
Echo Dotを2台持っているんだけど、ステレオに設定できるの?

Echoデバイスをステレオペアに設定するにはどうしたらいい?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、『2台のEchoデバイスをステレオペアに設定する方法』を解説していきます。

ステレオペアに設定することでより音に包み込まれているような感覚、左右の音によりリアリティのある感覚で音楽が楽しめるので一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
ステレオペアに設定できるEchoデバイス
Amazonから発売されているスマートスピーカーのEchoシリーズ4種は、すべての端末でステレオペア設定が可能。
- Echo Dot(第3世代)
- Echo Dot(第5世代)
- Echo Dot with Clock(第5世代)
- Echo
- Echo Studio
Echo Dot(第3世代)
Echo Dot(第3世代)は、Alexaを使うのがメインのスピーカーで、音楽を聴くときは「楽しむ」というよりも、「ながら聴き」の使い方がよいです。
ステレオペアも可能ですが、ステレオペアは「音楽を楽しむため」の使い方なので、音楽をコスパ良く聴くならできればEcho Dot(第5世代)がおすすめです!
Echo Dot(第5世代)
Amazonスマートスピーカーの中で最も安く購入できる下位モデル『Echo Dot』。
デスクの上、ベッドサイド、キッチンボードなど限られた範囲での使用に最適な音質で、ステレオペアにするのであれば自分を中心に左右に設置するのがおすすめ。
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Echo Dot with Clock
Echo Dotの本体に時計表示が可能になったモデル『Echo Dot with Clock』。
Echo Dot with Clockを2台用意してステレオペアにする必要はないので、Echo Dotとステレオペアにしてデスクの左右に置けば音楽のリッチさと時計も確認できておすすめです!
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Echo
Amazonスマートスピーカーの中堅モデル『Echo』。
下位モデルEcho Dotにはないウーファーを搭載することで低音がしっかりと出るようになり、上位モデルのEcho Studioより価格が半額ほどに抑えられたバランスタイプで手に入れやすいです。
2台用意すればリビングでも迫力のある音で音楽が楽しめ、Amazon Fire TVシリーズと連携すれば動画もステレオで楽しめます。
👉 Echo(第4世代)ができること4選!DotやStudioとの比較もあり
Echo Studio
Amazonスマートスピーカーの最上位モデル『Echo Studio』。
1台でも十分良い音が楽しめますが、2台用意してステレオペアに設定することで映画館バリの音声体験が楽しめます。
また、Amazon Music Unlimitedの空間オーディオやハイレゾ音源にも対応するため、これ以上の音楽体験はないほど生活レベルが上がる選択肢となり、Amazon Fire TVシリーズと連携すれば映画館のクオリティで映画楽しめます。
👉 Amazon Echo Studioをレビュー!6つの注目ポイントとは?おすすめの人・検討したい人を徹底解説!
ステレオペアに設定できる組み合わせ
Echoデバイスでステレオペアにするには2台のEchoデバイスが必要ですが、その組み合わせも重要です。
対応しないデバイスもあるので、必ず事前にステレオペアができるデバイスの組み合わせを確認しておきましょう。
Echo Dot(第3世代)とステレオペアにできるデバイス
- Echo Dot(第3世代)
- Echo Dot with clock(第1世代)
第3世代のEcho Dotとステレオペアにできるのは、同じ世代のEcho Dotまたは初代Echo Dot with Clockです。
初代Echo Dot with Clockは現行モデルではないため、新しく用意するならEcho Dot(第3世代)のみとなります。
Echo Dot(第5世代)とステレオペアにできるデバイス
- Echo Dot(第5世代)
- Echo Dot with clock(第5世代)
- Echo Dot(第4世代)
- Echo Dot with clock(第4世代)
Echo Dot(第5世代)とステレオペアにできるのは、同じ第5世代か前モデル第4世代のEcho Dotです。
第4世代のEcho Dotは、第5世代と同じ球体ボディのためステレオの相性はいいですが、第5世代のほうが音質がレベルアップしているのでやや違いを感じるかもしれません。
新しく用意するならEcho Dot(第5世代)2台がおすすめ!
Echo Dot with Clock(第5世代)とステレオペアにできるデバイス
- Echo Dot(第5世代)
- Echo Dot with clock(第5世代)
- Echo Dot(第4世代)
- Echo Dot with clock(第4世代)
Echo Dot(第5世代)と同様に、同世代や前世代のEcho Dotシリーズに対応しています。
時計は1台のwith Clockモデルで見られれば十分なので、2台連携する必要はEcho Dot(第5世代)がおすすめです!
Echo(第4世代)とステレオペアにできるデバイス
Echo(第4世代)は同世代でのみ連携が可能。
デスクのうえでリッチに音楽を聴くのも良し、テレビの前に置いてホームシアター的に使うのも良し。
また、Amazon Fire TV Stickと2台のEchoを連携すれば、動画サブスクの音声もステレオで出せるので、Amazonデバイスで連携するのがおすすめです!
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Echo Studioとステレオペアにできるデバイス
Echo Studioと連携できるのはEcho Studioのみ。
ステレオペアで使用するならテレビ前が絶対的におすすめで、さらFire TV Stick 4K MaxやFire Tv Cubeと連携すればホームシアターが完成!
音楽も映画もリアリティのある極上空間で楽しめるので、Amazonデバイスで最高品質を求めるならEcho Studio2台がおすすめ!
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ステレオペアに設定する方法
Echoデバイスをステレオペアに設定するには、以下の手順で行っていきます。
- AlexaアプリとEchoデバイスの準備
- アプリを起動して「デバイス」から「スピーカー構成」を選択
- 「ステレオペア」を選択
- 連携する2台のEchoデバイスを選択
- 左右の位置を設定
- ステレオペアの名前をカスタマイズ
- 設定完了
ステップ1:AlexaアプリとEchoデバイスの準備
ステレオペアで音楽を聴くには、2つの必要なものがあります。
- Alexaアプリ
- Echoデバイス(ステレオペアに対応する2台)
準備をしたらEchoデバイス1台ごと初期設定は済ませておきましょう。
Alexaアプリは以下から無料でインストールでき、Echoデバイスの初期設定もAlexaアプリで行っていきます。
ステップ2:アプリを起動して「デバイス」から「スピーカー構成」を選択
Alexaアプリを起動したら、画面下部の「デバイス」を選択して、下へスクロールしたら「スピーカーを構成」を選択。
ここからステレオペアの設定やホームシアターなどの設定が可能です。
ステップ3:「ステレオペア」を選択
スピーカー構成の設定は3つありますが、ここでは「ステレオペア」を選択します。
- マルチルームミュージック:
例えば、リビングと寝室のEchoデバイスで同時で音楽を再生するなど、複数の部屋でEchoデバイスを使う設定 - ホームシアター:
Amazon Fire TVシリーズとEchoデバイスを連携して、動画再生の音をEchoデバイスから出す設定 - ステレオペア/サブウーファー:
2台のEchoデバイスやサブウーファーと連携する設定
ステップ4:連携する2台のEchoデバイスを選択
ステレオペアで連携する2台のEchoデバイスを選択します。
連携は対応するEchoデバイス同士でないといけないので、この記事の「ステレオペアに設定できる組み合わせ」を確認してください。
対応しているデバイス同士なのに連携ができない場合は、同じWi-Fiに接続しているか確認しましょう。同じWi-Fiでも2.4GHzと5.0GHzは別物と判定されるため注意。
ステップ5:左右の位置を設定
ステレオペアは、左右の音を分けて出すため、スピーカーの設定場所を設定します。
「スピーカーの切り替え」をタップするとAlexaが音声どちらが右と左をそれぞれ教えてくれますが、それぞれのデバイスの名称を変更しておくとわかりやすくておすすめ。
ステップ6:ステレオペアの名前をカスタマイズ
最後に、2台のステレオペアの名前を設定します。
例えば「リビング」という名称をつけた場合、「Alexa、リビングで音楽を再生して」とリクエストすればそのステレオペアのEchoデバイスで音楽を再生してくれるので、わかりやすく声に発しやすい名前をつけるのがおすすめ。
ステップ7:設定完了
Alexaアプリの「デバイス」メニュー下部に設定したスピーカーグループが表示されていれば連携完了です。
ステレオペアを解除する方法
設定済みのステレオペアを解除するには、以下の手順で行っていきます。
- Alexaアプリを起動
- 画面下部の「デバイス」を選択
- 画面下部にある解除したいステレオペアを選択
- 設定画面で「ペアリング解除」で連携を解除
これは「ペアリングの解除」だけなので、Alexaアプリのデバイスからは消えません。
再度ステレオペアに設定したいなら、ペアリングの設定のみでOK。
ペアリングできないときの原因と対処法
Echoデバイスをペアリングできないときの原因は、以下3つがあります。
- デバイス同士が対応していない
- デバイス同士が同じWi-Fiに接続されていない
- アップデートできていない
デバイス同士が対応していない
Echoデバイスのペアリング設定は、対応したいEchoデバイス同士でないと設定できません。
この記事の「ステレオペアに設定できる組み合わせ」を確認して、自身が連携しようとしているEchoデバイスを確認しましょう。
デバイス同士が同じWi-Fiに接続されていない
対応しているデバイス同士でも連携できない場合は、同じWi-Fiに接続されていない可能性が高いです。
「同じWi-Fi」とは、2.4GHzと5.0GHzは別ものと認識されるため、Wi-Fi設定を変更して完全に同じネットワークになるように設定しましょう。
場合によっては、Wi-Fiルーターの設定で自動的に振り分けなどもあるため、こちらはルーターの設定を見直して変更します。
アップデートできていない
アップデートを確認するのは以下2つですので、最新のバージョンがないか確認して、あれば更新をしましょう。
- スマホ本体
- Alexaアプリ
ステレオペアで音楽を聴く方法
ステレオペアに設定したEchoデバイスで音楽を聴くには、以下3つの方法があります。
- Alexaにリクエストする
- 他のデバイスからAlexaにリクエストする
- Amazon Musicで連携して聴く
Alexaにリクエストする
ステレオペアに連携したEchoデバイスのAlexaに音楽再生をリクエストします。
- 音楽をかけて
- (アーティスト名)を流して
- (曲名)を再生して
- (アルバム名)をかけて
- (音楽ジャンル名)を流して
- (気分・シーン)いおすすめの曲をかけて
- おすすめの曲をかけて
など様々なリクエストに対応してくれるので、色々と音楽再生の方法をAlexaで試してみてください。
他のデバイスからAlexaにリクエストする
スマホや他のEchoデバイスのAlexaに音楽再生をリクエストすることも可能。
例えば、「リビング」という名前でステレオペアを構成した場合、「Alexa、リビングで音楽をかけて」をリクエストすればOKです。

Amazon Musicで連携して聴く
音楽を聴き放題できるAmazon Musicの場合、アプリから接続先をステレオペアに設定できます。
他の音楽サブスクはBluetoothデバイスなどを選択可能ですが、ステレオペアに設定したEchoデバイスの選択はできないので、Echoデバイスで音楽を聴くならAmazon Musicが最も便利でおすすめ!
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すべてのEchoデバイスを連携する方法
この記事の「ステレオペアに設定できる組み合わせ」で紹介している組み合わせは、ステレオペアに設定する場合であり、ステレオペアでない方法なら複数端末でEchoデバイスを連携できます。
ステレオとは、左右で違う音を出すことで音全体に立体感を感じられる再生のこと。そのため対応するデバイス同士でしかペア設定はできません。
以下の手順で複数台のEchoデバイスを連携できます。
- AlexaアプリとEchoデバイスの準備
- アプリを起動して「デバイス」から「スピーカー構成」を選択
- 「マルチルームミュージック」を選択
- 連携するEchoデバイスを選択
- ステレオペアの名前をカスタマイズ
- 設定完了
手順3では、マルチルームミュージックを選択してください。
ここで「ステレオペア/サブウーファー」を選択すると、ステレオペアの設定となります。
また、Echoデバイスを複数台持っているのにマルチルームミュージックで連携できない場合は、同じWi-Fiに接続されていない可能性が高いです。
2.4GHzと5.0GHzは別物となるため、Wi-Fiルーターの設定を確認したり、EchoデバイスのWi-Fi接続先を変更してから再度設定しましょう。