
Qrio Lockってどんなアイテム?スマートロックは便利?安全?

実際にQrio Lockを使ってみたレビューを知りたい!おすすめ?いらない?
そんな思いを持っている方のために、
この記事では、ソニーグループのQrio(キュリオ)から発売されているスマートロック『Qrio Lockのレビュー』を紹介していきます。

実費で購入してかれこれ3年ほど賃貸で使ってみた感想や残念ポイント、おすすめの人を解説します!
モデル | Qrio Lock |
ブランド | Qrio |
カラー | ブラック、ブラウン |
駆動 | 電池 |
電池 | リチウム電池 CR123規格(2個) |
バッテリー | 約1年間 |
工事 | 不要 |
設置方法 | 粘着テープ |
賃貸住宅 | 可 |
オートロック | 可 |
ハンズフリー解錠 | 可 |
合鍵発行 | 可(20個) |
対応デバイス |
|
音声操作 |
|
REVIEWZOOの評価:4.2 / 5.0
- 便利さ
- 5
- 反応
- 4
- コスパ
- 4
- おすすめ
- 5
- 設置
- 3
使ってよかった
- 賃貸でも簡単にオートロックを導入できる
- 説明書があれば誰でも設置できる簡単さ
- 帰宅したときに自動で解錠され、手がふさがって鍵を取り出せないときに便利
- 合鍵をスマホアプリで家族に発行できる
- 鍵の解錠履歴をチェックできて防犯対策に役立っている
使って残念・注意点
- 対応している鍵の確認は必須
- 鍵を持たないで外出は危険
- たまに動作しないことも
レビュー総評
ソニーのQrio(キュリオ)から提供されるスマートロック「Qrio Lock(キュリオ ロック)」は非常に便利で満足度が高い製品です。
例えば、外出時に自動で鍵がかかり、帰宅時に自動で解錠されます。荷物が多い時や急いでいる時に特にその利便性を実感できます。
ただし、物理的な鍵は必ず持ち歩くことが大切。もし鍵とスマホを忘れてしまうと、筆者のように閉じ込められることも。
注意点を押さえるだけで、Qrio Lockは使い勝手が良く、高い満足感を得られるスマートアイテムでおすすめです。
この記事の目次
Qrio Lockを見ていく
Qrio Lockを購入して実際に使い始めてから、約3年ほどが経過してからのレビューとなりますが、最新のバージョンで使用しています。

Qrio Lockを購入すればあとは鍵に取り付けるだけなので、別途特別なものは必要ありません。
しかし、Qrio Lockの設定にスマホが、取り付ける際にプラスドライバーが必要になるので事前に用意しておきましょう。
布や中性洗剤は、鍵を取り付けるときに接地面をきれいにするためなので代用できるものでもOK。

付属している説明書には、丁寧に取り付け方が記載されています。

Qrio Lockの設置に工事は必要なく、接着テープ(付属)でとめるだけなので簡単に取り付けができます!

玄関の鍵に取り付けると、ノーマル状態の鍵よりも出っ張るようになります。

以下のQrio Lock公式サイトで対応の鍵が丁寧に解説されているので、必ず購入前に確認しておきましょう!!

設置の仕組みとしては、Qrio Lockをサムターンに固定するような形で設置します。

Qrio Lockをの固定は、ドアに直接粘着テープで止めます。

付属の粘着テープがあるので最初はそちらを使うといいですが、筆者の場合あるときに粘着が弱くなって取れていました。これが外出中で鍵を持っていないときだったら閉め出されていたので、別のテープを購入するのがいいかも!

筆者は、その後に3Mの両面テープに変え、1年以上は頑丈に設置できており、上画像のように安定して使えているので安心です。
また、きれいにはがせるタイプのテープでもあるので、賃貸でも問題ありません。

3Mの両面テープは、Qrio Lockと一緒に購入しておくのがおすすめ!

また、Qrio Lock本体とは別に、小さいセンサーをドア枠に設置します。

このセンサーはドアが開いて閉まったときに、自動で鍵を閉めるためのセンサーです。
センサーの設置スペースがあること、そしてドアが閉まったときにQrio Lockの横に来るように設置することが必須。

Qrio Lockは電池で動きます。
本体のカバーを取ると電池2個を入れる部分があります。

電池を入れるところは、両側にあるので電池2個2セットの計4個まで取り付けが可能。
対応している電池は、リチウム電池 CR123規格です。

電池は付属しているものを使えば大丈夫ですが、電池切れになると使えなくなるので予備は持っておくといいでしょう!
こちらの電池が対応している電池です。

Qrio Lockに取り付けている電池のバッテリー状況は、スマホアプリで確認が可能。
sideAとsideBに計4個の電池を入れていれば、だいたい1年ほどは持ちます。

設置が完了し、スマホアプリで設置をしたら使い始められます。
外出をするとQrio Lockとセンサーが反応して自動的に鍵を閉めてくれます。

スマホアプリを使えば、現在の鍵の開閉状態を確認でき、Qrio Lockを動かすこともできます。

鍵をスマートにしてくれるQrio Lock。ホテルのように自宅をオートロック化するだけでなく、帰宅したら自動で開けてもくれる便利さ。一度使いだしたらもうQrio Lockは手放せません!
価格と購入方法
Qrio Lockは、Amazonや楽天市場、公式サイトから購入が可能。
公式サイトや楽天市場では約25,000円ですが、Amazonでは約19,000円でお得になっています。
以下の画像は、AmazonでのQrio Lockの価格履歴です。

値段は日に日に変動していますが、公式や楽天市場の25,000円以上になることはありません。
むしろ、Amazonのほうが安く購入できる可能性が高いので、まずはAmazonで最新の価格をチェックしてください!
スペックと機能
モデル | Qrio Lock |
ブランド | Qrio |
カラー | ブラック、ブラウン |
駆動 | 電池 |
電池 | リチウム電池 CR123規格(2個) |
バッテリー | 約1年間 |
工事 | 不要 |
設置方法 | 粘着テープ |
賃貸住宅 | 可 |
オートロック | 可 |
ハンズフリー解錠 | 可 |
合鍵発行 | 可(20個) |
対応デバイス |
|
音声操作 |
|
Qrio Lockのスペックで注目したいポイントは以下5つ。
- 設置
- オートロック
- ハンズフリー解錠
- 合鍵の発行
- 音声操作
設置
Qrio Lockの設置は、ドアに両面テープで止めるだけなので持ち家でも、賃貸でもOK。

サムターンに合わせてQrio Lockを合わせます。

あとは、両面テープでQrio Lockをドアに設置すれば準備完了。

Qrio Lockは、工事なしで、自宅をたった10分でオートロック化できるスマート家電!筆者はこれまで買ってきたアイテムの中で最も長く使っており、お気に入り度もダントツです!
オートロック

Qrio Lockのふたつ目の特徴は、オートロック。
以下の流れで鍵を自動的に閉めてくれます。
- 手動で鍵を開けて外出
- ドアが閉まる
- Qrio Lockがセンサーに反応して自動的に鍵が閉まる
鍵は内側から手動で開けられるものなので、内側からロックをかけるという使い方はできません。

これをたった10分の設置で、そして2万円程度で実現できるのは本当に便利!
ハンズフリー解錠

Qrio Lockには、ハンズフリー解錠という設定があります。
これは、自宅に帰宅したとき、スマホとQrio LockがBluetoothで接続されると、自動的に鍵を開けてくれる機能です。

大荷物で鍵を取り出せないとき、雨で早く家に入りたいとき、抱っこした子どもが寝てしまっているときなどは本当に便利!
鍵を取り出す必要なく、玄関のドア前に近づいたときには鍵が開いているので、あとはドアを引いて開けるだけです。
このハンズフリー機能は、Qrio Lockを使う上で必ず設定して使いたい機能。
合鍵の発行

合鍵はスマホアプリから最大20個まで発行が可能で、ずっと使える鍵と時間制限のある鍵の2種類があります。
家族や親戚、同棲する恋人、友達などで発行する鍵を分けられるので便利!

発行をした人だけQrio Lockの鍵を開けられて、発行しても削除すれば使えなくなります。祖父母が子どもやペットを迎えに来るときなどは便利に使えています!
音声操作
Amazonの「Alexa(アレクサ)」とGoogleの「Googleアシスタント」の音声AIにQrio Lockは対応。
以下のように声で指示すれば、AIが自動的にQrio Lockを操作してくれます。
- 玄関をロックして
- 玄関の鍵をあけて
- 玄関はロックされている?

上画像は、Echo Dot with Clockのデバイスに搭載されているAlexaに対して「玄関をあけて」と指示をしたときのものです。
伝わりやすいように玄関にEcho Dot with Clockを設置していますが、リビングでも、キッチンでも、寝室でもOK!

セキュリティ対策のため、Alexaアプリで設定した4つのパスコードを言う必要がありますが、友達や家族が遊びに来たときは、わざわざ自分が開ける必要がないのでとっても便利です!
実費購入で使ってみた感想
Qrio Lockを実際に購入して3年ほど使ってみて感じた、良かった2点と微妙だった2点は以下の通り。
- 鍵まわりのことがすごく便利になった
- 鍵の開閉履歴が確認できる
- 鍵本体を持つことは必須
- ハンズフリーはたまに遅れたり、開かないことも
鍵まわりのことがすごく便利になった
Qrio Lockを使いはじめて3年くらい経ちますが、本当に買ってよかった便利アイテムとして重宝しています。
ここまで紹介してきたオートロックなどの機能はもちろん、スマホアプリで鍵の解錠と施錠もできます。

これまでガッチガチにアナログだった鍵まわりが、スマホとつながったことで便利さは格段に増しています。

AndroidのスマホならQrio Lockのウィジェットを使えば、アプリを開かずにホーム画面からの操作も可能。

持ち家でも、賃貸でも、Qrio Lockが使える鍵なら使った方がいい。そのくらい生活レベルを向上させてくれるスマート家電で、このメリットがでかすぎます。
鍵の開閉履歴が確認できる

Qrio Lockのもうひとつの機能として、鍵の解錠と施錠を履歴で確認できます。
アプリを使った解錠、オートロック、本来の鍵で手動で開けたときなど、すべての解錠と施錠をチェックできるので、防犯対策にもなります。
また、子どもが無事に自宅に帰ってきたことなども確認できるので、開け閉めだけではない、よりスマートな暮らしと安心を手に入れられるでしょう!
鍵本体を持つことは必須
Qrio Lockでオートロックを実現し、スマホで解錠ができたとしても、鍵本体を持つことはおすすめします。

筆者は、ワンコのお散歩をするときスマホを持ったと思い込んで出てしまい、閉め出された過去があります。賃貸物件なので担当の不動産屋まで歩いていき、合鍵を有料で貸してもらうというゴタゴタがありました。
ゴミ捨て、自販機やコンビニに行く、ペットの散歩、回覧板を出しに行く、クリーニングを取りに行くなど、ちょっとしたことでも鍵本体は持つことを忘れないようにしましょう。
ハンズフリーはたまに遅れたり、開かないことも
こういったスマート家電は動作の不安定さが心配。特に鍵となると身の安全に関わってくるためなおさらです。
実際に使ってみて感じるのは、オートロックは百発百中で起動します(電池がある限り)。
なので、鍵の閉め忘れで空き巣に入られるみたいなことはほぼほぼ防げるでしょう。
しかし、ハンズフリーでの解錠は9割くらいの確率で開きますが、1割くらいは動作しなかったり、遅れて反応したりします。
ただ自分が不便になるだけなので、安全には影響がありませんが、正常に動いているQrio Lockに慣れていると頻度は少なくてもけっこうストレスです。
以下のような対処をすれば安定的に動くようにはなるので、頻度としては多くないですが、たまにあるのは注意。
- スマホやアプリを最新の状態にアップデート
- スマホのBluetoothをONにしておく
今すぐ購入したいおすすめの人
Qrio Lockをおすすめしたい今すぐ購入してほしい人は、以下の2パターンです。
- 自宅を便利にアップデートしたい
- 防犯や安心のため鍵の状況を履歴で残したい
自宅を便利にアップデートしたい
自宅や生活を便利にしてくれるスマート家電は多種多様なものが発売されています。
しかし、まったく使えないものや買っても使わなくなってしまったものもたくさんあるでしょう。
しかし、Qrio Lockはスマート家電の中でもダントツで便利なアイテムで、そして長く使っていけるアイテムです!

帰ってきて鍵を毎回取り出すのが面倒!!

買い物や子どもで鍵を開けるのが一苦労!足も腕も痛いから早く家に入りたい!
そんな思いを持っているなら、Qrio Lockの導入は本当におすすめです!!
防犯や安心のため鍵の状況を履歴で残したい
オートロックやハンズフリー解錠だけでなく、手動での鍵の開け閉め状況まで履歴でチェックできるのも意外と使えます。
旅行や出張などでいつも以上に自宅を空けるとき、子どもの帰宅を確認するとき、日頃の防犯対策として活用できるので、サブ的な使い方ですがオートロックやハンズフリーと組み合わせて使えばとても便利です!
検討が必要な人
一方で、Qrio Lockの購入に一度足を止めて考え直したほうがいい人は、そもそも自宅の鍵がQrio Lockに対応していない場合です。
対応していて、自宅から一歩でも外に出ることがあるのであれば、Qrio Lockの便利さは誰でも感じられるでしょう。
以下のQrio Lock公式サイトで対応の鍵を確認してください。
一緒に使いたいアイテム
Echo DotなどのEchoシリーズ
Echo DotやEcho Dot with Clockなどの音声AI「Alexa」を搭載したスピーカーがあれば、Qrio Lockと連携が可能。
- 鍵をあけて
- 鍵を閉めて
- 今はロックされている?
などと声でAlexaに指示をすれば、音声で回答してくれます。
家族や子ども、友達などが来訪したとき、インターホンを確認したら「Alexa、鍵をあけて」といえば自動で鍵が開きます。

これほど便利な組み合わせはないほど、鍵まわりの連携は重宝して使えています!
Qrio Lockを操作するだけでいいなら、最もコスパよく手に入るEcho Dotを。
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Qrio Hub

Qrio Hubは、Qrio Lockを遠隔でスマホ操作するための別売りアイテムです。
例えば、職場で自宅を鍵を開けたりとき、外出して駅まで来て鍵の閉め忘れに気がついたときなど、自宅から離れた場所でQrio Lockを操作するために必要なのがQrio Hubです。

設置はとても簡単で、電源コンセントにQrio Hubを直接差し込むだけ。
あとはスマホアプリでQrio Lockと連携すれば準備完了です。自宅から離れた位置から鍵を遠隔操作できるようになります!

正直、最初からQrio Lockとセットで購入する必要はないです。しかし、いざという時に大変助かるアイテムなので、Qrio Lockを設置後に導入を考えるのがおすすめです!
Qrio Pad
Qrio Lockの鍵と連携すれば、スマホや鍵を持っていなくても暗証番号で鍵を開けられるようにできるのがQrio Pad。
工事不要の両面テープで設置でき、防水対応なので雨でも問題なし。
さらに、Qrioのカードを別途購入すれば、ホテルのようにカードをかざして解錠もできるように。
Qrio Lockの便利さをさらにグレードアップしたい方は、Qrio Padがおすすめです!
比較したいアイテム

同じスマートロックのアイテムで人気、有名なのがSwitchBotの「SwitchBotロック」です。
メインの機能は大きく変わらないので、値段や自分が持っている他のアイテムに合わせて比較してみるのがおすすめ。

実際に使ってみた感想としては、Qrio Lockの方が安定的に動作し、バッテリーの持ちもよかったため、筆者はかれこれ3年ほどQrio Lockを愛用しています!