
Amazon Echo Studioってどんなスマートスピーカーなの?

実際に使ってみてEcho Studioの評価はどう?レビューを見たい!

自分にEcho Studioはおすすめ?他のスマスピの方がいい?
そんな思いを持っている方のために、
この記事では、Amazon最高位スマートスピーカー『Echo Studioの実機レビュー』をご紹介します!

Amazonが販売する最高位のスマートスピーカー『Echo Studio』。
どんな人に、どんな使い方をするのがおすすめなのか。逆にどんな人には向いていないのかを一緒に見ていきましょう!
Amazon Echo Studio
筆者の評価:3.8 / 5.0
Amazon Echo Studio | |
発売日 | 2019年12月 |
カラー | チャコール、グレーシャーホワイト |
価格(税込) | 29,800円 |
サイズ | 高さ206mm、幅175mm |
重量 | 3.5kg |
オーディオ |
|
対応オーディオフォーマット |
|
対応音楽サブスク |
|
空間オーディオ | 対応 |
オーディオ入力 | 3.5mmミニジャック |
Zigbee接続 | 対応 |
Bluetooth接続 | 対応 |
- 音質
- 4
- 低音
- 4
- コスパ
- 4
- 連携性
- 4
- 接続性
- 3
使ってよかった
- ハイクオリティ音質や空間オーディオ対応が聴けてコスパ良し
- Fire TVシリーズを連携すれば自宅に映画館を簡単に作れる
- Amazon Music UnlimitedのUltra HD、HD、3Dの音源が聴けて、質感がすごくいい
- 2台のEcho Studioでさらにパワーアップ(コスパも良い)
使って残念だった
- スマホからの操作やAlexaで音声操作などはやや不安定なときがある
レビュー総評
Amazon Echo Studioは、自宅で音楽鑑賞や映画鑑賞をよりリッチに楽しむためのスマートスピーカー。
Alexaに遠隔で家電操作を指示したり、天気予報やニュースなどの音声操作はもちろんできるが、メインとなるのは『音質』だ。
そしてプラスして注目したいのは、ここまでハイクオリティな音源を聴けるにも関わらず、圧倒的なお得感ある値段で購入できること。
また、Amazon Fire TVシリーズと連携すれば、音楽だけでなく、映画やドラマ、アニメもEcho Studioで音声を出せ、ホームシアター構築が可能。
さらに、2台のEcho Studioを用意すればより音質をアップグレードでき、より自分が音に包み込まれるリアリティある視聴体験ができる。2台揃えても6万円で、このクオリティとコスパなら2台用意がむしろおすすめ。
コスパよく生活レベルが上げられるEcho Studioは、音響マニアやオーディオマニアではなく、普通の映画好き、音楽好きにおすすめしたい。
この記事の目次
Amazon Echo Studioを見ていく

こちらがAmazon Echo Studio。
円柱型のボディで、本体下部には低音を最大化するための開口部があり、Amazonのロゴのような口が笑っているようなデザインとなっている。
Amazonのロゴ
![]() チャコール | ![]() グレーシャーホワイト |
カラーは、黒っぽいチャコールと白のグレーシャーホワイト。
色が違うだけで、性能や値段は同じです。

サイズは、幅175mmと手のひらサイズ。

高さは206mmと、そこそこ存在感のあるスピーカーです。
重量は3.5kgと重ため。

テレビ台など高いところに設置したり、子どもがいる家庭では落下防止はしておきたいところです。

500mmペットボトルが小さく感じるほど、Echo Studioは存在感あります。

横にも縦にも大きめなので、事前に設置場所は確認しておいたほうがいいでしょう。
高さ206mm、幅175mm、重量3.5kg。

本体上部には4つのボタンとライトリングがあります。
左からマイクオフ、音量下げる、音量上げる、Alexa起動のボタン。

マイクオフボタンは、搭載されている音声AIアシスタントの「Alexa」と呼びかけても反応しなくなり、音声読み取りをオフにできるボタン。
オフ中はライトリングが赤く光り続けます。

音量は、手動でも音声でも操作でき、ライトリングで音量を確認しながら上げ下げが可能。
音声の場合は「音量を5下げて」や「音量を30%にして」とリクエストすれば、Alexaが自動的に設定してくれます。

アクションボタンは、手動でAlexaを起動するボタン。
「Alexa」と声をかけても起動しますし、マイクオフのときは手動でも起動ができます。

基本的にAlexaに声で操作指示できるので、わざわざEcho Studioまで行って手動でやる必要がないため、正直ボタンは使うことはほとんどなかったです。マイクオフだけ手動操作なので、たまに使うくらいでしょうか。

「Alexa」と声をかければ、マイクでそれを聞き取り、音声入力がオンの状態になります(ライトリングが青く光っているとき)。
あとは、聴きたい音楽をリクエストしたり、情報検索したり、会話を楽しんだりとAlexaを使って操作が可能です。
これは、Echo Studioだけでなく、Alexaが搭載しているすべてのデバイスで同じ機能が使えるので、以下の記事もチェックしてみてください。

本体下部に3つのポートが用意されています。
左からMicro-USB、電源ポート、オーディオ入力用3.5mmミニジャック。

Echo Studioを使うには基本的に付属する電源ケーブルをポートに接続するだけ。
有線でEcho Studioから音を出したい場合は、オーディオ入力用3.5mmミニジャックを接続する使い方も可能です。

Echo Studioは、音楽視聴だけでなく、Amazon Fire TVと連携することで、動画再生の音声も出せます(筆者はFire TV Cubeと連携)。
Amazon Prime VideoやNetflix、Youtube、Abema、ディズニープラスなどの主要動画サブスクに対応しているのも使いやすいポイントです。
また、Echo Studioを実際に設置するとその存在感はとても大きいので、テレビが小さいと違和感を感じることも。

筆者は最初32型のテレビを持っていて、その後にEcho Studioを購入したのですが、テレビとEcho Studioのサイズ感がちぐはぐで、さらに音はすごい良いのに映像はハイビジョンという違和感もあったので、55型テレビに変更しました。
個人がどう感じるかではありますが、Echo Studioという良い音が出せるスピーカーがあるなら映像にもこだわってみるのがおすすめです!

Echo Studio1台でも十分に活躍してくれるスマートスピーカーですが、部屋の大きさが15畳以上になると、音が拡散してしまってやや物足りなさを感じてしまいます。
そこで2台のEcho Studioを連携することで、より音圧を上げて部屋の広さに負けない音が出せるようになります。

Echo StudioとAmazon Fire TVを購入して、アプリで指示どおりに連携するだけで構築できちゃうので、むしろ初めてのホームシアター構築や少し自宅をリッチにしたいと考えている方におすすめ!
価格と購入方法
Amazon Echo Studioは、Amazon公式サイトから購入が可能。
2023年に入ってから5,000円値上がり、税込29,980円になっています。

たまにAmazonプライムデーなどで、以前の定価より安くなることはあるのですが、円安などでこの先さらに値上げが起こる可能性はゼロではないでしょう。
しかし、ここで伝えたいのは、Echo Studioだけでなく、Amazonのスマートスピーカーやスマートディスプレイは、ほぼ原価に近い価格で売られています。
というのも、Amazonは、これらの製品販売で儲けようと考えておらず、購入後のAlexaを使用したお買い物などで利益を出そうとしているため、製品を買ってもらうことを優先しているのです。
なので、EchoデバイスはAmazonで最も売れている商品の一つですし、競合のAppleやGoogleよりも比較的高スペックのデバイスが安く手に入るのです。
「コスパが良い」と聞くと、「そこそこの質のものが多く手に入る」や「すごく安くそこそこのものが手に入る」みたいなどちらかというと「低価格」にフォーカスされがちです(高価なブランド品でコスパがいいとはあまり聞かないですよね)。
けれど、そのブランド品に当てはまるのがこの『Echo Studio』!!
音のレベルは、スマートスピーカーの中でも高レベルの層にいながら、値段がグッと抑えられている。Amazonだからこそそれができており、ここまでコスパ良く高い音質のスマートスピーカーは手に入らないでしょう。

そう考えると、Echo Studioはなおさら2台持っておきたいところですし、実際に2台持ちにしてみて満足度は本当に高くて気に入っています!
実際に使ってみて
Amazon Echo Studioを実際に使ってみて感じた良かったところ、そして、注意したいところがあります。
- ハイクオリティ音質や空間オーディオ対応でコスパが良い
- Fire TVシリーズを連携すれば自宅に映画館を簡単に作れる
- Amazon Music UnlimitedのUltra HD、HD、3Dの音源が聴ける
- 2台のEcho Studioでさらにパワーアップ(コスパも良い)
- スマホからの操作やAlexaの音声操作がやや不安定
- 本体開口部の掃除が必要

この後に、『おすすめの人』と『一旦検討したほうがいい人』も解説していくのでチェックしてください!
ハイクオリティ音質&空間オーディオ対応
Echo Studioの最大の特徴は、『音質に対してコスパが良すぎる』ということ。
この『音質』とは、そこそこ良いというレベルではなく、映画館を自宅に作るようなそんなレベルです

また、高域から低域まで輪郭のしっかりとした芯のある音が出せますが、AlexaアプリからEcho Studioの音質を細かくカスタムすることも可能です。

賃貸だし低音が響いて心配。
という方は、「ベース」を弱めたり。

しっかりと低音を味わいたい!
という方は「ベース」を強めたり。

音のバランスをしっかりと取りたい!
という方は、「ミドル」を少し上げてみたり。
など、自分の音の好みや環境に合わせて音質を変化させられるのは便利ですし、視聴体験もグッドです!

また、Echo Studioには『ルームアダプション技術』が搭載しており、設置した場所の音響特性をEcho Studio自ら分析することができ、どこに置いても、どこで聴いても没入感のある音が楽しめるようになっています。

さらに、プライムビデオのDolby AtmosやAmazon Musicの空間オーディオにも対応するので、Echo Studio1台あるだけで自宅の音声体験は格段にレベルアップします!
音質は画質よりも質の良さがわかにくかったり、人それぞれなところがありますが、Echo Studioがあれば確実にテレビのスピーカーよりも素晴らしい体験はできます!
Amazon Fire TVと連携

Echo Studioを購入するのであれば、同じAmazonブランドの『Fire TV Stick』や『Fire TV Cube』も用意することをおすすめします。
それは、Echo Studioだけだと音楽やラジオを聞く、音声で情報を得るなど、耳だけで使うデバイスになってしまうからです。
Echo Studioではなく、下位スマスピの『Echo Dot』や『Echo』であるならそれでもいいですが、最高位スマートスピーカーのEcho Studioで音声だけはもったいない。
テレビでAmazon Prime VideoやNetflix、ディズニープラスなどの動画サブスクが使えるFire TVシリーズと連携させて、テレビのスピーカーではなく、より映画館に近い音質で動画サブスクを楽しむのがおすすめ!
2台あればそれはもうホームシアターの構築がほぼ完了しますが、まずは1台からでも十分です。
Amazon Fire TVシリーズで購入するのであれば、4K映像に対応する『Fire TV Stick 4K』か『Fire TV Stick 4K Max』、『Fire TV Cube』がおすすめ。

Echo Studio1台でも十分、2台あればより良いですが、さらに音を求めるならサブウーファーの『Amazon Echo Sub』を追加するのもいいでしょう。
Echo Studioでは表現しにくいより深みと重みのある低音を出す役割をEcho Subが担当してくれるので、さらに音リッチ度増し増しです!
Fire TV Cube、Echo Studio2台、Echo Subがあれば、映画館が家に完成します。

ちなみに筆者は賃貸の2階に住んでいるのですが、このEcho Subの低音が良い意味ですごすぎて、音漏れや響きが心配でプライベートでは使用できていません…
戸建てや近隣住民と距離がある家などでは、思う存分音をアップグレードするのもおすすめです!
Amazon Musicの高音質が聴ける
Echo Studioは、高音質の音源や空間オーディオに対応したスマートスピーカーですが、そもそもその音源がそれらに対応していないと意味がありません。
例えば、Echo StudioでApple MusicやSpotifyで音楽を再生しても、Echo Studioの音質は良いですが、音源が超高音質や空間オーディオに対応できないので、もったいないのです。
そこで一緒に使用したいのが『Amazon Music Unlimited』。
Amazonの音楽サブスクで、Ultra HDというハイレゾ音源や自分の周りで演奏しているかのような空間オーディオの音源に対応しているので、Echo Studioとの相性が抜群です!

Amazon Music Unlimitedの楽曲に「3D」の表記がある音楽は空間オーディオに対応。
空間オーディオとは、そのままの通り「音に空間を感じられる音楽」ということです。
例えば、ボーカルが自分の周りで実際に歌っているような、ギターが右の方にいて、ドラムが奥の方にいて、ベースが左の方にいる、みたいな音の位置感覚をリアルに体感できる音源。
Echo Studioがそもそも空間オーディオに対応しており、Amazon Music Unlimitedの音源も対応しているので、せっかくEcho Studioを購入するのであれば、Amazon Music Unlimitedで音楽を聞くのがおすすめです!
※Apple Musicにも空間オーディオの音源はありますが、Echo Studioでは非対応。

空間オーディオだけでなく、Amazon Music Unlimitedでは『Ultra HD』という超高音質のハイレゾ音源にも対応。
通常の音楽サブスクの音源は、「データの軽さ」や「通信の速度」を求めるために、音質を犠牲にして楽曲ファイルを圧縮しています(犠牲といっても人間の耳で判断しにくい音から圧縮しているため感じ方は人それぞれ)。
しかし、ハイレゾはアーティストが演奏した生の音にできるだけ近い形で、そのまま音楽を聴けるのでより音のクオリティが高いのです。

空間オーディオもUltra HDも、Amazon Music Unlimitedで利用でき、通常のサブスク料金から追加料金はかからないので、Echo Studioで音楽を聴くならAmazon Music Unlimited一択でおすすめです!
👉 Amazon Music 9つの料金プラン!UnlimitedとPrimeはいくら?
2台のEcho Studioでさらにパワーアップ

Amazonは、Echo Studio本体の販売で儲けようとは考えておらず、購入後にAlexaを使ったAmazonショッピングなどで利益を出そうと考えています。
そのため、できるだけEcho Studioなどのデバイスを売りまくって、Alexaを使ってもらうことを優先しているのです。
我々消費者からすると、ほぼ原価に近い値段でここまでクオリティの高いスマートスピーカーが手に入るのはメリットでしかなく、こんなことができるのはAmazonくらいです(そのため2022年の第1四半期だけでAmazonのAlexa開発チームが所属する部門では約4200億円の損失を出しているほど)。
そんなEcho Studioなので、1台でも十分活躍してくれるのですが、2台あるとさらにレベルアップ感がすごいです。

1台でも2台でも変わらなくない?
と感じる方もいると思いますが、設置する部屋(テレビのあるリビングがおすすめ)が15畳以上あるなら、1台だと音が拡散してしまって音に包まれている感が薄くなってしまうので、2台あったほうが体験としては映画館に近くなります。

いきなり2台購入するのはハードルも高いと思うので、2台目を視野に入れつつまずは1台からはじめてみてください。きっと2台目がほしくなるはずです!
スマホからの操作やAlexaの音声操作がやや不安定
音質やコスパの良さはありますが、1点使っていて気になるのが『動作がやや不安定なときがある』ということです。
致命的なエラーや不具合ではないのですが、例えば一時的に動作が重くなったり、音楽を再生しても遅れて再生したり、Alexaにリクエストしても反応しなかったりといったことがたまにあります。
2回目のリクエストでちゃんと反応したり、アプリの再起動で直ることがほとんどで、頻度としても多くはないのですが、たまに気になる点があることはお伝えしておきます。
これは、筆者の環境が良くない可能性もあって、Echo Studioなどを自宅のWi-Fiに20台以上接続していたり、Echo Studioなどを管理するAlexaアプリに30台以上連携しているのでパンクしている可能性もあります。
けれど、知人の家や家族の家でもたまにあることは聞いているので、使い物にならないほどではないのですが、購入前に知っておいてください。

頻度としては本当に少ないのでちゃんと使い物になるのですが、ここでわざわざ気になる点として伝えている理由が1つあって、それがAppleのスマートスピーカーが安定的過ぎるためです。
Appleが発売しているHomePodやHomePod mini、Apple TV 4Kなどのデバイスは、連携性と安定性が抜群に良くて、設定一つでも、操作一つでも簡単でわかりやすくスムーズにできる体験は本当に心地よいものです。
iPhoneなどAppleデバイスで縛られるというデメリットと値段が高めですが、使用体験にも重きを置くiPhoneユーザーであるなら、Apple製品からチョイスするほうが満足度が高くなるのでおすすめです。
👉HomePod miniをレビュー!音質や機能、3つの注意点とは?
2022年版Apple TV 4Kをレビュー!モデルの違いやおすすめの人とは?
本体開口部の掃除が必要

Echo Studioは、本体下部に低音を響かせるための開口部があります。
このおかげでEcho Studioの低音は広がるようにしっかりと響いてくれるので、音質の面ではありがたいです。

一方で、どんなに毎日部屋を掃除していても長く使っていると開口部の中にホコリが溜まってしまいます。
自宅にあるすべてのものがそうですが、この開口部の中まできれいにするには細いホコリ取りが必要です。
自宅の環境的にも、衛生的にも掃除は必要ですが、ホコリが溜まりすぎて低音が損なわれる可能性もゼロではないので定期的な掃除は覚悟しましょう。
今すぐ購入したいおすすめの人
- 映画、音楽を自宅で楽しむ人・好きな人
- コスパよくレベルの高い音質を求める人
- すでにAmazon Fire TVシリーズを持っている人

このような方に、Echo Studioはおすすめです!
Echo Studioの特徴を一言でいうなら、『映画館のような音声体験をコスパよく自宅に導入できるスマートスピーカー』です。
自宅で映画や音楽を楽しむ人で、じっくりと音に浸れる心地良さや使うたびにワクワクするような音声体験をしたいならまずは1台から使ってみてください。
ここでいう「自宅で映画や音楽を楽しむ人」とは、オーディオ・ビジュアルが好きな人や知識のある人、音響設備に得意な人ではありません。
Echo Studioの次の特徴として、スマホとアプリから簡単に設定ができることです。そのためまったく知識いらずで購入から設定、視聴までができるので、むしろ「機会が苦手な人」や「設定が難しそうと思っている人」におすすめしたいです。
ここまでシンプルな操作体験で、自宅を映画館のようなクオリティにでき、この音質にしてはコスパが良すぎるということを考えると、おすすめ度はとても対価です。
また、Amazon Fire TV Stickをすでに使っていて、テレビのスピーカーでは物足りなさを感じていたり、もっといい音で映画や音楽を楽しみたい人も、スマホアプリから簡単に連携できるのでおすすめです!
一度検討が必要な人
- iPhoneを使っていて、音質だけでなく、使用体験のクオリティも求める人
- Apple TVやGoogle Chromecastをすでに使っている人
上記に当てはまる方は、一度立ち止まって別の選択肢がないか検討してみてもいいでしょう。
まず、『iPhoneを使っていて、音質だけでなく、使用体験のクオリティも求める人』について。
これは、Echo Studio(だけでなく他のAmazonスマスピも含めて)を実際に使ってみて気になった点ですが、たまに動作が不安定なときがあります。
頻度としては、毎日使っていても月に4~5回あるかないかくらいで、再起動をすればすぐに解決するので、今すぐ使いたいときでもそこまで支障はありません。
どんなデバイスでもそういった一面があるのは仕方ないことですが、実際にあることは確か。
そう考えると、Appleが販売しているスマートスピーカー『HomePod』や『HomePod mini』の安定性は本当に安心できます。
iPhoneがバグって使えなくなることってほぼないですよね。それと一緒で、同じAppleだからこその安定感があり、iPhoneとの相性も良いので連携性も抜群です。
しかし、同程度の音質レベルで音を聴くには、Echo Studioに約2万円ほどプラスしないといけないので、コスパはやはりEcho Studioに軍配です。一度検討してみてください。
👉2022年版Apple TV 4Kをレビュー!モデルの違いやおすすめの人とは?
👉HomePod miniをレビュー!音質や機能、3つの注意点とは?
次に、『Apple TVやGoogle Chromecastをすでに使っている人』。
これらのデバイスですでにテレビやモニターで動画サブスクを使っているなら、Echo Studioの連携はできません。
それぞれ対応した同じブランドのスマートスピーカーを購入すれば、テレビのスピーカーではなく、より良い音のスマートスピーカーで音声が出せます。
すでに持っているデバイスを無駄にしたくないならEcho Studioではなく、同じブランドからチェックしましょう。
👉2023年版|Siriが使える8種類のデバイスとは?おすすめはどれ?
👉2023年版|Googleアシスタントを使う7つの方法とは?Googleデバイスも紹介!
しかし、Echo Studioと同等の音質で、コストも抑えられたスマートスピーカーはなかなかありません。
コストとパフォーマンスを天秤にかけたとき、Echo Studioと一緒にFire TVシリーズも一緒に買ってしまう選択もありです。
Fire TV Stick 4Kなら4Kに対応して7,480円なので、こちらもコスパ良し。
今使っているApple TVやChromecastはサブ機にして、メインのリビングなどをEcho StudioとFire TVで固めてしまう手もありでしょう!
一緒に使いたいデバイス
Amazon Fire TV Stick
Echo Studioを購入するなら、Fire TV Stickは必須アイテム。
Echo Studioだけだと、その音質の良さを活かすシーンは『音楽を聴く』だけになってしまいます。
しかし、Fire TV Stickがあれば、音楽だけでなく、動画サブスクの映画やドラマ、アニメでも楽しめるのです!
![]() | ![]() | ![]() | |
値段 | 4,980円 | 7.480円 | 9,980円 |
対応Wi-Fi | Wi-Fi5 | Wi-Fi6 | Wi-Fi6E |
映像 |
|
|
|
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
対応動画サブスク (主要サービス) |
|
3モデルあるFire TV Stickですが、最大の違いは「対応する映像」です。
Fire TV StickのほうはHD画質なので一般的な普通の映像ですが、Fire TV Stick 4KやFire TV Stick 4K Maxは4Kに対応するので、よりきれいな映像で動画が楽しめます。
オーディオ性能は同じなので、Echo Studioの良さが損なわれることはどちらもありませんが、せっかく音が良いので映像も良くできる4K Maxのほうがおすすめです!
しかし、テレビやモニターも4K映像に対応していることが必須なので注意しましょう。
👉Amazon Fire TV Stickができること4選!コスパよくテレビで動画作品が観られる
Amazon Fire TV Cube
Fire TV Stickの上位互換がFire TV Cube。
映像やオーディオの性能は、Fire TV Stick 4KやFire TV Stick 4K Maxと同じなので、実際に音楽を聴いたり動画を観たりする体験は変わりありません。
違う点としては、以下4つです。
- Alexaをリモコンなしのハンズフリーで起動できる
- スピーカーが内蔵
- ビデオ通話対応
- イーサネットポートあり(有線でインターネットを接続できる)
より使い勝手を良くしたいなら、Fire TV Cubeをおすすめしますが、視聴体験は4K Maxと変わらず、値段は19,980円(税込)と約3倍ほどするので、コスパよくいくならFire TV Stick 4K Maxが最もおすすめです。
Amazon Fire TV Cubeができること7選!上位機種にするメリットとは?

Amazon Echo Studioは、自宅をコスパ良くグレードアップできる高音質スマートスピーカー。
設定や操作もスマホで簡単にできるため購入後も安心に使えます。
自宅の音声体験をリッチに、コスパ良く生活レベルを上げたいなら『Echo Studio』おすすめです!