
Googleのスマートスピーカー『Google Nest Audio』ってどんなことができるの?

Google Nestシリーズのスマートスピーカーで、Google Nest Audioはどんな立ち位置?どんな人におすすめ?

Google Nest Audioが気になるけど、自分が買って損しないかな?
そんな思いを持っているあなたのために、
この記事では、Googleから発売されている最上位スマートスピーカー『Google Nest Audioができること』を解説します!

Google Nest Audioは、Googleが発売しているスマスピの中では最上位ですが、スマスピ市場で見ると中堅クラスになるので、同価格帯のAmazon Echoとの比較も一緒にご紹介します。
この記事の目次
Google Nest Audioができること
- Googleが作った、縦型の音質重視スマートスピーカー
- Googleアシスタントに機能を声で指示する
音質重視のスマートスピーカー

Google Nest Audioは、約1.2万円で購入できるGoogle純正のスマートスピーカー。
他にはGoogle Nest Miniという約6千円で購入できるグレードが下がったモデルもあります。
両者を比べると、Google Nest Audioのほうがサウンドの圧力が強く、音場も広がるのでより大きな部屋(10畳以上)でも臨場感ある音が楽しめます。

Google Nest Audioか、Miniか、どちらの選択をするかは「どのくらい良い音で聴きたいか?」で選択してしまってOK!その他の機能面は同じです。
Googleアシスタントで音声操作
Google Nest Audioを最も使うシーンであり、購入後には絶対使いこなしたい機能が「Googleアシスタント」です。
Googleが開発した音声AIアシスタントで、iPhoneのSiri、AmazonのAlexaと同じイメージ。
このGoogleアシスタントが搭載されたGoogle Nest Audioに声で指示することで、様々なリクエストに答えてくれます。

Googleアシスタントは下位機種のMiniでも同じことができるので、Google Nest AudioとMiniの違いは『音質』だけです!
特にチェックしておきたいGoogleアシスタントにリクエストできる機能は以下の4つ。
- 音楽再生:音楽サブスクやBluetoothで音楽を再生する
- 音声検索:Googleで音声検索ができる
- Googleサービスとの連携:GoogleマップやGoogleカレンダー、Youtube Musicなどを声で操作できる
- 家電の音声操作:Googleアシスタントに対応したスマート家電を音声操作できる

Googleアシスタントは、すべてのGoogle Nestシリーズに搭載されており、メイン機能でもあるので、以下の記事は必見です。
Google Nest AudioとMiniの違い
Googleから発売されている2つのスマートスピーカー『Google Nest Audio』と『Google Nest Mini』の違いは、音のパワフルさとそれに伴うサイズと値段です。
![]() Google Nest Audio | ![]() Google Nest Mini | |
音のパワフルさ | 中 | 低 |
サイズ | 高さ175mm、幅124mm | 高さ42mm、直径98mm |
値段 | 11,550円 | 6,050円 |
ここでの「音のパワフルさ」とは、クリアな音質で聴ける音量の幅と音場の広さを示しています。
実際に聴き比べても明らかにGoogle Nest Audioのほうが音のパワフルさがあり、より音楽を体全体で受け止めている感覚になれるので、音声体験はGoogle Nest Audioが優勢です。
一方で、搭載しているスピーカーが多くなるのでその分サイズが大きくなり、Google Nest Audioのは大きくなります。Miniよりも高さがあるので設置場所の選択肢は減り、壁掛けもできません(Miniは壁掛けOK)。
音声体験のレベルさの違いから料金は約2倍ほど違います。

音楽を聴く頻度が多いならGoogle Nest Audioを。
一方、Googleアシスタントを使った便利機能がメインならMiniがおすすめ!
Google Nest AudioとAmazon Echo
Google Nest Audioと同じ価格帯で比べられやすいのが、Amazonの『Echo』です。
![]() Google Nest Audio | ![]() Amazon Echo | |
料金 | 11,550円 | 11,980円 |
サイズ | 高さ175mm、幅124mm | 高さ133mm、直径144mm |
ボディ | 縦型 | 球体 |
スピーカー |
|
|
音声AIアシスタント | Googleアシスタント | Alexa |
約1,000円の価格差で、サイズ感も機能面でも大差ないGoogle Nest AudioとAmazon Echo。
その大きな違いは、音の広がり方と音声AIアシスタントにあります。
音の広がり方
音の広がり方は、Amazon Echoのほうが若干良さげに聴こえます。
搭載されているスピーカーは、Amazon Echoのほうがツイーターが1つ多く、球体の形をしているため設置した場所から立体的に360度広がっている感覚がありました。

しかし、圧倒的な差ではなく、ちゃんと聴き比べてわかる程度の誤差です。
どっちのスマートスピーカーを使っても、ほぼ同じような音声体験はできます。
それ以上に注意したいのが、次の音声AIアシスタントです。
音声AIアシスタント
Google Nest AudioにはGoogleアシスタントが、Amazon EchoにはAlexaの音声AIアシスタントが搭載。
この音声AIアシスタントの違いには、大きく2つの注意点があります。
- 対応しているスマート家電が違う
- 使える機能が違う
対応しているスマート家電が違う
例えばスマートライトを購入したとして、それがGoogleアシスタントかAlexaかのどちらに対応しているかは、その製品次第です。
また、自宅にGoogleアシスタント搭載のスピーカーとAlexaスピーカーの別々のものがあると、お互いに連携が取れなくなってしまいます。
そのため、スマート家電を購入する際は自分が持っている音声AIアシスタントに対応させる必要があり、さらに自分が持っているスマート家電も同じ音声AIアシスタントで統一すしたほうが連携性は良いです。

2022年10月4日に、異なる音声AIアシスタントでも「Matter」という規格に対応していれば、互換性を持って利用できるようになりました。
しかし、まだまだ対応している製品は少ないため、現時点ではなるべく同じ音声AIアシスタントに揃えることをおすすめします。
使える機能が違う
GoogleアシスタントとAlexaは同じ音声AIアシスタントですが、それぞれ特徴があります。
- Googleアシスタント
- YoutubeやGoogleマップなど、Googleサービスとの連携に優れる
- 検索の精度が高い
- Alexa
- AmazonショッピングやAmazon Musicなど、Amazonサービスとの連携に優れる
- 追加できるスキル(例えるならスマホのアプリ)が多い

自分がよく使うサービスや使うシーンによってどちらを選択するか決定することをおすすめします!
以下の記事でより詳しい特徴や選び方も解説しているので必見です。