには、テレビやモニターが必要です。
その際に、HDMIケーブルでFire TV Cubeを接続する必要があるので、『HDMIポート』は必須になります。
Webカメラ
ビデオ通話をするにはWebカメラが必要で、要件は以下の通り。
- USB 2.0接続ケーブル
- 720p以上の解像度
- 30fps以上のフレームレート(非圧縮)
WebカメラをFire TV CubeにUSB接続することでこちらの映像を相手に送ることができます。

筆者が試したのは、ロジクールのWebカメラです!フルHDのきれいな画質で、クリアにこちらの声を届ける2本のマイクも搭載しています!

1万円以下で購入できて、視野角も広くて一人でも複数人でも使えておすすめです!
ビデオ通話をする方法
Fire TV Cubeを使ってビデオ通話を使うには、以下の手順で進めていきます。
- Fire TV Cubeのセットアップ、初期設定
- Webカメラを接続して設置する
- ビデオ通話をする
- ビデオをONにする
STEP1:Fire TV Cubeのセットアップ、初期設定
Fire TV Cubeを購入したら、まずは初期設定を行いましょう。
使用したいテレビやモニターのHDMIポートに接続して、電源ケーブルを差し込んだら設置は完了。
あとは、テレビの画面に従ってFire TV Cubeのリモコンを操作して設定してください。
STEP2:Webカメラを接続して設置する

Fire TV Cubeの初期設定が完了したら、次にWebカメラのUSBをFire TV Cubeに接続します。これだけでOK。

カメラを使っていくので、テレビやモニターの画面枠にカメラをセッティングします。

筆者が購入したロジクールのWebカメラは、上下の角度を調整でき、カメラの視野角は横に78度あるので不便はありませんでした!
STEP3:ビデオ通話をする
Fire TV Cubeの初期設定、Webカメラのセッティングができたらあとは通話をかけるか、通話が来るのを待つだけです。
通話をかける場合は、Fire TV Cubeのリモコン上部にある「Alexaボタン(青の丸いボタン)」を長押しして、「〇〇に通話をかけて」とリクエストすればOK。

この「〇〇」の通話先には、以下のようなデバイスを指定できます。
- 自宅にあるEchoデバイス、Echo Showデバイス、Fire TVデバイスの名称
- 家族の名前(スマホのAlexaアプリで通話可能)
- 離れて暮らす家族のEchoデバイス、Echo Showデバイス、Fire TVデバイスの名称
スマホでAlexaアプリを起動したら、画面下部の「通話」から連絡先を開くと、通話をかけられるデバイス一覧が表示されます。

通話をかけるデバイスや相手によっては、ビデオ通話ができない可能性があるので注意しましょう。
通話を受け取る場合は、通話がFire TV Cubeにかかってくると緑色にFire TV Cubeが光って、Alexaが音声で教えてくれます。


リモコンの「三ボタン」を押すか、「Alexa、通話に出て」とリクエストすればFire TV Cubeで通話に出られます。
STEP4:ビデオをONにする

ビデオ通話が開始されると、Fire TV CubeのカメラはOFFになっています。
リモコンを操作して「ビデオ オン」にするか、「Alexa、ビデオをオンにして」と声で指示すればOKです!

ビデオをオンにすれば、双方向でビデオ通話が可能になります。
上の画像では、スマホのAlexaアプリとFire TV Cubeでビデオ通話している様子です。

スマホのAlexaアプリにも、Fire TV Cubeのビデオがしっかりと映し出されています。

Fire TV Cubeとビデオ通話ができるのは、Echo Show 10などのEcho ShowシリーズでもOK!
寝室とリビング、自宅と祖父母の家などで、Fire TV Cubeとそれ以外のデバイスでもビデオ通話ができます。

ビデオ通話する目的が、離れて暮らす家族間のコミュニケーションであるなら、リモコンで簡単に操作ができ、大画面のテレビで見られるFire TV Cube同士がおすすめです!
ZOOMでビデオ通話をする方法
Alexa搭載デバイス同士ではなく、Fire TV CubeにZOOMのアプリをインストールすれば、ZOOMを使ったビデオ通話も可能。

ZOOMアカウントにログインすれば、設定されている定期会議やコンテンツの画面共有もできます!
ZOOMを使ったビデオ通話の手順は以下の通り。
- Fire TV CubeにZOOMをインストールする
- ZOOMアプリを起動
- ビデオ通話に参加する
- ビデオ通話をする
- サインインしてビデオ通話する
- コンテンツの画面共有をする
STEP1:Fire TV CubeにZOOMをインストールする
まずは、Fire TV Cubeのリモコンを操作して「ZOOM」と検索をしたら、ZOOMのアプリをインストールします。
アプリは無料でインストール可。
STEP2:ZOOMアプリを起動
Fire TV CubeにインストールしたZOOMをアプリ一覧から起動すると、おなじみのZOOM画面が表示されます。
STEP3:ビデオ通話に参加する
サインインをしなくても、別の主催者によって通話が開催されているなら、ミーティングIDまたはパーソナルリンクから通話に参加できます。
主催者からミーティングIDまたはパーソナルリンクの情報を教えてもらいましょう。

「参加」を選択して、ミーティングIDを選択すると参加可能。

ホーム画面の「参加」から「パーソナルリンク名で参加」を選択してあと、パーソナルリンク名を入力しても参加できます。
STEP4:ビデオ通話をする
ZOOMでビデオ通話に参加できたら、あとは普段どおりにビデオ通話をするだけです。

こちらの映像と相手の映像が見られるようになっており、画面の下部にある「表示」から表示スタイルを変更可能です。

Fire TV Cubeに接続したWebカメラの映像が参加相手のデバイスに映し出されます。

普段ZOOMを使っているのと同じ感覚で、ビデオOFFやミュートなども使えるので使い始めたらすぐ慣れるでしょう!

またFire TV Cubeのリモコンを操作してZOOMの操作もできるのでとても使いやすいです。
Fire TV Cubeのスペックも問題なく、サクサク動いてくれてストレスなくZOOMができています。

もし映像がカクカクしたり、重たい感じの場合は、以下をチェックしてみてください!
- Wi-Fiや有線接続は正常に機能しているか?
- Fire TV Cube以外にWi-Fi接続されているデバイスが多すぎないか?
- 回線混雑の時間帯ではないか?
- 賃貸にもとから付いているインターネットの場合、回線が混在している可能性もある
回線が重い状況が続く場合は、そもそものネット回線が低速なことが考えられるので、インターネット契約について検討してください。
STEP5:サインインしてビデオ通話する
ZOOMアカウントを持っている場合は、サインインしてFire TV Cubeでビデオ通話も可能。

画面の指示に従って、スマホからログインができます。

サインインをすれば、アカウントに紐づいている定期的な会議の表示や連絡先、有料プランのZOOMで使用ができます。
STEP6:コンテンツの画面共有をする
Fire TV CubeでZOOMを使用しているとき、画面共有をすることで相手に画面を見せながらビデオ通話も可能。
共有できるのは、以下の画面です。
- パソコン
- iPhone
- iPad
Androidにはまだ対応していないみたいなので、アップデートなどで新情報があれば更新していきます。
ZOOM中に画面下部にある「コンテンツの共有」を選択すると、以下のような画面が表示されます。


画面の指示通りに共有を進めると、以下のようにFire TV Cubeのカメラとは別に画面共有が可能です。

相手にも画面共有の内容を見せられるので、普通に仕事としての会議や打ち合わせでも利用できるでしょう。
パソコンの画面も共有できるので、議事録や資料などもOKです。
Fire TV Cubeのカメラもそのまま映っているので、パソコンでZOOMを使うときと同じ感覚でFire TV CubeでもZOOMが使えます。